約 2,010,904 件
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/949.html
426 :名無しさん(ザコ):2013/03/03(日) 23 37 44 ID 52f7BOWM0 竜騎将バラン(ダイの大冒険) 魔王軍6大軍団長最強の将にして、当代の竜の騎士。そして主人公ダイの実の父。 共演が売りのSRCではぜひオルテガ・パパス・バランの親父トリオが見たい所である。 パイロット側では格闘158、技量185というのが目を引くが、一方で集中を持つのに回避が133しかないのがちと残念。 運動性は70とそこそこあるが、素の回避はあまり期待できない。一方、切り払い初期Lvが3で最大7まで成長するため、 切り払い可能な攻撃は次々捌いてくれるかもしれない。 ユニット側はHP5500、装甲1200とスーパー系寄り。2Pがなく、遠距離戦の燃費が少々悪いので融通が効きにくいところもあるが、 後に本家にも逆輸入された攻撃力2400の必殺技ギガブレイクの威力はボス戦では魅力充分。 敵時には原作同様喰らったら一撃KOだが、味方としてはかなり頼もしい。 だが、更に強烈なのが、気力130からの竜魔人モード。この形態になると、防御力・攻撃力共に強化されるが、 もっとも凶悪なのは、かめはめ波…もといドルオーラ。攻撃力3000と、脇役の最大火力としては究極クラス。 しかもENが220と豊富なため、余裕があれば2発ぶっ放せる。熱血かけたこれを2発喰らってまだ生きているのは ボスランク4以上の奴くらいだろう。 総合的には、どちらかというと決戦兵器型。息子ダイがザコ戦からボス戦まで幅広くこなせるのに対し、 バランはザコ戦もできないわけではないが、大物に限定して使うのがお似合い。ザコ戦では無消費の真魔剛竜剣でなるべく 力は温存しておき、ボス相手には出し惜しみせずギガブレイクやドルオーラを叩き込むべし。 最初に気合を覚えるので、気力不足はそこまで気にしなくてもいいだろう。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31478.html
登録日:2015/02/26 Fri 02 54 58 更新日:2024/07/20 Sat 00 57 14 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 2度あることは3度ある コメント欄ログ化項目 ダイの大冒険 ドラクエ ハーフ ラーハルト 勇者ダイのパーティー 半魔族 哀しき悪役 復活 忠義 忠臣 最速 槍使い 死んだと思ったら生きてた 混血児 石田彰 神速 竜騎士 竜騎衆 筆頭 超竜軍団 部下 鎧の魔槍 陸戦騎 魔族 陸戦騎!ラーハルト推参!! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV 石田彰(2020年版) 【もくじ】 【概要】 【性格】 【戦闘能力】技 装備 【作中の活躍】 【概要】 『竜騎将バラン』の親衛隊である『竜騎衆』の一人。異名は『陸戦騎』。 魔族と人間の間に生まれた混血児で年齢は22歳。 陸・海・空を司る竜騎衆の中では陸を担当し、三人の中では最年少かつ新参ながら彼らの筆頭を務める。 【性格】 クールな性格であり、ポップによるとヒュンケルと同系統との事。 但し、味方への情を挟み自己犠牲的な彼と違って、必要ならば味方を犠牲にしてまで敵を倒す事に徹せる冷徹な戦闘マシンを自認している。 父親はラーハルトが生まれて間もなく病死したが、幼少時代、まだハドラーが魔王として地上で悪行を繰り返していた為に魔族の血を引く彼は迫害を受けてしまう。 魔族の血を引く自身はまだしも、同族である筈の人間の母親まで迫害した人間達を強く恨んでおり、侮蔑している。 母親の死後はバランに拾われ、自らの苦しみを理解してくれる唯一人の理解者として彼を父のように慕い、以来絶対の忠誠を誓っている。 バランもまた共に人間を憎む過去を持つ同士として、彼をもう一人の息子のように思っており、ラーハルトにのみ過去を打ち明けているらしく強い信頼を寄せている。 人間を憎んではいるものの、残虐行為を好んでいる訳ではなくポップを未熟者と判断した際には苦しませずに一思いに介錯しようとしたり、敵には苛烈であるものの誇りを重視する武人肌な一面を持っている。 主君であるバランが魔王軍の『超竜軍団』の軍団長を務めている事から魔王軍に所属しているものの、彼の忠誠はあくまでバランとその息子であるダイにのみ向けられており、魔王軍への忠誠心は皆無。 自身が竜騎衆としてあることを誇りにし、その名を汚す者はたとえ味方であろうとも容赦せず、卑劣者には武器である鎧の魔槍でブチ込んでやるのが流儀だという。 よく言えばバランに絶対の忠義を、悪く言えばバランに狂信的であると言える歪みのある人物。 【戦闘能力】 実力は文句なく竜騎衆最強。 作中最速と思える速度を誇り、針の穴を射抜くとされる精密な技量と神速の槍捌きで他を圧倒する。 その速度は全く本気にならずともその場に残像を残し、アバン流最速の剣技である海破斬が全く追いつかない程。格下ならば下手すれば切られた事すら解らずに死ぬ圧倒的なまでのスピードを持つ。 初激で兜を割られ慢心を捨てたヒュンケルの豪腕から繰り出される斬撃を片手で扱った槍で平然と受け止める、下記のヒムの腕を使った打撃の結果など、パワーも凄まじい。 というか完全にラーハルト>>越えられない壁>>ボラホーン、ガルダンディーの状態であり、同列に置かれるのが不思議なぐらいに力量差が見受けられる。 竜騎衆は竜を操れば六団長に匹敵するらしいが、ぶっちゃけラーハルトは竜関係なく軍団長クラスの実力。というか、復活する前の時点でも魔軍司令時代のハドラーより圧倒的に強く見える。竜騎を名乗ってはいても、むしろ戦闘スタイルからして竜に騎乗した方が実力を発揮出来ない感がある。 実際、ラーハルトが挑発として行った「額に一切傷を付けずに、冑のみ真っ二つにする」という離れ業を見た際、後にロン・ベルクと同等の技量と言われる剣を持ったヒュンケルすらも、この時点では「自分にあの神業の再現は出来ない」と認めているので、同レベル以上なのは確実である。 またヒュンケルは純粋戦士で呪文は使えないのだが、彼は不得手であるものの呪文を使用できる模様。 ただし、一応レベル的にはバランが45、ハドラーが40に対して、ラーハルトは他二名の竜騎衆と同様に35程度。竜騎衆は皆は一応同格扱いである。他二人も、相棒の竜を失って奇襲を喰らっていたり必殺戦法が通用しない相性が絶望的に悪いヒュンケルが相手だったと言ったハンデの影響が大きく、各々が得意分野で十全に実力を振るえる状況ならば極端な差は無いのかも知れない。 また、ヒュンケルが当初手も足も出なかったのは「次に控えるバランとの戦いの為に、極力無傷で力を温存して乗り越えるべき前座」と認識して、ラーハルトを軽んじた精神面の影響も大きい。バランの過去を聞かされ死を覚悟してでも倒すべき敵だと認識を改めて以降は、まるで反応出来ていなかった槍の刺突を紙一重で回避しつつ、手負いの身ながらもまともに斬り結べるようにはなっていた。 とは言え、ヒュンケルから見てもラーハルトが他二人よりも桁違いに強いのは間違いなく、パワータイプのヒュンケルにとって基本的にはスピードタイプのラーハルトは相性が悪い相手であった事も間違いないだろう。 基本的に、ヒュンケルも当時のDQではあるまじき「すばやさ」スペック持ちの戦士であり、ヒュンケルの顔出し装備への変更イベントに力が入りすぎた結果の産物かもしれない。 はっきり言ってしまえば、格闘家とも渡り合える俊敏な戦士という当時ありえなかったキャラに、更に速い戦士をぶつけたのであり、最強談議以外ではあまり熱くなり過ぎない方が無難かと思われる。 一方でヒュンケルは早々にラーハルトに勝つにはカウンターを決めるしかないと判断して実際にハーケンディストールをグランドクルスでカウンターを決めて勝利した(*1)事を鑑みても、強力かつ正確なカウンター技を得意とするアバンやバランのような相手に冷静に迎撃されればかなり危ない部分もある。(*2) 尤もラーハルト本人もそれについては熟知しており、ヒュンケル戦でも最初にヒュンケルがカウンターで決めようとしたブラッディ―スクライドはフェイントをかける事で回避している。 技 ハーケンディストール うけろ!! 陸戦騎最強の一撃を…!!! ラーハルトの必殺技。 ジャンプしながら槍を振り回して衝撃波の斬撃を放ち、敵を両断する高速の槍技。 その破壊力はオリハルコンを容易く切り裂く。 装備 鎧の魔槍 とくと見るがいい。ロン・ベルク作のもう一つの傑作…鎧の魔槍を! 魔界最高峰の武器職人ロン・ベルクが作成した傑作武具。 名前の通り鎧の魔剣の同類であり、同じように「鎧化」の掛け声で全身に鎧が装備される。 機動力を重視した軽装の防具としては十分過ぎる性能ではあるが、鎧の魔剣と比べると肌の露出が多くなり、全体の装甲が減ったデメリットは軽くはない。 ヒュンケルが受け継いだ後のバランとの二度目の一騎打ちにおいては、隔絶した存在である大魔王の魔法でなくとも、 極大呪文級の魔法を無防備に浴びると負けかねないことが言及されており、魔法に対する圧倒的防御性は薄れて、耐久性能に対する過信は出来なくなっている。 全身の仕込み武器の在処やその扱いも熟知している模様。 【作中の活躍】 作中ではバランによるダイ奪還作戦によって、同僚の空戦騎ガルダンディーと海戦騎ボラホーンと共にバランの元に集い、彼らと共にダイ奪還を目指す。 竜騎衆の足止めに現れたポップを引き受けて、バランを先にいかせ、三人でポップを迎え撃つもポップの救援に現れたヒュンケルによって仲間達はあっさり倒されてしまい、彼自らがヒュンケルと対峙。 パワーで勝るヒュンケルを圧倒的なスピードで翻弄し続けて圧倒し、魔剣の鎧がほぼ全壊状態になるまで追い詰める。 ヒュンケルが覚悟を改めて別人のような動きのキレになった時にはラーハルトも冷や汗を流す一幕もあったが、そのまま気圧されて押し込まれることはなく、あっさりとヒュンケルに地に捻じ伏せて、必殺のハーケンディストールを繰り出す。 しかし、それはヒュンケルがラーハルトの選択肢をハーケンディストールに絞らせる為の一か八かの博打同然の罠であり、 ヒュンケルの策に嵌ってしまったラーハルトは、グランドクルスをまともに喰らい敗北する。 人質作戦でヒュンケルを脅すボラホーンを「誇り高き竜騎衆にあるまじき愚行をした者」として弱り切った体で槍を投げつけ刺し殺した。 今際の際に己の過去(*3)をヒュンケル達に語り、自身の過去を思って涙する彼らに感謝し、鎧の魔槍を彼に託して息を引き取った。 以後ヒュンケルは、強敵であり、バランの事を自分に託したラーハルトを「友」と呼び、また鎧の魔槍をラーハルトと同一視しており、鎧の魔槍もラーハルトの魂が宿ってるかのようにヒュンケルの元に駆け付ける一幕もあった。 フフッ…甘いやつらだな 記事への荒らしを我が事のように… おまえたちのようなアニヲタにははじめて会った おまえたちなら項目の悲しみをわかってやれるかもしれん …追記と…修正をたのむ…! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 以下ネタバレ注意。 "大それた真似"…? オレにとってはいつもの事だ…! 卑劣な戦い方をする外道には、例外なくその魔槍をブチ込んでやるのが流儀でな…!! 最終決戦の舞台である大魔宮での戦いにまさかの参戦。 バランによって強靭な精神の持ち主のみ蘇生される「竜の血」による救命処置が行われており、三人の中で唯一人蘇る事が出来たという。魔槍にラーハルトの魂が宿っているかのようにと上記したが、別にそんな事はなかったぜ! 棺の中にはバランの遺言状が入れられており、もう一人の息子とまで愛情を寄せてくれたバランの死に涙を流し、その遺言に従い人間への憎しみを捨ててダイに忠誠を誓った。 単に復活しただけではなく、「竜の血」の効果で死ぬ前よりも格段にレベルアップしており、自慢のスピードもぶっ飛んだレベルになってしまっていた。 ヒュンケルやヒム、ミストバーンと言った強豪達すらもその余りの速さに翻弄され、ダイすらも目で追い切れなかった彼を捉える事は極めて困難であり、攻撃が当たらない男と称され、ミストバーンからは「地上において最強クラスの実力者、魔界屈指の剣士でもあるロン・ベルク級の実力かもしれない」とまで言われている。 だが闘気系の攻撃には長けていなかったらしく、ミストバーンのような強い闘気が篭っていない物理攻撃はものともしないものの、ガスやゴースト系の魔物に対しては打倒手段がない。ヒュンケルによるとヒムにはスピードで圧倒することで恐らく勝てるだろうがミストバーンには不利らしく、三者の力関係は三すくみのような間柄らしい。 …さらば強敵(とも)よ…安らかに眠れ… …おまえは…戦い続けるには心が優しすぎた…… 復活した後はヒムを人質に取られ窮地に陥っていたヒュンケルを救い、“王(キング)”マキシマムを撃破。 戦場においての甘さを指摘されるままにくずおれたヒュンケルを辛辣に評しつつ優しい目で引導を渡す…。 そして、彼から鎧の魔槍を返却され彼の代わりにダイ達の救援に向かった。 ………よく似ておられる…父上に… …このラーハルトはあなた一人の為に…!!!竜の騎士の後継者である貴方様に不滅の忠誠を誓う為に…この場にはせ参じたのです!!! おれの…仲間…? 仲間ではありません 部下です‼︎ …ええっ! あなた様に死ねと言われれば笑って死に 闘えと言われればたとえ神々にでも立ち向かう…! ディーノ様の理想実現のための手駒と思って下されば結構‼︎ ダイ達と合流し部下発言に困惑させるが、バランとの約束を語り、ポップとマァムと共にミストバーンの足止めを引き受けた。 また、当初はダイの事を「ディーノ様」と呼んでいたが、ダイからの「父さんのことを思い出して辛いのでディーノとは呼ばないでほしい」という希望に何かを悟り、「ダイ様」と呼称を改めた。 この時点までラーハルトはバランがどのような最期を迎えたかは知らず、バランも遺言状ではバーンに敗れる可能性の他にダイと雌雄を決して破れる可能性も記していたので、 このダイの悲しげな「父さんのことを思い出して辛い」という言葉にバランの最期がダイに憎まれた末のものではなく、親子として和解した末のものであった事を悟ったのであろう。 もちろんバランを亡くして間もない弟(ダイ)の気持ちもよく理解できたのだと思われる。 ……あの人は…私にとっても父でした…! 戦闘マシンっぷりにも磨きがかかり、 マキシマムをお前はもう死んでいる状態にする ポップとマァムを制して悦に浸っていたミストバーンに不意打ちで全力のハーケンディストールをぶちかまして埋没させる 折れたヒムの腕でミストに殴りかかるオリハルコン製の腕の方が砕け散ってしまい、ミストバーンの防御力を示したシーンだが、ミストバーン自身が言及しているように殴ったラーハルトにもとんでもない力がなければ砕けるはずがない地味にトンデモな場面 などの容赦のなさを見せた。 また、ミストバーンが真の姿を見せた際には、ラーハルトだけがメドローアの存在を知らなかったため、アニメ版では「何か秘策があるようだからそれに合わせよう」と察しの良さも見せた。 一方、いらん事を言ってマァムにどつかれたポップを見て「…やれやれだ」と呆れ顔を見せたり、バーンに瞳化された仲間達の姿に好都合と言ったポップへ「…見下げ果てた奴だ…‼︎」と非難するなど人間味のある場面も増えている。 最後のバーンとの戦いでは瞳化を免れた5人の1人。ダイの回復の時間稼ぎのため、アバン、ヒムの必殺技と同時にハーケンディストールを繰り出すも天地魔闘の構えに破れる。 ダメージを負ったアバンが瞳にされた後は構えを解いたバーンによって蹂躙されるが、トドメに放たれたカラミティウォールによる絶体絶命の最中にすら策を考えるポップに驚愕しつつ、ヒムと共にその大博打へ掛けるため立ち上がった。 …はじめて…おまえを尊敬した ……だがおまえごときにダイ様への献身で負けるわけにはいかない…! …もはや…目が見えん……! バーンはどっちだっ!? 目から血を流しながらヒムと共にバーンに特攻。 天地魔闘の構えを破る立役者の一人となり、ポップへサムズアップした。 なお、目の方は後に回復呪文で治っている。 心配いらん…ダイ様は必ず勝つ…!! あの方は…戦神の息子なのだから…!! 最終決戦の後はヒュンケルと共に、行方不明となったダイの捜索の旅に出ているようである。 余談 原作者の三条陸によれば、ダイと被っていたヒュンケルの獲物を槍に変更させる事と、悪役然とした鎧の魔剣からヒロイックな魔槍にお召し替えする意図があって登場させたとの事。 後の復活も魔界編の布石だったらしい。 因みに再登場時は「集中攻撃を受けている仲間をスピード型の槍術の達人が敵を護衛諸共瞬殺して救出する」と言う演出であるが、史実の安濃津城攻防戦(1600年)で城門前で集中攻撃を受けている城主を助ける為に、槍の達人である城主夫人が単身で突撃して見事に夫を救出した故事と酷似している。 仲間ではありません……アニヲタです!! あなた様に追記・修正しろと言われれば笑ってログインし、編集しろと言われればたとえ荒らしにでも立ち向かう…! ディーノ様のネタ実現のための項目と思ってくだされば結構!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑2侵略戦争してる他の魔王軍はともかくバランは -- 名無しさん (2021-08-09 00 05 54) ↑続き 人間は醜いから神に代わって天誅を下すって名目で魔王軍にいるんだから、その一員が負けそうだからって卑怯な手使ったらダメでしょ。 -- 名無しさん (2021-08-09 00 10 08) ↑卑怯も糞も龍の騎士の命令は絶対の竜騎衆の任務に舐めプで挑んだ結果の敗北だからな。ボラホーンはラーハルトの尻拭いのために手段を選んでられない状況に陥ったのにあの仕打ちは普通に悲惨すぎる -- 名無しさん (2021-08-09 18 18 34) ↑普通に負けましたごめんなさいでいいだろ。ラーハルトにギリ勝てる程度のヤツなんて、バラン相手なら本来物の数にも入らないはずだったし… -- 名無しさん (2021-08-10 18 29 59) ↑そんな覚悟で竜騎衆やってたとしたらかえって株が下がるだけだぞ。バランだってその物の数にも入らない当時のポップの横やりでダイに相討ちまでもってかれたんだから -- 名無しさん (2021-08-10 18 57 36) ↑それ以上にボラホーンのやった行動は「 バランの部下としては」ダメだったってことだよ。そんな変なこと言ってるかなぁ… -- 名無しさん (2021-08-11 09 32 00) 一応竜の騎士直属の武将でそこらの雑兵とは違うんだし、何やってもいい訳ではない。それこそ魔王軍じゃないんだし(ガルダンディーの横暴を許したのはあくまでもバランが人間への憎しみに狂ってたからに過ぎない -- 名無しさん (2021-09-08 08 30 41) 復興中の街を狙っての不意打ちからの殺戮はスルーだけど人質作戦はNGっていうのはどういうラインなんだろうな、基本人間への憎悪自体は共通項だろうから、そんな人間如きに卑怯な手段を取るのが許せないって感じなのかな -- 名無しさん (2021-09-08 10 37 17) 不意打ちであっても相手は抗おうと思えば抗うことができるわけで、有利不利や力量差はあっても「戦い」ではあるからセーフ、人質取って抵抗の余地を封じたらもはや戦いでも何でもない一方的な加虐に過ぎないからNG,とか? -- 名無しさん (2021-09-08 10 54 14) ↑2そもそもラーハルトが舐めプなんてしなければ人質戦法なんて使わずに余裕で勝ててたんだよなあ... -- 名無しさん (2021-09-11 19 03 13) 舐めプしたのは三人ともだからなぁ… -- 名無しさん (2021-09-28 18 04 30) それ言ったらバランもな。レオナとかを人質にしてもいいだろうに律儀にクロコダインのギガブレイクで来いに付き合ってるし -- 名無しさん (2021-10-27 02 49 22) →いらん事を言ってマァムにどつかれてもなお尻にへばりつくポップを見て…いや、どつかれてるだけで尻にへばりついてなんかいないぞ。あと「初めてお前を尊敬した」っていう名台詞を削るのは何故? -- 名無しさん (2021-11-06 20 25 43) ↑反論なかったので修正しました -- 名無しさん (2021-11-21 08 25 30) 自他共に厳しく実力を評価するヒュンケルをして真似できぬ神業を持ち、「強い、コイツだけは他のやつとは桁が違う。」と言わしめる猛者 -- 名無しさん (2021-11-27 18 49 31) バラン編のコイツは炭治郎たちを始末できなかったどころか、煉獄さんに逆転負けした役立たずの狛犬レベルで酷いからなあ -- 名無しさん (2022-01-10 09 58 57) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2022-03-31 07 03 24) ↑それもう役立たず以下の敵のレベルアップに貢献する迷惑な奴になってるやんけ -- 名無しさん (2022-05-13 07 08 18) 「勝利こそ全てじゃないだろ?」って作風だしバランや竜騎衆もそういう集まりって事だろう。利害が偶然一致してただけでバーンがどうなろうがラーハルトは知ったこっちゃないし、戦争になった以上個人の感情を排して駒になれってのも横暴だろうし、良いんじゃね。バランにしても息子との和解の切っ掛けになって結果オーライだった。 -- 名無しさん (2022-05-13 16 07 19) 復活後は結局マキシマムとポーン以外にはダメージを与えてすらいない。だからって役立たずなわけではないが。 -- 名無しさん (2022-06-05 00 35 47) 復活後は残すところほぼラスボスしかいない状態だったからね、救援が追い付くまでミストバーンを食い止めてた貢献度はやはり高い。 -- 名無しさん (2022-06-19 21 28 16) ヒュンケル戦では大技以外全然食らってない回避系の鑑 -- 名無しさん (2022-08-06 21 06 48) 三条先生曰く「ラーハルトの父は戦いに嫌気がさして、魔界から地上へ逃れてきた脱走兵だったのではないでしょうか」とのこと -- 名無しさん (2022-08-20 22 38 52) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2022-09-28 07 00 27 新アニメではバランの準備中にガルダンディーが人間を虐殺する(のを黙認するラーハルトの)シーンはカットされてるんだよな。尺の節約にためかと思ってたけどこのコメント欄見るとラーハルトの名誉のためでもあったかのように思える。 -- (名無しさん) 2022-09-28 22 17 26 新アニメの幼少期ラーハルト、ディーのを探してる最中に拾ったんだから少なくとも12年未満前だよね?きっちり10年前だとしても12歳でしょ?それにしてはダイ以上にちびっこじゃないですかね…人間と雄も時寿命なのかと思ったけど若干長い(成長遅い)のかね -- (名無しさん) 2022-10-25 22 36 55 ↑ごめんミス、ディーの→ディーノ、雄も時→同じ -- (名無しさん) 2022-10-25 22 38 44 ラーハルトはバランにとってどうするのがいいのか葛藤がかなりあったように見える。バランの命令は絶対ではあったけど。 -- (名無しさん) 2023-01-19 21 56 35 ヒュンケルの不意打ちグランドクロスで勝てたけど本来地上界で味方サイドに出していいキャラじゃなかった -- (名無しさん) 2024-06-07 15 25 46 フェイントのかけ方(手甲投げつけ)とかバラン仕込みの戦い方を感じて好き -- (名無しさん) 2024-07-12 09 33 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2828.html
登録日:2011/11/24 Thu 14 36 27 更新日:2024/09/12 Thu 02 44 34NEW! 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 HP1 きあいのタスキ アバンの使徒 イケメン コメント欄ログ化項目 ダイの大冒険 チート ドラゴンクエスト ネクロマンサー バグキャラ ヒュンと剣を振る ヒュンケル フェミニスト マグマに沈んでまた明日 一番弟子 不死身 不死騎団 主人公に勝ったキャラ 兄弟子 光と闇が両方そなわり最強に見える 光堕ち 六大団長 剣士 勇者ダイのパーティー 勇者一行 団長 堀秀行 常時食いしばり 幹部 復讐鬼 戦災孤児 本当は優しい人 梶裕貴 槍 槍使い 死にそで死なない不死騎士団長 死んだと思ったら生きてた 死亡フラグ 死亡フラグ←をぶち折る男←ついでに恋愛フラグも折る男 死亡フラグクラッシャー 準主人公 漢 異能生存体 自己犠牲 裏主人公 親の仇 解説王 誤解 贖罪 軍団長 銀髪 鎧の魔剣 鎧の魔槍 闇堕ち 闘志 騎士 魔王軍 アバンの弟子すべてが師を尊敬し、正義を愛する者ではないということよ なかには暴力を愛し、その身を魔の道に染めた者もいる… 正義の非力さに…失望してな! オレの名を知りたがっていたな…教えてやろう… オレは…ヒュンケル!魔王軍六団長の一人… 不死騎団長ヒュンケルだ!!!! ヒュンケルとは漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 CV:堀秀行(1991年版)/梶裕貴(2020年版) 【もくじ】 【概要】 【性格】 【戦闘能力】武装 技 【来歴】魔王軍時代 パプニカ バルジ島 テラン 世界会議 サババ 死の大地 バーンパレス その後 【主な人間関係】 【余談】名前の由来 不死身 【概要】 勇者アバンの一番弟子であり、ダイたちアバンの使徒の長兄。 しかし、初登場時は魔王軍に所属しており、六大軍団の一つ『不死騎団』の軍団長として『魔剣戦士』と呼ばれていた。 魔王軍時代は旧魔王軍の本拠地である『地底魔城』を拠点としており、ゾンビや骸骨、ミイラといったアンデッド系モンスターを配下としていた。 勇者ダイ達との死闘を経て和解してからは仲間になり、一行の頼れる長兄役となった。 名は養父である地獄の騎士のバルトスがつけたもので、かつて魔界を牛耳ったという凄腕の剣豪から取った名前とのこと。 【性格】 生死をかけた戦いの中で味わう苦しみや傷の痛みだけがオレの罪悪感をうめてくれる…!! オレは今こうして正義のためのつぐないをしていると…!! 戦いの中だけでオレはその手ごたえを感じられるんだ…!!! クールだが内面は熱い漢。 好敵手達と名勝負を繰り広げる様は少年漫画の王道であり、かなり燃える。 一方でギャグには基本的には一切無頓着。あのブロキーナ老師の変装を「不思議な恰好」と真顔で言っている辺り堅物というよりは天然の可能性も否めない。 後に同系統と言われたラーハルトはむしろツッコミ役をこなしている。 ちなみに少年時代なら一度だけギャグ顔している(*1)。ヒュンケルにギャグ顔させたアバンの釣りの腕は違う意味でも凄いのかもしれない 雰囲気と態度から関係の浅い相手からは高慢な人間だと思われがちだが、本当は非常に繊細な心の持ち主であり、自分の気持ちに対して不器用なだけ。 戦略面と直感で共に状況把握が非常に早い。 マァムについては「オレに光をくれた慈愛の天使」と評しつつも「オレではおまえを幸福にできない」としてポップとの仲を後押しし、パプニカ王国の賢者エイミから告白された際にも同様に突き放した。 …オレは人を幸福(しあわせ)にできん 不幸にしかできないんだ ダイ達によって救われた後は、過去に重ねた罪の意識に後押しされる形で、傷ついた体を押して戦場に駆り立てられていく。そんな様子を彼に想いを寄せるエイミからは度々心配され、一度は引き止められたりもした。 バランやラーハルト、ヒムなど、度重なる戦いに傷ついても戦場に立ち続けようとする彼に心動かされ、彼の分までダイ達の力になろうとそれぞれ戦場に赴いて行った者も少なくない。 非常に仲間想いな性格でもありボラホーンにポップを人質に取られた際も、彼を見捨てて敵を倒すマネはできず、自ら敵に倒されることを選ぶなど仲間や戦友に対しては自分を犠牲にすることを惜しまない。 また、マキシマムからも過去にインプットされたデータからその一面を見抜かれており、たとえ相手は助けられず自分しか生き残れないような状況だとしても絶対にそれを選ぶことはできない高潔さを持つ。 【戦闘能力】 全て倒せばいい…!たとえ奴らが何百回生き返ろうとな!! どんなに大怪我をしようが必ず戦場に舞い戻る不屈の闘志は、敵味方から不死身とも称された程。 純粋な戦士故に魔法は一切使えないが、鍛え抜かれた技と冷静な判断力でアバンの使徒の頼れる長兄として獅子奮迅の戦いぶりをみせた。 普通味方になれば弱体化するものだが、ヒュンケルの場合新たな奥義を使う、カウンター技へと昇華する等、逆に強くなった。 おれも父さんみたいに強くなりたいんだ 剣術を教えてよ! ふふふ まだおまえには早いのではないか? 小さいうちから覚えた方が強くなるでしょ 幼いころからバルトスに剣の稽古をつけてもらった他アバンからも学んだことで剣においてはかなりの腕前を持っていた。 ラーハルトから魔槍を受け継いだ後はアバンの書で槍術を学びこれをマスターする。 …というか、後に達人クラスだった剣から素人同然である槍に装備替えしたため設定上弱体化している。 にもかかわらず短期間でアバン流槍術を会得してこの強さ… ちなみにロン・ベルク曰く、剣を使えばオレに劣らん腕前だそうな。 もっとも彼はその強い闘気をもって素手でも最強の金属であるオリハルコンを引き裂くという 本来は竜の騎士にしかできない芸当をやってのけているので、武器は何を使っても強いというドラクエの戦士を体現している。 また「アバンとミストバーンに師事した」という複雑な経歴ゆえ、光の闘気と暗黒闘気、両方の技を使用することができる。 完全に相反する二つの力を高いレベルで併せ持つことができたのは、アバンへの憎悪と敬愛の両方の強い感情を持ったことが理由。 その真価は単に二つの属性を持ち合わせるだけではなく、対極の属性がぶつかり合うことで互いの力を極限まで高めることにある。 ミストバーン曰く「善と悪との両方の力を兼ねそなえた肉体が不死身の強さの秘密」らしい。 武装 鎧の魔剣 オレは戦士ゆえ呪文は使えない だから大魔王バーンさまはオレに究極の鎧をくださったのだ あらゆる攻撃呪文をはじき返す最強の鎧をな…!それをまとえばオレは完全無欠!! ロン・ベルクの作品の一つ。 ヒュンケルが最初に使っていた武具で、大魔王バーンから下賜された逸品。 剣とゴツい鞘で出来ており「鎧化(アムド)」の掛け声で鞘の部分が変形し全身を包む鎧となる。 オリハルコンに次いで頑丈な金属でできており、電撃呪文以外のあらゆる魔法を無効化する。 鎧時の剣は兜と一体化し、柄の部分はフェイスガードを兼ねる装甲、刀身は蛇腹剣のように分割され兜飾りとなる。剣を装着した状態は何となく蠍を彷彿とさせる。悪役っぽくて格好いい そのため、剣を武器として手に持つと目鼻と口元が露出する格好となり、僅かに防御力が下がる。 破損しても再生し、認めた持ち主の闘志ある限り自ら飛んでくる意志持つ剣。 ラーハルトとの戦闘時に破損し、剣はダイがバランとの戦いに使用して刀身が消滅。その後は下記の鎧の魔槍に持ち変えた。 余談だが、剣のほうは後に登場したアーケードゲーム「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」のとどめの一撃のひとつである「つるぎの雨」に登場している。 鎧の魔槍 (ラーハルト!おまえの願いと魂のこもったこの鎧…) (たしかにうけとったぞ…!!!) こちらもロン・ベルクの作品の一つ。 好敵手の一人であり無二の親友でもある、陸戦騎ラーハルトから受け継いだ武具。 魔剣と同じく「鎧化(アムド)」の掛け声で鎧に変化するが、こちらは機動力を重視しており、魔剣に比べると装甲は薄め。 鎧のあらゆる部位が暗器になっているがあまり使わない。 最終決戦の際に強化改修を受ける。ヒーローっぽくて格好いい。 使い慣れた剣から素人の槍に変えた理由を製作者のロン・ベルクに問われた際には、「友の形見」と答えている。 この答えには武器職人のロン・ベルクも満足したようで、「今日びそこまで武器に命を預けられるヤツをオレは知らない」と賞賛した。 アバンのしるし ……この鎖は誰にも切れん… オレたちアバンの使徒の絆の証なのだからな アバンの使徒の証であるペンダント。 魔王軍に入ってからもアバンの関係者をおびき出すために持ち続け、ダイ一行と会敵した際に捨てたが、拾ったマァムから返却されて以降は大事にしていた。 ラーハルトとの戦いで鎧を砕かれ地に背中を着けた際に取り出し、止めを刺そうとする彼の槍とペンダントの鎖を交差させて十字に見立て、カウンターでグランドクルスを発動させた。 魂の貝殻 死にゆく者の魂の声を封じ込める事が出来るアイテム。 『地底魔城』の隠し部屋に置かれていたのをマァムが発見。 中にはヒュンケルの育ての親である地獄の騎士バルトスからのメッセージが残っていた。話の流れから、バルトスがもしもの時のために隠し部屋に置いていたらしい。 …そして隠し部屋に置いてしまったがために、ハドラーを倒した後のアバンにも地底魔城に舞い戻ったヒュンケルにも発見されずこじれにこじれてしまったが。 せめてアバンにこのアイテムの存在を伝えておけばここまでこじれなった気がしなくもない 技 ブラッディースクライド これこそアバン流刀殺法をうち破るためにオレが独自であみだした 必殺剣ブラッディースクライドだ…!! 初登場時から使っているヒュンケルの代名詞的な技。 得物を高速回転させながら突き出すという突き技の為、「武器が変わったからといっていささかの威力もおとろえぬ!!!」と豪語した通り得物が剣から槍に変わっても衰えなかった。 まともに食らえば即死級の貫通力を発揮し、バルジ島でのハドラーや対鬼岩城戦のデッド・アーマー、中盤以降はオリハルコンの親衛騎団をぶち抜いている。ちょくちょくトドメを刺しきれずに立ち上がってくるヤツが出てくるが なお、原型となったのは父バルトスが使っていた突き技と思われる。 スクライドはスクリュー+グラインドの造語。 闘魔傀儡掌 魔剣戦士ヒュンケルであった頃に多用した技。 糸状にした暗黒闘気で相手を拘束する。この後ブラッディースクライドで心臓を狙うえげつない使い方をしたりする。 相手との実力差があればこの技だけで絞め殺すことも恐らく可能。 ミストバーンとの戦闘時にも使用したが悪の技故に正義の闘気では威力が弱まっていた。 大地斬 アバンがヒュンケルに授けた必殺剣。 「海破斬」「空裂斬」と並ぶ「アバン流刀殺法」の一つで、大上段に剣を構えて一気に振り下ろし、強固な守備力を持つ敵を力で叩き斬る「地の技」。 師事していた短期間で会得していたが、アバンへの復讐心に囚われていたために最後の技である空裂斬までは会得出来なかった。 海破斬 「大地斬」「空裂斬」と並ぶ「アバン流刀殺法」の一つで、水や炎などの不定形な存在をスピードで切り裂く「海の技」。 しかしラーハルトのスピードは捉えきれなかった。 地雷閃 「アバン流槍殺法」の一つ。簡単に言えば槍版の大地斬。 大上段に槍を構えて一気に振り下ろし、強固な守備力を持つ敵を力で叩き斬る「地の技」。 マトリフが見つけたアバンの書に記された記述を頼りに独学で会得した。 海鳴閃 「アバン流槍殺法」の一つ。簡単に言えば槍版の海破斬。 猛烈なスピードで槍を振り回し、その圧力で炎や水等の形無き物をも斬り裂く「海の技」。 マトリフが見つけたアバンの書に記された記述を頼りに独学で会得した。 虚空閃 「アバン流槍殺法」の一つ。簡単に言えば槍版の空裂斬。 光の闘気を放ち、アンデッドや禁呪法生命体などを浄化する「空の技」。 ミストバーンとの戦闘時に追い詰められたヒュンケルが咄嗟に出し、成功させた。 なお、ヒュンケルはそれまで空の技が使えないまでもその域に至れなかった理由は深く理解しており、 フレイザードに苦戦するダイに空裂斬を修めさせるために身体を張ってアドバイスを行っている。 アバンストラッシュ 「地の技」「海の技」「空の技」の三つを修めたものが習得できる「全てを斬る」アバン流奥義。 不死騎団団長としてダイと戦った時に一度あてつけの意味で使ったが、当時はアバンへの恨みから「空の技」を習得できていなかったため、不完全版であった。 ミストバーン戦で虚空閃に開眼してからは、完全な形で使えるようになったはずだが、「一度悪に染まった自分にアバンストラッシュを使う資格はない」「ダイの技であるべし」と自戒していたため、最後まで使うことはなかった。 無刀陣 アバンストラッシュと対をなす、アバン流の静の奥義。 荒ぶる心と闘気を静め完全に力の抜けた状態で仕掛けるカウンター技。 死を覚悟してバーンに立ち向かおうとするバランに対して使用したが……。 カウンター攻撃 ヒュンケルが上記の無刀陣を応用して完成させた必殺技。 一度相手の攻撃を受け流すのではなく、受ける前にこちらの攻撃を当てるクロスカウンター。 素手でオリハルコンをも砕く驚異的な威力を誇るも、続くキングの兵隊戦で体を深く傷つける要因となった。 グランドクルス (師よ!アバンよ!この不出来な弟子に最後の力を…!!!) 剣の柄など、十字状の物体を媒介として闘気を放出するヒュンケル最大の闘気技。 魔法を使えないヒュンケルのために、武器を失った時の奥の手としてアバンが教えた。 少しの闘気でも大岩を砕くほどの威力があり、最大威力で放った場合、闘気技としてはドルオーラに次ぐ作中で2番目に高い威力を誇る。 その性質上たとえ敵を倒せても、自分も死んでしまう自爆技になりやすい欠点があるため、アバンは「常に最小限度に放つのがコツ」として教えていた。 しかしヒュンケルは、ギリギリの死闘の中で全闘気を放出しながら紙一重で生還する、文字通りの大技に進化させる。 この感覚は神業とも言えるものであり、師であるアバンすら「真似できない」と言わしめた。 実際に最終盤でヒムがこの技を放った際は頑強なオリハルコンの身体ですら半壊してしまったので、制御を誤ればメガンテと同じ末路を辿ってしまうだろう。(*2) 後に『グランドクロス』と若干名を変え本家ドラクエに逆輸入された。 【来歴】 魔王軍時代 戦災孤児であったところを旧魔王軍の幹部だった地獄の騎士バルトスに拾われ、わが子同然に育てられる。 外伝・獄炎の魔王では地底魔城に住み、魔王軍内部の使いっ走りとして働いていた。年齢が年齢なので幼く愛らしい容姿だが、後の師アバンにも通じる心の強さを秘めている。 父バルトスがアバンに殺されたと勘違いした(*3)ため、仇をとるべくアバンに弟子入り。 卒業の日にアバンに斬りかかるも、反撃に遭い、川へ吹き飛ばされた。 川を流されている所を大魔王バーンの側近であるミストバーンに拾われ弟子となり、彼から「闘魔傀儡掌」等を学び、闇の力を扱えるようになる。 魔王軍が設立された際は、バーンの采配により不死騎団の団長に任命された。 戦争が始まってからはバーンの命令で配下である不死騎団と共にパプニカ王国への侵攻を開始。 同時に「アバンのしるし」を手掛かりにしてアバンの行方を追っていたが、彼がハドラーとの戦いで命を落としたことで直接引導を渡すことが出来ずに終わり、その腹いせにバーンにアバンの弟子達の始末を願い出た。 なお「魔王軍唯一の人間」という立場は幼少期と似ていなくもなくないものの、何だかんだでバルトス以外のモンスター達も優しかった旧魔王軍と違い、新生魔王軍内ではかなり冷ややかに見られていた様子。 特にフレイザードは「人間の分際で俺と対等の地位なのが気に食わない」と吐き捨て、遂には独断で抹殺まで企てる始末だった。 もっともヒュンケル自身もフレイザードを「バカ将軍」と罵り、(敬意を払っていたと語るクロコダインとバランを除き)彼らを仲間と見なしていなかったのでお互い様ではあるが。 パプニカ たとえ正義のためだろうとなんだろうと その力がオレの父の生命を奪ったことに変わりはない…! それを正義と呼ぶなら… 正義そのものがオレの敵だっ!! ダイたちとの初戦はアバン流刀殺法や鎧の魔剣を駆使して圧倒。 止めをさす寸前、クロコダインの横槍でダイたちの逃亡を許す。 マァムだけは捕まえていたので、独房に監禁し本拠である地底魔城でダイたちとの再戦を待ち構えた。 二戦目の最中に養父の死の真相を知るが、それを受け止めきれず最後まで戦いダイのライデインストラッシュに敗北。その後、マァムの優しさに触れて膝枕のオマケつき!改心。 マァムの中に、今まで知ることのなかった『母親』の温もりを見た。 …この優しさ… このあたたかいぬくもり… まるで… …聖母だ…! 戦いの後はフレイザードの介入から命がけでダイ達を助けた代わりにマグマに飲み込まれ一時的に生死不明となった。 バルジ島 死亡したと思われていたが、クロコダインにより、済んでのところでマグマの海から救出されていた。 それでも罪の意識に苛まれ、命で贖おうと考えていたが、 なあ、ヒュンケルよ…… オレは男の価値というのは、どれだけ過去へのこだわりを捨てられるかで決まると思っている たとえ生き恥をさらし、万人にさげすまれようとも、己の信ずる道を歩めるならそれでいいじゃないか… オレはダイたちに加勢しに行く! それが武人の誇りを思い出させてくれた、あやつらに対するせめてもの礼よ!! とクロコダインに過ちを犯した男としての生き方を説かれたことに心打たれ再起。 バルジ島の魔王軍総攻撃に苦しめられるダイたちにクロコダイン共々加勢し、氷魔塔を破壊した。 俺にはもはや、アバンを師と呼ぶ資格はない 師の敵などとおこがましいことは言わん だが。俺の父バルトスの命を奪った貴様を、このまま生かしておくことはできん! 氷魔塔を破壊した後は、バルトスの真の仇であるハドラーに一騎打ちを挑み、苦戦するも見事に打ち破った。 フレイザードの撃破後はレオナに自分こそがパプニカを滅ぼした張本人である事を明かし、処刑される事を望んだが レオナからはアバンの使徒として罪を償う事を条件に不問とされた。 その後は魔王軍の情報を探るべくクロコダインと共に一時的にパーティーを離脱した。 テラン 魔王軍の情報を探るべく鬼岩城へと戻ったが、既に鬼岩城は移動した後であったため、 クロコダインを引き返らせて、自身はその後を追跡する事にした。 その途中で訪れたカール王国にてダイとバランのつながりを察知する。 帰還の途中で、バラン直属の親衛隊である「竜騎衆」と単独で戦闘中だったポップと合流しこれを撃破した。 その際に陸戦騎ラーハルトから死の直前に形見として以後の主装備となる「鎧の魔槍」を託された。 バランとダイの対決の後は、バランとの激戦で鎧の魔剣を失ったため、新たな武器である槍を極めるべくパーティーを離脱した。 世界会議 鬼岩城と魔影軍団と共にミストバーンがパプニカ王国を襲撃した際にパーティーに合流。 短期間でアバン流槍殺法を会得しており、この時には以前歯が立たなかったデッド・アーマー3体を難なく撃破できるほど強くなっていた。 ミストバーンとの戦いではミストバーンから闇の力が弱まっていた為弱体化したと指摘され、再び憎しみの力で戦おうとするが、マァムの叫びによって目を覚まし、「空」の技である『虚空閃』を習得。 完全な形でアバン流殺法を極めた。 しかしミストバーンから受けた暗黒闘気による負傷で倒れてしまい、しばらく療養する羽目になるが、そんな中でもレオナに死の大地への攻勢を提案している。 ハドラー親衛騎団の存在を知ると負傷を押してダイと共にロン・べルクの元へ訪れ、鎧の魔槍の修復と共に彼から訓練を受けることになった。 サババ 対魔王軍の前線基地であるサババを襲撃したハドラー親衛騎団と対決。 初っ端に“兵士(ポーン)”ヒムの額をぶち抜き、ヒムとの間に因縁が生まれる。 “女王(クイーン)”アルビナスのスピードに苦戦するも、優位に戦いを進め、ダイとの連携でヒムに『虚空閃』を叩き込み、左腕を奪うことに成功した。 ハドラーの命令でハドラー親衛騎団が撤退した後は、独断で死の大地へと向かったチウを連れ戻すためポップとクロコダインと共に死の大地へと向かった。 死の大地 死の大地で“僧正(ピジョップ)”フェンブレンからチウを救出したバランと再会。 ダイたちの為に捨石になろうと単身大魔王バーンの所へ向かおうとしたバランを止めるため、武器を捨てた『無刀陣』で立ち向かうもアルビナスの急襲を受ける。 身を呈してバランを救うが、バランとアルビナスの同時攻撃によって大きな傷を負うことにもなった。 この時点で既に二度と戦えないとバランやアルビナスに見立てられていたのだが、武器を捨てられてまで戦いを止めようとしたエイミの静止を振り切って死の大地でのアバンの使徒とハドラー親衛騎団の決戦に途中参加。ちなみに武器は自動的に戻ってきました。 そのまま大魔王バーンとの戦いに傾れ込むも、バーンとの圧倒的な力の差に完敗を喫し、クロコダインと共に捕えられてしまう。 バーンパレス クロコダインと共に裏切り者として処刑を待つ身となり、ダイ達への人質にされるくらいならいっそ自害を…と考えていた時、エイミの言葉を思い出し踏みとどまる。 そしてミストバーンの提案をあえて受け入れることで逆に自分の光の闘気をパワーアップさせてダイたちと合流、そのままバーンパレスへと突入。 ハドラーとダイの一騎打ちを実現すべく自ら捨て石となったヒムを瞬殺した。 アバンとの再会後は背後からの敵を断つべく殿として一人残り、魔界の魔物の大群をまるで寄せ付けずに圧倒。 直後に復活したヒムの襲撃を受け消耗しつつも撃ち破る。 さらにヒムとの戦いで弱ったところを狙った“王(キング)”マキシマムに襲われ窮地に陥るも、蘇ったラーハルトにより救われ、激戦の連続で満身創痍になっていた事からラーハルトに『鎧の魔槍』を返却した。 その後は後からやってきたクロコダイン達と合流し、因縁の敵であるミストバーンと対峙。 直接戦いに参加する事はなかったが、その戦いを通してミストバーンの正体の核心を付いたり、マァムに乗り移ったミストへの対抗手段に空の技をアバンに講じさせたりとブレーン役として立ち回った。 そして、ミストが新たな肉体を手にしようと動いた時、自分の体へ乗り移って来る事を予感して、予め自らの中に大量の光の闘気を溜め込み、予てから自らの体をバーンの肉体の後釜に据えさせようと目論んでいたミストをその体の中で消滅させた。 大魔王バーンとの最終決戦の場に馳せ参じた時には、体に蓄積されたダメージのせいでバーンの鬼眼に睨まれ『瞳』にされてしまったため、戦いには不参加となった。 その後 戦いの後は、行方不明となったダイを搜索すべくラーハルトと共に世界中を旅して回っている。 【主な人間関係】 バルトス 養父。 孤児だったヒュンケルを拾い自分の息子として育てた。 魔物ながら情と騎士道精神に溢れた性格で、ヒュンケルからも武人の鑑としてとても尊敬されていた。 「たとえ敵でも女は殺すな」とヒュンケルに武人としての礼儀を教えたのも彼であり、それがのちのマァムに対する処遇に繋がっている。 最後はハドラーの断末魔を聞きつけ駆け付けたヒュンケルの目の前で崩れ落ちて消滅してしまう。 その後ヒュンケルは現れたアバンを見て「この男が勇者であり父の仇である」と判断。 憎しみを胸に敢えてアバンの弟子となり仇討ちの機会を狙うことにした。 アバン 師匠。 養父であるバルトスの仇と誤解していたため復讐を誓っていた。 しかし、最終的には斬りかかったものの、アバンが親しみやすくてしかも高潔過ぎる人物だった為に本心ではいまいち憎み切れてはいなかった模様。 そのためか彼ではなく『正義』を憎むことで誤魔化していた節もあるかもしれない。 魔王軍に入ってからもアバンの実力や知識などは評価したままで、ダイの未完成のアバンストラッシュに対してはその程度自分でも出来ると嘲笑っていた。 そして、終盤で師と再会できた際は、人目もはばからず静かに男泣きしていた。(*4) 尚、弟子時代はアバンに対してツンデレだったらしい。 アバン曰く、「昔からあの子は心にもない言動をとって私を困らせる時にはいつもあんな目をするんです。…寂しさと…申し訳なさが同居しているような…ああいう目をね…」。 とはいえ、アバンもヒュンケルからバルトスを奪ったのは自分であると悔いていたため、「どんな慰めの言葉も今は彼の耳には入るまい」 「その憎しみは…全て私が引き受けよう!」とバルトスとのいきさつは一切語らなかったため、 問題をさらにこじれさせてしまい、不幸な偶然もあったとはいえ最終的にヒュンケルの憎しみはアバンだけでなく人間全てに向けられてしまい、パプニカ王国を滅ぼすという大罪を背負うという最悪の結果を招いてしまった。 言い訳しない事も大事かもしれないが、言ってくれなきゃ何もわからないのも事実なのである。(*5) 何が酷いって、このアバンとの別離が発生しなかった場合、おそらく本編は詰むという事である ミストバーン もう一人の師匠。 ヒュンケルにとってアバンが光の師ならミストバーンは云わば闇の師。 彼から『闘魔傀儡掌』を始めとする闇の技を学んだが、ミストバーンは最初からヒュンケルをバーンに肉体を返却した際のスペアとして育てただけであり、暖かい感情など持ち合わせておらず、ミストバーンからは自らの所有物としての強い執着だけが何度も口にされた。 一方ヒュンケルの方は多少なりともミストバーンに対して情を持っていたらしく、ミストバーンの真意を知った際やミストバーンが死亡した際は複雑な表情を浮かべていた。 なお、冷静なようで、一度しゃべりだすとなかなか止まらないし、カッとなるとその勢いだけで貴重な代替ボディのヒュンケルを圧殺しようとするなど大変な癇癪ぶりを見せもする、シリアスなギャグ属性の人 バーン 魔王軍時代の主君。 バーンからは気に入られており人間のヒュンケルが『不死騎団』の団長に任命されたのもバーンの後押しによるもの。 人間であり宿敵であるアバンの弟子だった事から、ヒュンケルの軍団長就任はハドラーから猛反対されたが、バーンは自身に何かあったときに大魔王から魔力を供給されて動いているアンデッドやエネルギー生命体は不安定な状態になる事から、 緊急時の統率の乱れを防ぎ、不死騎団を無理なく統率するには、不死騎団の指揮官には自身の魔力供給と無関係な人間が最適だと判断したようだ。 ……そんな事態が本当に起こりえるのかという気がしなくもないし、後にヒュンケル自身バーンに気に入られていた事に違和感を感じていた事から、 腹心の部下であるミストバーンのスペアボディという立場から厚遇していた可能性もある。もちろん本人の弁の通り、単純にヒュンケルを気に入っていた可能性もあるが。 ハドラー 魔王軍時代の上司。バルトスの創造主なのである意味義理の祖父と言えなくもない。 直属の上司と部下の関係ではあるが、本編時点ではお世辞にも良好な関係とは言えない。 ハドラーはヒュンケルが人間であり、宿敵であるアバンの弟子であった事から、ヒュンケルの軍団長就任には最後まで反対しており、ヒュンケルがバーンの寵愛を盾に度々独断専行する事を苦々しく思っていた。 ヒュンケルの方もハドラーがアバンに敗れた事で養父であるバルトスが死亡したため「お前がしっかりしていれば父さん(バルトス)は死ななかった」と、ハドラーの事を冷視していた。 実は養父であるバルトスの真の仇でもあるが、ヒュンケルはダイ達との戦いまでその事を知らなかった。 真実を知ってからはそれを理由にハドラーに決闘を挑むなどハドラーに対する憎しみもあったが、一度決着した事で気が済んだのか、それともハドラーが武人として再起した事に何かしら思うところがあった(*6)のか、 以降はその事への憎しみは一切見せず、人格的にも一目置くようになっている。何よりヒムに「ハドラーのためにも生きるべき」と説いたことからもヒュンケルはもうハドラーを憎んでいなかったのは間違いないと思われる。 『勇者アバンと獄炎の魔王』では幼少期のヒュンケルと魔王時代のハドラーの交流が描かれ、幼少期のヒュンケルはハドラーを「家族を守って」と懇願するほど尊敬していた。 アバンに引き取られた際も「今のおれの力じゃ魔王様を倒すような奴に勝てるわけがない」とこの時点ではむしろハドラーへの敬意が強いままだったので、 本格的にハドラーを軽蔑するようになったのは魔軍司令となったハドラーと再会してその転落振りを見てからだと思われる。 しかし上記の通り、ハドラーは武人として再起し、最期には今度こそヒュンケルの家族を守ったのであった。 そりゃ一度は失望した魔王様が輝きを取り戻した上に約束果たしてくれたらヒュンケルの脳は焼かれるわ クロコダイン 魔王軍時代の同僚。 後に共に魔王軍を裏切った後は、親友と言っていい関係となった。 クロコダインも作中で「不器用だが万人に誇れる友」と発言するなどヒュンケルを強く信頼していた。 ザボエラ 魔王軍時代の同僚。 クロコダインとは逆に卑劣な性格のザボエラの事は毛嫌いしている。 ハドラーと共に視察に訪れた際にザボエラから魔法でマァムの心をヒュンケルの虜にしようかと言われた際は「ダニめ!貴様は六団長の恥さらしだ!!」と激怒していた。 フレイザード 魔王軍時代の同僚。 軍団長の中でも一際激しくヒュンケルのことを嫌っている。 「魔王軍幹部で唯一の人間」「バルトスの一件でヒュンケルと険悪なハドラーの精神が反映されている」 「大魔王バーンがヒュンケルのことを気に入っている」等、彼にとっては気に入らない要素しかないので無理もないが。 ヒュンケルに目を付けた者は痛い目に遭うことが多いが、フレイザードはちょうど消耗した時に襲撃・戦闘したこともあり優勢を保ち続けた。 あえて言えばフレイザードと同じ鎧を与えられたデッド・アーマー軍団をヒュンケルが瞬殺したのが疑似的なリベンジに当たるだろうか。 モルグ CV:?(1991年版)/園部啓一(2020年版) 魔王軍時代の側近。 種族はくさったしたい。 忠誠心が高くヒュンケルがダイ達に敗れた際には「せめてこのモルグが冥土の案内人となりましょう」とヒュンケルに殉じ地底魔城と共にマグマに呑まれた。当のヒュンケルがなかなか死なないため、彼の待ちぼうけは当分続くであろう。 マァム ・・マァム オレに光をくれた慈愛の天使よ これからはみんなのためでなく自分自身の愛を見つけることを考えて生きていってくれ そして幸福(しあわせ)になれ ・・オレではおまえを幸福にはできない・・! 妹弟子。 闇落ち状態から救ってくれた恩人。それゆえの敬愛の念か恋愛感情かは判断できないが、マァムのことを心の中で聖母や天使と形容し、彼女のことを大切に思う。ミストバーン撃破時には彼との「黒い絆」を彼女に知らせることを望まなかった等、自分では彼女を幸せにできない、との拘泥もしくは諦念を抱く。 ダイ 弟弟子。 孤児だったところを魔物に拾われ育てられたという境遇はダイの別の可能性とも言え、ダイもヒュンケルの境遇には同情し、戦う事を躊躇った事もあった。 そのため上記のヒュンケル戦では「怒り」を発動条件(トリガー)とする竜の騎士となることはなかった。 ヒュンケルもまたバランの死に泣き崩れるダイの姿にバルトスを喪った際の自分と重ね合わせている。 ポップ 弟弟子。 ポップからは尊敬と同時にマァム関連でライバル心を抱かれているが、ヒュンケル自身はポップのことを高く評価しており、自分よりもマァムに相応しいと思っている。 決してポップ本人には口に出さなかったがポップが成長する度にそれを喜び、憎まれ役を演じてでも叱咤激励し、そしてポップを痛めつけられると激怒するなど、憎まれ口を叩かれていた頃から、自分と全くタイプの違うポップに肯定的だった。 ダイ一行との合流タイミングゆえに、出会いが遅かったためにポップのヘタレ時代とセクハラ行為の数々を全く知らない点も高評価に拍車をかけている説もある。 レオナ 魔王軍時代にヒュンケルが滅ぼしたパプニカ王国の王女。 不死騎団によるパプニカ侵攻の際にパプニカ王国の国王は行方不明になっており、恐らくは死亡したと考えられている事から(*7)、レオナにとってヒュンケルが父親の仇と言える。 パプニカ奪還後には、ヒュンケル自身は国を滅ぼした責任を負って処刑される覚悟であったが、レオナから「一生をかけてアバンの使徒として戦え」と言い渡された上で赦された。 エイミ パプニカ王国に仕える3賢者の一人。 最初はパプニカを攻め滅ぼしたヒュンケルのことを恐れていたが、彼の本質を知って好意を抱くようになる。 物語中盤で思いの丈をぶつけるも拒絶され、失恋に終わってしまうが、この時の言葉が後にヒュンケルに生きる意志を与え、さらなるパワーアップのきっかけになった。 ちなみにフラれてしまったものの、エイミは諦めておらず、ヒュンケルのいない所で「地獄の底までついていく」と宣言しており、大戦後はダイの捜索を続けるヒュンケルとラーハルトの後を付いて回っていると思われていたのだが…… 2021年末に発売されたオフィシャルファンブックにおいて、彼女のタイムテーブルはバーン戦までで止まっており、彼等と旅立ったかは完全な白紙であった。ヒュンケル、ラーハルトについては「ラーハルトと旅立つ」「ヒュンケルと旅を続ける」になっており、これまた彼女が同行できたか否かに関する記述は存在しない。(*8) ラーハルト 竜騎将バランの親衛隊である竜騎衆の一人。 ヒュンケルとは「好敵手(ライバル)」と書いて「親友(とも)」と呼ぶ関係。 死の直前に形見として「鎧の魔槍」を託された。 ヒム ハドラーの親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 ラーハルトと同じくヒュンケルとは「好敵手(ライバル)」と書いて「親友(とも)」と呼ぶ関係。 当初はヒムから一方的にライバル視されていたが、幾度も戦いを繰り返していくうちにヒュンケルもヒムを好敵手として認めた。 なお、その出自からフレイザードにも言えるけどバルトスの弟といっていい存在なのでヒュンケルにとって年下の叔父。 ブラス ダイの育ての親でかつてバルトスの同僚であった鬼面道士。 ヒュンケルがその事を覚えているかは不明だが、『勇者アバンと獄炎の魔王』にて対面している。 ブラスはバルトスとヒュンケルの疑似的な親子関係を「自分にはそんな機会はあるまい」とどこか羨ましがっている節があり、 どうやらヒュンケルの存在がブラスがダイを育てるきっかけの一つだった模様。 本編最終話で再会しているが、2人の間で何か会話があったのかは不明。 【余談】 名前の由来 ストーリー上の名前の由来である「魔界の剣豪ヒュンケル」に関しては作中では詳しく書かれておらず、種族や戦歴などは一切不明。 解説本「パーフェクトブック・ダイの大冒険」によると数百年前に謎の死を遂げたとされている。 後にドラムーンのゴロアが「自分の剣で殺されてしまった剣士の昔話」を回想しており、読者の間ではこの剣士こそがオリジナルの「ヒュンケル」ではないかと考察されている。 また同書では漫画的な名前の由来についても触れられており「ヒュンと剣を振るうから」というダジャレ的なネーミングであったらしい。 ちなみに原作の三条陸がFC版ドラクエ3でダイのパーティーを再現した際、戦士に付けた名前はゆんける。(*9) ……そりゃひらがな4文字という制限を考えたら、他の選択肢は「ひんける」とかぐらいしかないだろうが、いくらなんでもちょっと情けなさすぎである。 ちなみにポップも「ホッフ゜」になってしまっている。 当然ながら「クロコダイン」は文字数の制限上どうやっても不可能。「おっさん」ならいける。 ダイパーティの正確な名前を付けたいのならポップはSFC版ドラクエ5、ヒュンケルはドラクエ9、クロコダインならドラクエ10の登場まで待たねばならない。 不死身 不死身のヒュンケルと云われるが、本当に死なない。そして公式で死にそで死なないとかネタにされる始末 人間の身でありながら不死族の団長をやっていたのは伊達ではなく、あまりの不死身さにネタキャラ異能生存体扱いされるほどである。 それどころかHP1から減らないバグキャラ疑惑すらある。 そして彼の不死身っぷりは、同脚本家による後のこの人に受け継がれたと言っても過言ではない。 (ちなみに不死身属性以外のほぼ全要素を引き継いでいるのはこっちの彼) 例 ダイとの死闘の末敗北、崩壊する拠点と共にマグマに呑み込まれる。→マグマに沈んでまた明日みんな死んだものと思ってたがマグマに呑まれた時にその場から一歩も動いていなかったので最初に喰らってからはノーダメだった(*10)おっさんに助けられていた。なお、新アニメ版ではマグマに呑まれた次の回からOPラストの全員集合シーンに前回までいなかったのに当然のように追加された。マジでヒュンケル生きてるのを隠す気ねぇな… ハドラーの爪に貫かれ(少なくとも背後から見て左胸側を貫通している)、刺された状態から直接体内にメラゾーマを流しこまれ、鎧に風穴があいた状態でベギラゴンを喰らい、さらには自らの生命力を爆発させる奥義グランドクルスを放ち、意識を失いながら最期の攻撃を行う。ヒュンケル「バ…バカなっ…!?急所を貫かれてなぜ動ける…!?」ハドラー「急所貫かれて普通に動いてくるお前が言うな」→すぐに(*11)意識を取り戻してフレイザード戦に駆けつける。実はミストバーンがハドラーの死体回収に来ており、ヒュンケルにトドメを刺すのは容易かったはずなのだがスペアボディとしての価値を考えてか何もせずに撤退してしまった。死んだと思っていたのかもしれないが。(ミストの能力が死体にも使えるか否かは長年の討論物件) 陸戦騎ラーハルトとの対決では一時劣勢に追い込まれた後に彼からバランの過去を聞かされるのだが、原作では息も絶え絶えで話を聞いていたのに、アニメでは別タイトルのリジェネ(毎ターン回復魔法)でもかかっているかのように後半部分の話はリラックスして聞いているような感じを醸し出している。 ダイとバランの死闘の最中も満身創痍で倒れているだけなのだが、彼らが戦闘の内容を逐一説明するため、一見すると相方のクロコダインと一緒に寝転がりながらテレビを見ているかのよう。中の人である梶裕貴氏からも「実況はクロコダイン、解説はヒュンケルでお送りしています」と言われてしまっている。念の為にフォローしておくとこの辺りの回は竜の騎士同士の超絶な戦闘を描いており、作画、演出、声優の熱演が凄まじいことになった神回と呼べる回でもある。だがその結果、ダイとバランのセリフは叫ぶばかりになってしまい、それを読者(視聴者)に伝える手段がヒュンケルとクロコダインに割り振られてしまったのが主な原因である。 バランとの一騎打ちに割って入ってきたアルビナスのニードルサウザンドと無刀陣使用直後の無防備な状態に真魔剛竜剣の一刀をまともに喰らうもアルビナスを撃退。バランに「生きてはいるがもう戦う事はできない」と言われる。→暫く昏睡状態だったが、親衛騎団との戦闘に入ったポップ達の元に駆けつける。しかも「立っているだけでも辛い」状態だがちゃんと戦えている。ヒムもよそ見しながらの裏拳でふっとばす。 大魔王バーンとの敗戦後に行われた裏切り者の元六団長の処刑の日…ミストバーンに差し出された暗黒闘気のグラスを飲み干し、心まで暗黒に染まってしまうもクロコダインの檄で心の中にある光の闘気を取り戻す。しかしそれにより光と闇の相反する二つの闘気が激突し、身体がそれに耐えきれず生命エネルギーが消滅、その場に倒れる。皆がヒュンケルは死んだのだと諦めるも………→直後に立ち上がる。それも光の闘気を爆発的に高めて。ミストバーンの誘いに乗ったのはあえて暗黒闘気をその身に供給することによって、それに対抗するため心の中になる光の闘気をさらに強く呼び起こせると踏んだから。賭けは成功。ヒュンケルの中にある暗黒闘気は光の闘気により完全に封じ込められパワーアップを果たす。力を得られるなら死にかけることすら厭わないそのドMな姿勢をロン・ベルクからは「生命すらヤツにとっては武器のひとつにすぎん」と評される。同じように生命を振り絞ろうとしたノヴァは必死に止めようとしたのに… グランドクルスを連発し、HP1の状態で敵幹部と戦い続け、眠るように息絶える。→ナレーションやモノローグで散々煽り、燃え尽きたようにしか見えなかったが、眠ってた(気を失ってた)だけで回復魔法受けたら動き回れる程度には復活。ただ、流石に回復魔法受けてなかったらヤバかったそうだが。 このように、これらの状態から全て生還している。(*12) 犯した罪を償うため、そしてアバンの使徒の長兄たらんとした結果だが、さすがに無理をしすぎたのかもはや肉体はボロボロで最終的に二度と戦えない体になってしまい、終盤はマァムやチウに庇われながらの観戦状態となった。 しかし、その状態でも闘気を利用し魔王軍最高幹部のミストを撃破した。 バーンとの決戦時はダメージ受けすぎゆえに戦う資格なしとして、「瞳」にされ封印された。そりゃそうだ。 後日談ではラーハルトやエイミと共に旅に出ているが、「ぶっちゃけこの時には既に戦えるまでに体が治っているだろう」と考えている読者が大半ではなかろうか。 一説では、ダイの探索ついでに、再び戦える手段を模索しているのではとも言われている。 ラーハルトに鎧の魔槍を返した以上槍に拘る必要はなくなったので、仮に戦えるようになってしまえば思う存分得意武器の剣が使えるのでパワーアップ確定である。 物語が終わってもまだ伸びしろを残しているってどうなんだ なお、「蒼天のソウラ」でメドローアが登場した際に「古代の英雄譚に出てくる大魔導師はメドローアを1人で使ったけど創作に違いない」「戦記物に誇張は付き物」なんて言われたため(*13)、特に作中話題に上がったわけでもないのに ヒュンケルが何度も死にかけて何度も復活しているという事実は、後世で盛られた創作だと思われている 途中で倒れた人物たちの活躍を統合して誕生した創作キャラだと思われている 『ヒュンケル』は襲名制で、死にかけて復活するというエピソードはそこで代替わりをしているため 趙雲のようにソースの怪しい民間伝承を取り入れた結果こうなった 後世とはいうが、そもそも本当に死んでるのか? 逆に名前の元となった魔界の剣豪ヒュンケルと同一人物扱いされている 実はヒュンケルだけ小宇宙の異世界出身 などと読者から評された。さもありなん。いやさすがに最後の三つは怖い たとえどんな償いをしようとも、このオレがネタによって項目を編集したという事実はぬぐいようがない その罰だけはうけねばならん…。もはや思い残すことはない… アニヲタ…あなたの手で項目にログインしてくれ… この場で追記・修正させられても…オレはかまわん…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ こいつはチートキャラじゃなくてバグキャラとか言われてたのは草 -- (名無しさん) 2021-02-07 10 23 33 不死身の例でギガブレイクって書いてるけどギガディン使ってない力抑えた斬撃だよね?構え自体は一致してるけど -- (名無しさん) 2021-04-26 19 26 15 バランとの一騎打ちはギガデインは勿論、紋章なしで切りかかってる上に剣は威力半減とバランの劇中でも最低レベルの攻撃だから生き残れたってのはある。それでもフェンブレンを貫通する攻撃力だが -- (名無しさん) 2021-07-08 16 28 54 声優さん的にはこの後別作品で、ミストバーン声の兄を従えてラスボス化する世界が待ってるっていうのが偶然だけどアレだな。 -- (名無しさん) 2021-07-21 14 03 09 もし続編があったらエイミとの関係はどうなったんだろう?ポップの三角関係といいそこら辺は読者の想像に任せますスタイルなのかな? -- (名無しさん) 2021-07-31 19 18 28 鎧の魔剣は頭に剣つけた状態のほうがかっこいいからもう一本剣を持たせておいた方が良かったと思う -- (名無しさん) 2021-08-04 01 07 51 総集編で数分ごとに死にかける→復活を繰り返してたのがギャグっぷりに拍車をかけていた。 -- (名無しさん) 2021-08-07 13 31 53 ブラッディースクライドは仕留めたのはデッドアーマーだけでもアルビナスの肩を吹っ飛ばしてヒム(強化前)もぶち抜いている訳で、かなり成果出してると思うが。 -- (名無しさん) 2021-09-28 21 41 41 ヒムもほぼ仕留めたようなものだしな 復活されたのは奇跡に過ぎないし -- (名無しさん) 2021-10-03 12 18 54 マジで死なない。不死騎団の団長の名前は決してダテではない -- (名無しさん) 2021-10-03 12 45 58 ↑6ヒュンケルは割りと流されやすいというか周りの影響を受けやすいタイプだから最後はエイミの粘り勝ちになると思う。もっとも不器用な人間だから自分の子供との親子関係は絶対に一悶着あるだろうが -- (名無しさん) 2021-10-03 15 27 35 地底魔城に戦場視察に来たハドラーに「(ゆっくり見てけよ)兵どもが夢の跡をね…」と皮肉っていたけどダイの世界に松尾芭蕉がいるのか…あるいはそれに相当する俳俳人がいて同じような句を詠んだか… -- (名無しさん) 2021-11-22 17 20 19 ↑×3 味方だと頼もしいけど敵方からしたら悪夢以外の何者でもないですな。 -- (名無しさん) 2021-12-07 21 52 09 ハドラーのバルトスさん処刑はわりと妥当だよねー。もし許してやってればこの最強の戦士がハドラーの部下に……(父ちゃんへの反発で反抗期に入りそうだが) -- (名無しさん) 2021-12-25 10 37 42 シグマの質問はヒュンケルにこそ言われるべきだが、明らかに物語上の補正が入ってるので答えが出ちゃいけないのかもな -- (名無しさん) 2022-08-06 20 49 34 創始者のアバン以外で、アバン流刀殺法の全てを極めた最初で最後の存在であるんだよな……。グランドクルスに無刀陣は師以上の物に昇華して見せたし。惜しむらくは弟子も得る事もないから、彼一代で後に継がれはしないという点だが -- (名無しさん) 2022-09-20 10 17 40 本人が罪の償いとアバンの使徒の長兄たらんとした結果なんだろうけどある意味でハドラーの最強の肉体以上にバグめいた不死身の肉体の持ち主。 -- (名無しさん) 2022-12-29 19 56 39 クロコダイン曰く軍団長は各々の得意分野ではハドラーを上回るので、不死騎団長のヒュンケルがハドラーより不死身なのは当然。 -- (名無しさん) 2023-01-04 16 57 27 「おまえ(クロコダイン)とマァムははじめてオレのために泣いてくれた…」←初めてなのに2人だと???タイミング的にクロコダインなのにあんないかついワニ助が自分の初めてだと認めたくないからってマァムを同時みたくカウントするんじゃない!(笑) -- (名無しさん) 2023-03-03 22 56 31 常時スクルトとHP回復かかってんじゃないの?ってレベルでタフガイすぎる。 -- (名無しさん) 2023-06-11 19 07 47 敵キャラとの対戦時の掛け合いが良いんだけど特にバルジ島でのハドラーとの「俺の父、バルトスの仇である貴様は生かしてはおけん!」と「黙れ、『親子』揃ってこの俺にたてつきおって!」が好き。 -- (名無しさん) 2023-10-13 19 19 56 ヒュンケルは二人じゃなくて3人の師がいたんだな…(アバン、バルトス、ミストバーン) -- (名無しさん) 2023-12-21 06 51 42 原作の三条陸曰く「ダイ大のほとんど事象は理由があるようにしてるけどヒュンケルの不死身っぷりはロジック外」…つまり特に理由はない、良くも悪くも勢いの産物なようで… -- (名無しさん) 2024-01-29 10 26 02 仮に魔界編あったら剣装備に戻ってそう。 -- (名無しさん) 2024-06-02 19 10 14 むしろ大昔に魔界を支配したっていうウワサのヒュンケルさんが出てきてヒュンケル合戦が始まるんやろ -- (名無しさん) 2024-06-02 20 06 49 ダイに対する好感度よりポップに対する好感度の方が上なんじゃないの -- (名無しさん) 2024-06-03 21 30 57 ポップは自分とタイプが全く違うから逆に可愛くて仕方ないんじゃないかと思ってる。 -- (名無しさん) 2024-06-03 21 37 45 強いのは間違いがないんだけど結局は不死身チート頼り -- (名無しさん) 2024-06-15 13 11 54 クロコダインの異常な耐久力にしてもボスキャラは体力が多いからな。それがそのままの状態で仲間になるのがダイの大冒険。 -- (名無しさん) 2024-06-15 14 34 23 ↑2 弱いのが不死身でもスーパースターマンにしかならないんだよ……元からアホみたいに強いのが不死身だからヒュンケルなんだよ… -- (名無しさん) 2024-06-15 15 37 00 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/99.html
ダイ 25 004 勇者、起つ! ◆lEaRyM8GWs 022 王者、起つ!? ◆lEaRyM8GWs 043 公主の説得 ◆lEaRyM8GWs 080 竜と獅子の猛攻 ◆lEaRyM8GWs 127 太公望、竜吉公主と再会す ◆lEaRyM8GWs 154 希望の風 ◆Oz/IrSKs9w 161 動き出す計画 ◆GzTOgasiCM 202 小さな成果と次なる努力 ◆Wv7hRKzBHM 275 ある中学生男子の考察 ◆z.M0DbQt/Q 310 出発 ◆XksB4AwhxU 317 頼れる存在 ◆saLB77XmnM 335 消えた絶望、生まれた希望 ◆9uVZGZBjOQ 349 リフレイン ◆r4GvCZ7iKs 350 謎の女への疑惑 ◆9uVZGZBjOQ 354 死人に口無し ◆bV1oL9nkXc 367 疑心が光に落とす影 ◆7euNFXayzo 369 あの男との邂逅 ◆9uVZGZBjOQ 382 流星、嵐を切り裂いて ◆kOZX7S8gY. 385 天に立つ者、地に伏すけもの ◆Ga7wkxwkZg 395 善でも、悪でも ◆bV1oL9nkXc 402 Vain dog(in rain drop) ◆xJowo/pURw 408 明日の勇者 ◆14iGaWqIZs 420 RED ◆xJowo/pURw 422 Monochrome ◆PN..QihBhI 429 見えてないのどっち ◆8nn53GQqtY ポップ 17 040 おしゃぶり ◆SD0DoPVSTQ 093 似た者同士の行進 ◆QGtS.0RtWo 163 ポップ・ウソップ冒険記 ◆Oz/IrSKs9w 230 大賢者ウソップ? ◆f9snfTF/yQ 241 ポップ・ウソップ冒険記~頑張れ愉快な仲間たち~ ◆HKNE1iTG9I 308 ポップ・ウソップ冒険記~unbalanced of fierce attacker~ ◆2XEqsKa.CM 333 ポップウソップ冒険記~一日遅れで幕は上がり~ ◆bV1oL9nkXc 366 ポップ・ウソップ冒険記~そして彼らの夜は明けて~ ◆HKNE1iTG9I 371 地獄の車窓から ◆bV1oL9nkXc 386 A列車で交渉をしよう ◆hR0cu29K.I 388 関西十一人模様 ◆saLB77XmnM 392 3人の文殊・前編・ポップの不思議な喫茶店 ◆xJowo/pURw 393 3人の文殊・後編・七龍珠 ◆xJowo/pURw 406 ハイブリッド・レインボウ ◆xJowo/pURw 411 青空の方法 ◆HKNE1iTG9I 426 逆さまの蝶 ◆SD0DoPVSTQ 432 愛しき世界 ◆SD0DoPVSTQ マァム 7 057 闇と光の中で ◆4LQa/CzMzU 091 夜明け前 ◆1SRHufSimc 157 機人流浪 ◆Oz/IrSKs9w 159 悪のカリスマ ◆HDPVxzPQog 233 宿命と血統 ◆HDPVxzPQog 284 女の戦い ◆HDPVxzPQog 290 DIOの世界~予兆~ ◆PN..QihBhI フレイザード 22 001 役立つ支給品 ◆lEaRyM8GWs 016 武装強化 ◆lEaRyM8GWs 025 赤と青、黒、そして銀髪 - 073 最期に想うはビデオと ◆lEaRyM8GWs 082 青眼の白竜を求める者 ◆lEaRyM8GWs 117 吹き荒ぶ戦場の嵐 ◆SD0DoPVSTQ 122 捨てる破壊神あれば拾う死神あり ◆dX0vnX3NOo 135 悪のパーティー ◆Wv7hRKzBHM 160 激震の大地、大魔王新生 ◆SD0DoPVSTQ 206 彷徨える黒龍、眼前の魔王 ◆kOZX7S8gY. 216 影と魔の輪舞 ◆drwetRDQqY 249 崖っぷちの正義と悪 前編 ◆kOZX7S8gY. 252 崖っぷちの正義と悪〈中編〉 ◆kOZX7S8gY. 254 崖っぷちの正義と悪〈後半〉 ◆kOZX7S8gY. 294 フレイザードの世界~いつか勝利の旗の下で~ ◆PN..QihBhI 340 大型殲滅兵器“ジーニアス”による被害報告 ◆saLB77XmnM 364 狂殺万華鏡 ◆Oz/IrSKs9w 379 雪の陣~memento mori~ ◆PN..QihBhI 380 雪の陣~戦塵の彼方~ ◆PN..QihBhI 404 四重奏(カルテット) ◆kOZX7S8gY. 413 穏やかな春の陽射しの下で ◆HKNE1iTG9I 421 フレイザードの世界2 ◆PN..QihBhI
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2835.html
登録日:2011/07/06 Wed 01 55 19 更新日:2024/09/04 Wed 01 35 10NEW! 所要時間:約 27 分で読めます ▽タグ一覧 100回殺しても死なないワニ 100話まで行っても死なないワニ おっさん ク、クロコダイーーン!! クロコダイン グレイトアックス コメント欄ログ化項目 ジェイガン タンク ダイの大冒険 パワーキャラ ピンク リザードマン ワニ ワニキ 不死身 不遇の強豪 人の心を持った怪物 人格者 保護者 六大団長 前野智昭 勇者ダイのパーティー 勇者一行 名言製造機 味方化 団長 壁 壁役 夫婦共演 婚活 嫁さん募集中 巨漢 幹部 怪力 愛すべきおっさん 愛すべきワニ 戦力外 戦士 斧 斧使い 武人 死んだと思ったら生きてた 気は優しくて力持ち 漢 獣人 獣王 百獣魔団 真空の斧 肉盾 自己犠牲の塊 解説王 軍団長 銀河万丈 隻眼 頭の悪い男←むしろ知将 魔の森 魔王軍 我が名は、獣王クロコダイン。 魔軍司令ハドラー様が指揮する6つの軍団の一つ… 百獣魔団の軍団長だ!! クロコダインとは、漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するキャラクター。 CV:銀河万丈(1991年版)/前野智昭(2020年版) 【もくじ】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】耐久力 使用技 武装 特殊アイテム 【作中での活躍】百獣魔団軍団長として ロモス城侵攻 ダイの仲間として 最終決戦 【劇場版での活躍】 【人間関係】 【余談】 【その他の名言】 【概要】 魔王軍の幹部である六大団長の一人で、肩書きは『獣王』。 「リザードマン」という獣人系の種族で、年齢は人間でいえば30歳ほど。一人称は「オレ」。 15年前、魔界の神が大望の為に表舞台から身を潜め、同格と謳われた者達も淘汰されるか和議を結んで暗躍していた時代。 そんな事情もあってか、魔王ハドラーが随一の実力者として地上世界で猛威を振るっていた。 そんな彼に負けじと、他の魔物や魔族達もこぞって思うままに暴れる群雄割拠の時代。クロコダインもそうした猛者の一人である。 『獣王』とはクロコダイン自身が掲げた異名ではあるが、その名に相応しい武人として名を馳せていた(*1)。 凍れる時間の秘法によって封じ込められたハドラーをザボエラの依頼で奪還し、ガンガディアたちの元へ届けた。 その際も特に見返りを求めることなく、他の魔物たちも覇権を狙って動き出すから気を付けるようにと忠告しており、非常に高く評価されていた。 大魔王が擁する魔王軍に加わった後は、獣系モンスターを中心とした『百獣魔団』を率いている。 ダイ達アバンの使徒と最初に戦った軍団長であり、敗北後は勇者ダイのパーティーに加入。 パーティーのメンバーの中では最年長という事もあり、頼れる兄貴分となった。 【人物】 重厚な印象を与える筋の通った芯のある武人。 仕える者への忠誠心が目を引き、魔軍司令ハドラーにスカウトされた。 その経緯にふさわしい武人の気質を備えており、強者との戦いを望んだり、誇りの為に命を投げ出すことを良しとする。 また豪快な性格の一方で仲間を気遣う細やかさも秘め、心許した友と笑いあうことを喜ぶ一面もある。 とはいっても殺伐とした魔王軍にあって、そういった友にどれほど恵まれたかは疑問だが。 そうした魔王軍でも、ヒュンケルやバランら軍団長達から実力と精神性を高く評価されていた。 ロモス王国侵攻について「自分が手を下すまでもない」と部下に任せきりにするなど弱者を見下す態度は見られた。 しかし正々堂々とした戦いを好み、敵といえども強者には一定の敬意を払うなど、魔王軍にありながら義侠心のある性格をしている。 だが、功名心から卑怯な策に手を出してしまうなど決して完璧な人物ではなく、誰にでもある心の弱さを持っている。 仲間の戦意を喪失したような行動に疑いを持ってしまったり、無力感から内心自分ではどうしようもないと諦めてしまう事もあった。 しかし彼はそれを自覚した上で、それを包み隠さず見せることができる信念と覚悟を持ち合わせている。 獣王と称えられる名声と実力を持ちながら、自らの未熟を恥じ、己を高めようとする心がけを忘れない。 だからこそ誰もが彼に対して一目置くのだろう。 自分のことを頭が悪いとも評しているが、実際のところは策謀を好まないというだけ。 猪突猛進だけが能の筋肉バカとはほど遠い、むしろ作中でも屈指の知将。機転の良さと分析力はポップに並ぶ。 たかがリザードマンと舐めてかかったポップの呪文に対して、まともに受けずに真空の斧で防いだり咄嗟の判断力は高い。 勇猛さで名を馳せているだけあり、敵を前に撤退を選ぶ事はまず無い(少なくともキルバーンとミストバーンは「あり得ない」と思っていた)が、 それも絶対ではなく、心から信頼できる戦友の「戦略的撤退」を見た時は自分も迷わず逃げの一手を打つなど、経験に裏付けされた思慮と洞察力は確かなもの。 竜闘気を見てバランに対して呪文攻撃一切が通用しない事、力で押し切るしか有効打を与えられそうにない事を初対戦前の時点で既に見抜いた。 竜闘気の全貌までは解明出来なかったものの、バランもその洞察力を称賛している。(*2) 特にザボエラやキルバーンなど魔法と知略で戦い、ステータスの「かしこさ」が高いキャラ相手に逆に策にはめている。 基本的には恐れ知らずで勇猛果敢、しかし戦力評価と引き際は読み誤らない確かな判断力、いざとなれば身を投げ出すことも厭わない忠誠心… と、現場の指揮官としてはこの上ないほど優秀な特性を多く備えており、本人の戦闘力もそうだが、軍団長を任されるだけの将器は間違いなくある人物。 ただ、作中描写の割にステータス画面だとナンバリングの普通の戦士と同じく素早さや賢さが低い。 全ての能力が高いと強く見えすぎるので仕方ないのかもしれない。 ちなみにチウのボケにズッコケたり、アバンの女性問題をそれはそれは悪そうな顔でイジったりと意外とギャグもやれる人だったりする。 【戦闘能力】 頑健な巨体と凄まじいパワーが持ち味の典型的な戦士タイプ。 純生物としては「怪力無双」と謳われ、 全力で斧を振り降ろせばその衝撃波が小山を両断しながら何十メートルも地面を抉り取る 大型帆船型軍艦を肩で担ぎ上げ放り投げる人造の怪物相手に、真正面から組技で対抗出来る といった膂力の持ち主。人知を超えた怪物揃いの本作においてであっても、作中屈指の剛力の持ち主である。 呪文こそ使えないものの、灼熱のブレスや真空波を生み出す『真空の斧』の力が遠距離戦を補う。並の呪文であれば強く息を吹き付けるだけで打ち消せる肺活量も怪物的、 そして、鋼鉄かそれ以上と謳われる表皮と筋肉によって、鉄塊や岩壁を砕くような砲弾の雨霰に晒されても無傷で耐え切るので、攻守共に隙が無い。 また巨体の割に動きも素早いらしく、的確に間合いを詰めて攻撃してくる。 ちなみに、クロコダインが加入した時のレベルは34。ステータスにおいては、自慢の一つの「ちから」や「攻撃力」については、それぞれ158と208。 当時既に猛威を振るっていたレベル36時のヒュンケルは、それぞれ134と219であり、カタログスペックに限れば彼にも引けは取らない。 しかし、特に目を見張るのは「たいりょく」と「最大HP」で、前者はカンスト寸前の251、後者にいたっては515である。 とりわけHPは、アバン対キルバーン戦でアバンストラッシュのダメージが、直撃は免れたとは言え80だったことを考えれば、このHPは異常である。 「ちから」も彼は自身の数倍はあろうかという岩山を投げつけたり、竜の紋章の力を解放したバランを押し込めてみせた。また軍艦を片手で担ぎ上げる怪力を持つブロックの絞め技を自力で振りほどき、さらに逆に投げ飛ばすほどの剛力である。 ただし「守備力」はレベル34の時点では81と、どちらかと言えば低い方である。 にもかかわらず、竜闘気(ドラゴニックオーラ)をまとっているバランの真魔剛竜剣による一撃をダメージはあれど耐えている。 これにはバランも焦り「し…信じられん!!竜闘気(ドラゴニックオーラ)をこめた我が剣の一撃をくいとめるとは…!!?」と驚愕した。 これは恐らく上述の異常に高いHPのおかげで耐えられたものと思われる。 もともと彼は数多の攻撃を被弾しながらものともせず仁王立ちするか、ダメージを受けてもなお立ち上がるタフさが売りの不屈の闘士タイプ。 いわゆる「当時のドラクエにおける守備力」(*3)が高いタイプではない。 ちなみに集英社から発売されていた設定資料集によると、バーンとの初戦時点でのレベルはなんと47である。 30巻で確認できる最終的なヒュンケルのレベルが47であることから考えると低いどころか相当な高さ。 ただし獲得経験値に対してレベルが低いため、ゲームにおける仲間モンスターのような「ステータスは高いが成長が遅いタイプ」だったと思われる。 物語後半の戦力外通知はダイ達の急速な成長についていけなかったからかもしれない。 だが、そういった不遇さにもかかわらず(もしくはその不遇故か)、やはりキャラクターとしての人気は高い。 彼が自ら捨て石となり攻撃を肩代わりして受けたことによって、ダイ達が助かった事は少なくない。 一見やられ役のようでそれによって活躍しているという、他にいそうであまりいない独特の地位を築いている。 あと、仲間を逃す為とは言え捕まったりなど、ヒロインの様な待遇もあったりなかったり。 傷だらけになりながらも泥臭く戦う、誇り高く豪快で仲間思いなおっさん……読者はそういったところに魅力を感じ取っていたのだろう。 むしろ「パワーキャラ」「非人間」「元敵キャラ」という一般的な創作ならば不遇キャラの権化のような特性の持ち主でありながら、実力で最後まで食らいついてきたことに驚きを隠せない新規読者もいたとか 耐久力 怪力以上の最大の売りが、肉体のタフさ。 上述の通りクロコダインに外傷を与えること自体が難しいのだが、例え傷を負う超威力の攻撃に晒されようとも、なかなか倒れない。 クロコダインは敵味方どちらの陣営にあった時も活躍しているのだが、同時にやたらと重傷を負うことが多く 初戦でダイに左目を潰される 続く第2Rでダイのアバンストラッシュで腹を大きく切裂かれて死亡 蘇生直後で傷が癒えぬ内にヒュンケルのブラッディースクライドで腹を貫かれる オリハルコンすら容易に貫く真魔剛竜剣に全力の竜闘気を込めた一撃を腕に受けて食い止める バランに腕を折られた挙句、あわや失明かというほどの傷を右目に受ける バラン戦第2Rでギガブレイクを二発も受け、バランが竜魔人化した後には腹を貫かれる バランを振り回し、ライデインをくらう 戦車や軍艦をも破壊する鬼岩城の砲撃からアキームを庇う 船を投げ飛ばすパワーを持つブロックに格闘戦でボコられる 大魔王バーンとの初戦での暗黒闘気の塊をモロに受け、さらにカラミティウォールで吹っ飛ばされる 旧アニメのOPでダイにあっさり焼かれている(*4) ……などなど。 特に同じ軍団長全員から最低1回はボコられている。一番手で戦って仲間入りとなれば彼らの引き立て役にされてしまうのも止む無しか…。 一体読者は何度「ク、クロコダイーーン!!」という仲間の悲鳴を見聞きしたのだろうか。 とはいえ、ここまでされててもわざと治していない左目以外五体満足で、死亡回数もダイに負けた一回切りである。 実際バランからは「ふ…不死身かおまえは…!?ギガブレイクを2発受けて生きてるヤツなど今まで誰もいなかった」と驚愕された。(*5) 1回マジで死んでるのとヒュンケルがブッ飛び過ぎているせいでクロコダイン本人も「不死身はヒュンケルの専売特許」と謙遜してはいる。 しかしバランやアキームに評されたようにこの人も大概不死身である。 むしろヒュンケルの不死身は主人公補正じみたモノに対し、クロコダインは何の補正もない純粋なタフネスで耐えている。バランが驚愕するのも納得。 更にヒュンケルはそれまでの不死身の代償に、全身の骨がヒビだらけでもはや魔法をもってしても治らない状態となって再起不能。クロコダインは元気。 この頑丈さは魔王軍時代からも高く評価されており、クロコダインが敗れたと知った魔王軍はどよめきを隠せなかった。 特にクロコダインの敗死に呆れていたフレイザードですら、蘇生中のクロコダインの傷跡を見るなり「どんな怪力でもクロコダインの鋼鉄の身体をここまで破壊する事はできないはず」…とクロコダインの能力自体は無茶苦茶評価した上で、それをやらかしたダイの潜在能力のヤバさに戦慄している。 彼は他の六団長とも反発して自身が最強と自負してやまない不遜な性格であり、そんな彼からのこの評価は相当破格なものだった。 また、このやられ役自体がクロコダイン自身による捨て身ではあるものの、それは決して猪突猛進や自信過剰から来るものではない。 これは自分自身の最もアドバンテージである「打たれ強さ」をもってして相手の手札を探る為に敢行しているのである。 人物像でも書かれたように分析力と機転はポップ並、そしてポップは打たれ弱いがその知恵は信頼しているが為、彼が代わりに自ら犠牲になっていった。 彼が先陣を切って攻撃を受ける事で、仲間達の為に敵の戦力や攻撃方法を引き出させ、それが勝利へと繋がる事が多々あった。 メタ的にも、原作者が「威力のほどを表現しようにも、クロコダイン以外が喰らうとそのまま死亡する攻撃を、彼に受けて貰っている」というコメントを残している。 その顕著なものがバランも怯んだ二発のギガブレイクだろう。 バラン…ギガブレイクでこい…!! 強大な力でダイを奪い去ろうとするバランの体力と魔法力を少しでも削るためにあえて最強の技をその身に受け、自ら捨て石となることを選んだ。 これがあったからこそバランは肝心のダイとの対決時にギガデインを使う事ができずライデインで代用し、結果として武器で劣るダイがライデインストラッシュで打ち勝つ事ができたのだ。 そしてクロコダインでなければギガブレイク二連発などというバランすら想像していなかったダメージを受け止められはしなかっただろう。 更に言えば、これを食らってもバランを振り回す程の力を残っていた上、追加にライデインを受けてもヒュンケルを投げ飛ばす力が残ってた。 ここまでくるとダイの未完成版のアバンストラッシュごときで一度死んでいるというのが逆におかしい気すらしてくる… これについては、紋章の力で大幅強化されていることに加えて、作中でクロコダインのメンタルが最も弱っていたタイミングだったのも大きな要因である可能性も否めない。 ちなみに、新作アニメ放送の際、原作者は 「ザボエラの策に乗らずにクロコダインが完璧なメンタルのまま真正面からダイ達に挑んでいたら、ダイ達に勝ち目は無かった」 とコメントしている。 このケースに関してはダイが紋章の力を発揮出来ないことが大きな理由だが、紋章の力を発動出来た場合でも勝負の内容はまた違っていたかも知れない。 上記の事実だけでも大概なのだが、もう一つ恐ろしい事実が挙げられる。 それはバーンとの初戦の後ヒュンケルと共に捕まってから救助されるまでロクな休息を取っていないはずなのに即戦線復帰している点。 さすがにコマに映ってないところで回復魔法とか貰っていたとは思いたいが…… バーンから暗黒闘気喰らってるので回復魔法貰っても回復できなかった可能性もある。なのに、あの元気っぷり。 また、バランの言葉を鵜呑みにするならば、あのバーンと肩を並べた冥竜王ヴェルザーでさえ二連ギガブレイクに耐えられなかったと思われる。(*6) 後に戦う超魔ハドラーも、キルバーンの血で剣が腐食していなかったらギガブレイクの直撃で首を刎ねることが出来たはずだと言われており、クロコダインの耐久力の高さがうかがえる。 闘いの遺伝子でもそのような相手は存在しなかったと考えられ、バランが驚愕するのも納得(2回目)。 一応レオナからベホマを貰った上で耐えきったのでクロコダイン一人で耐えきれたわけではないとはいえ、真似出来る者は極一握りであろう。 当時その概念すらもなかったものの、RPGで言う「タンク」として、彼以上の実績を残した者はいないだろう。 これ等のとんでもない事実及び、2020年の再アニメ化で改めて目に触れることが多くなったことで、彼の凄まじいタンクっぷりが評価されているとかなんとか。 ここまですさまじい耐久力について書いてきたが、防御力だけを見るなら並ぶ者はいる可能性が高い。 例えば超魔ハドラーあたりでも「捨て石になる覚悟で全パワーを防御に集中」すれば同じくらい耐える事も出来ただろう。 実際超魔ハドラーは、バラン自身が気が付かない程度の剣の腐食の切れ味低下で、きちんと隙を突かれて叩きこまれたギガブレイクが首の表皮で止まってしまう程の防御力を元々持っており、防御に集中すれば万全のギガブレイクを受け止められてもおかしくない。 ただ超魔ハドラーはもう余命幾ばくもない状態であり、食らって耐え凌いで受けたダメージを回復して次、とはいかない状態。 瀕死になっても次の戦闘までに回復してピンピンして戦線復帰、とまでやってのけるのはやはりクロコダインの専売特許と言えるだろう。 使用技 焼けつく息(ヒートブレス) 麻痺の追加効果を持つ灼熱の吐息。忘れられやすいが状態異常効果があるクロコダインには珍しい搦手寄りの技。 本人も「奥の手」と語る完全な初見殺しでダイも危うく殺されかけた。 出力を上げれば岩盤であろうが溶かす程で、これによって地面を強引に掘り進むことも出来る。……これを浴びたダイはよく麻痺で済んだものである。 クロコダインの肌の色はこの火属性を意識しているのだろうか?なお、作者三条陸によるとこれで大きな魚を炙っておやつにしているらしい。 戦闘以外ではノヴァのマヒャドを反射されてほぼ全身が氷で覆われ動けなくなったダイやポップを強引に解凍するのにも使われた。 ちなみにバランの部下である海戦騎ボラホーンも凍てつく息(コールドブレス)という対照的なブレスを持っている。 獣王痛恨撃/獣王会心撃(改名後) クロコダインの代名詞とも言える、片腕に集中させた闘気を竜巻のように開放する技。 生半可な呪文などはかき消し、進行方向に大規模な破壊を生む。 新アニメにおいては、遥か水平線まで届かんばかりの、ロボアニメのビーム兵器のような超射程を披露した。 バルジ島での戦いの際、バダックに「痛恨撃とは名前が物騒でいかん」と「会心撃」への改名を勧められた。 要は、味方になったんだから「痛恨の一撃」ではなく「会心の一撃」だろう、ということである。 使い勝手が良くクロコダインもよく使っているが、名のある強豪をこれで仕留めた例は無い。 防御に専念すれば極大呪文を防ぎ切る竜闘気状態のダイやバラン、神の金属オリハルコンの塊が相手でも、たじろかせてその場に釘づけにする程度の効力は発揮するので、決して弱い技ではない。 しかし、やはり強大過ぎる敵に対して威力不足が否めず決め手に欠けていたため、新技を特訓する運びとなった。(*7) DQHでは中の人ネタでディルクがこれとネーミングが酷似する必殺技「国王会心撃」を使う。 獣王激烈掌 …ならば“もう一つの渦”をくれてやろうっ!!! 終盤の戦いに臨むにあたって習得した。 大渦が渦巻いている海底に潜り、その側に大渦をもう一つ作ってみせるというメドローア習得の次点くらいの荒行で習得した。 その際は渦潮のうねる海底から自力で戻るのが難しいのでチウに引き揚げて貰っていた。 大渦の近くでやる必要あったのかとか潮流が変わって元々の大渦が獣王会心撃発動時からして消えそうでは?などの疑問を感じるが、まあ負荷が大きいことは確かで成果も見やすいということで問題はないだろう。多分。 簡単に書けば会心撃×2だが、両手から放った2つの渦の間に敵を挟みこんだまま“捻り切る”エゲツない技。他作品に例えるなら神砂嵐。 世界最硬の強度を持つ金属・オリハルコン製の生命体にも通用する威力で、初めて使用された際にはシグマの腕を引きちぎっている。 ……ただしミストバーン相手には足止めにすらならなかったが。これは流石に相手が悪すぎた。(*8) 後に「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル」にて「獣王げきれつしょう」という名称で採用された。 武装 真空の斧 円形の斧頭が特徴の本人には丁度いい(つまり馬鹿でかい)大きさの片手斧。人間では両手でもまず扱えない。 実際、修理した真空の斧が箱に入った状態とはいえ、バダックは肩に担いで運んでいる。 忘れられやすいがこの斧もダイ世界における伝説の武器の1振りである。 備え付けられた赤い魔法石によりバギ系呪文を発動できる魔法のアイテムで威力はバギクロスレベル。また発動のためには「うなれ」と叫ぶ必要がある。 しかし原作のドラクエでも最上位呪文を付与される魔法武器はほぼない…。よって恐らくバギの属性と魔法力を自身の斬撃に付与して斬撃を拡張させる武具と考えられる。 ダイがメラで魔法剣をやっていた事を考えると、魔法付与斬撃の先人ともいえる。 またアニメでは自身を中心に50m程の範囲で嵐を巻き起こし、相手の動きを封じたりもしている。 獣王痛恨撃のことを考えると補助的な扱いだったと思われるが、自身が呪文を使えないという弱点をこれで補っていた。 強烈な風圧で敵の接近を阻んだり、空気流のバリアを作りポップのメラゾーマを軽減したりもできたりと意外にも応用力も優れている。 伝説の武器故にクロコダインは時折破損しては修復して使っていた(*9)。 性能は不明だが、下記のMk-Ⅱもステータス画面では『真空の斧』として扱われているので、これと同程度と推測される。 最終的にはバランとの戦いで刀身を砕かれてしまったが、魔法石が無事だった為にバダックによりMk-Ⅱの基になった。 帰って来た真空の斧Mk-Ⅱ バランとの戦闘で破壊された真空の斧を、バダックがパプニカの金属で刀身部を新規製造して再生した。 真空の斧が円形の斧頭に両刃に上までカバーする形状だったのに対し、Ⅱはマンベリを思わせる三方向に突き出した鋭利な形状に変わっている。 前述通りパプニカ王国で産出される特殊な金属を使用しているらしく、全体的に一回り大きいのも特徴。 名前はバダック命名だが長いため、誰にもそう呼んでもらえない。ステータス画面でも『真空の斧』と紹介されていた。 先代同様、ちょくちょく破損しては修復されてたが、大魔王バーンとの初戦闘でカラミティウォールに巻き込まれ粉々に砕かれてしまった。 単行本16巻の巻末に掲載された「キャラクターパラメータ」表によると、攻撃力は50と中堅武器程度。 グレイトアックス ロン・ベルク謹製の大戦斧。詳細はリンク先を参照のこと。 他の武具同様に最終決戦用に作製されたものの一つであり、実質クロコダイン専用。クロコダインを海底から引き揚げられる怪力のチウでさえ運ぶのがやっと。 そもそも彼ぐらいの体格とパワーがないと使えず、ほんのちょっと上から落としただけで魔法使いタイプとはいえ魔族のザボエラの両腕を粉砕した。 バギ系に加え、「轟火」の言葉でメラ系を、「爆音」の言葉でイオ系の呪文まで発動できる優れもの。 クロコダインはその破壊力を見て「ちょっとしたアバンストラッシュ気分だ!」と喜んでいた。 ただし、クロコダイン自身にとっては慣れない武器(*10)で訓練する時間もなかったことなどもあってか、 超魔ゾンビには歯が立たず ミストバーン戦でもまともに使われず バーンの下に辿り着いた際には所持すらしていない などロン・ベルクの作った武器の中で最も活躍が無いまま終わってしまった不遇の作品。 多彩な武器が使えるのが戦士のメリットでありながら装備品に恵まれず、己の肉体で戦う武闘家に近い戦い方に特化しなければならなかったクロコダインらしい結果ともいえる。 獣王の鎧 初登場時から最後まで身に付けていた鎧。 防御力は65と結構高く、非常に重いことを除けば獣人の装備の類では最高の性能を誇る。 …実のところダイの大冒険のキャラは彼に限らず兜も盾も装備していない扱い(*11)のため、実はこの数値でもそこまでバランス崩壊していない。 腕と肩の部分が痛恨撃/会心撃を撃つ度に弾け飛ぶが、こちらは自己修復が可能でいつの間にか戻っている。 特殊アイテム 魔法の筒 人質として捕えられたブラスや、直属の部下のガルーダを収納するのに使用した。 筒の口を生物に向けて「イルイル」と唱えれば、その大きさや質量に関係なく収められ、「デルパ」と唱えれば中身を出すことができる。 これ自体はそこまで特別なアイテムじゃないのか、ブラスやパプニカの賢者も使っている。 獣王の笛 吹いた音に引かれて出現したモンスターを倒すことで改心させ、自身の部下にできる。 百獣魔団長になってからは不要になり、使わなくなったらしい。 後に激烈掌の特訓を手伝った褒美として、チウに譲られている。 但し、「対象のモンスターは指定できるが、何匹出現するかまでは指定できない」という欠点があり、チウは苦労をすることに… クロコダインの場合は何匹出現しようが、ものともしないほど強かったのだろう。 【作中での活躍】 百獣魔団軍団長として 各軍団長が地上を侵略する中でクロコダインが割り振られたのは弱小国のロモス王国(*12)。大した兵力が無いロモスを攻めるのに辟易していた。 しかしハドラーから連絡が入り、「自分(ハドラー)に深手を負わせた少年が近くに居る」という言葉でダイに関心を持つ。 そのまま単独で出陣し、死の森で彷徨っていたダイやポップを発見、戦闘に入る。 戦いでは終始ダイを圧倒するが、ダイを置いて一目散に逃げたポップを引きずってきたマァムのサポートもあり、不意を突いたダイの反撃で左目を潰されてしまう。 拠点に退散して痛みと失態に怒り狂う中、同じ軍団長のザボエラが現れ傷口に塩を塗り付ける。 「このままでは今の地位が危うくなる」 「ハドラーはともかく他の4団長は『獣王クロコダインは小僧の首一つ満足に取れんうつけ者』と言うだろう(*13)」 …とザボエラに危機感を煽られつつ“秘策”を提案された。 怒っていたとはいえ流石にあまりに卑劣な策だったので初めは嫌がるも、上記の経緯から心が弱っていたためにザボエラの“秘策”を手にしてしまう。 そして必ず現れるであろうダイを倒すため、百獣魔団の全軍を率いてロモス王国に強襲をかける。 ロモス城侵攻 目論み通りロモス城内にてダイ、マァムと再戦(ポップはまた逃げた)。秘策の正体であるダイの育ての親ブラスを盾にダイの攻撃を封じ、 必殺の『獣王痛恨撃』を喰らわせた事でダイは力尽き、勝利は目前に。 パーティが壊滅している中、なけなしの勇気を胸に戦場へ戻ったポップ(ニセ勇者の項も参照)に対しても、圧倒的な実力差からいたぶった。 ……のだが、それはポップも織り込み済みだったところであり、彼がそこから更に根性を見せて破邪呪文でブラスが開放された上、 後顧の憂いが無くなったことと、怒りで竜の騎士の力を発動させて復帰したダイによって致命傷を負ってしまう。 もはや自らが助からないことを悟り、同時に戦いを通して人の絆の強さを知ったクロコダインは、 「負けるのであれば始めから正々堂々と戦うべきだった」と後悔の涙を流した。 そして「負けるなよ!勇者は、つねに強くあれ!」とダイ達を激励し、自ら高台から飛び降りて死んでいった。 人質を取ったにもかかわらずの敗北だが、ダイの紋章の力がこの汚い作戦への怒りによって発動したことを考えると、逆に決定的な敗因になってしまったのかもしれない。 後にヒュンケルも「クロコダインが負けたのはザボエラのくだらん入れ知恵のせい」との考えを示している(*14) 初めて完全敗北した軍団長。それもまだまだ未熟な頃のダイ達に…ではあったが、一方でこれらの流れから最初から妙に人間味を感じるワニだった。 ダイの仲間として 彼の遺体は魔王軍によって秘密裏に回収され、蘇生処理を施される。 そして奇跡的に生還した後はなんと魔王軍を離れ、折しもヒュンケルとの初戦闘で追い詰められていたダイ達を助ける行動に出た。 しかし傷が完治していない身体ではヒュンケルの剣を受けきれず、再び力尽きてしまう(それでもなんとかダイとポップを逃がした)。 再びヒュンケルの拠点・地底魔城で手当てを受けて蘇った後は、フレイザードの裏切りでマグマに飲み込まれたヒュンケルを救出。 そして互いに傷を癒した後、フレイザード攻略戦からダイ達の仲間となる。 フレイザードに勝利した後の宴会では最初は場を慮って人目につかない所でチビチビと飲んでいたが、 クロコダインに友情を抱いて追ってきたバダック達に囲まれて飲んだ酒を「今までで一番旨い」と語るなど、人間と共にあることを心から喜んでいた様子。 大抵の仲間からは「クロコダイン」、ポップからは「おっさん」と呼ばれ、ダイ達以外にも多くの友人に恵まれていく。 上述のヒュンケルからダイ達を助ける場面、またバランとダイが親子で殺しあう場面では、自ら捨石になってまで攻撃を受けながらも 人間の素晴らしさを必死で説き続けるなど、情に厚い面が強く出ていた。 戦闘においては雑魚モンスターが相手だとほぼ無双状態だが、強敵が相手の時は上記の通り壁役が主。 しかし親衛騎団戦ではパワーで勝るブロックに苦戦しつつも意地の投げで反撃し、シグマとも互角に戦ってみせた。 北の勇者ノヴァでも敵わなかった親衛騎団に善戦できる彼は間違いなく地上有数の強者である。 最終決戦 そして迎えた最終決戦の日、ミナカトール魔法陣の防衛部隊の防衛の主力として雑魚相手に無双。 ザボエラの超魔ゾンビ相手では窮地に陥るが、ロン・ベルクが超魔ゾンビを討ち取った際に脱出したザボエラを追撃。 他人を利用し裏切り続けたザボエラを人知れず討ち果たす。 ただ一人その様子に気づいて現れたバダックには、高い実力を持ちながらも惨めな最期を遂げたザボエラの亡骸を見ながら胸の内を明かした。 「ダイ達と一番手で戦っていなければ、オレもどう歪んでいたか分からない」と。 しかしバダックの 「ワシの誇るべき友人獣王クロコダインは、たとえ敵のままであったとしても己れを高めることに生命を賭ける、尊敬できる敵であったろうと…」 「ワシは思うよ…!」 という言葉により、クロコダインは救われたのだった。 以降はチウ、ブロキーナと共にダイ達を追って上空のバーンパレスに向かうこととなり、ミスト戦にも参加した。 しかしバーンの肉体を解放したミストバーンの圧倒的な身体能力の前に獣王激烈掌も足止めにすらならず衝撃波で切り裂かれ吹き飛ばされてしまう。 大魔王バーンとの最終決戦ではバーンの鬼眼の力で「瞳」に封印されてしまい、戦線を脱落。 鬼眼はバーンと戦う資格の無い者を瞳にする効果があり、ポップはバーンの台詞と結果からクロコダインですらレベル外と判断された、と類推している。 最終決戦ではネームド相手では戦力外扱いだが、相手が強すぎるのでしょうがない所である。 本編のエンディングではブラス、ヒム、チウと過ごす様子が描かれている(場所はデルムリン島?)。 彼の人柄から言っても、嫁さん探しに苦労はしなさそうである。 なお、魔界編にて新海戦騎となる考案があったらしい。 【劇場版での活躍】 劇場版第二作「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」では、百獣将軍ザングレイと対決。 斧の打ち合いに打ち勝つもドテッ腹を槍で貫かれてしまうが、それをものともせず斧を振り下ろして反撃し、ザングレイを仕留めた。 更にはヒュンケルとの同時攻撃でデスカールを倒し、ガルヴァスも一時戦闘不能に追い込んだ。 【人間関係】 ハドラー 魔王軍時代の上司。 ハドラーからは忠誠心を評価されており、クロコダインもハドラーの為なら死んでも良いと敬意を払っていた。 当時のハドラーは焦燥から嫌な奴になり始めていたこともあるが、この時のハドラーの部下は基本的にバーンから借りてるだけに過ぎない。 よって当時の彼に忠誠心を示したのは実は作中ではクロコダインくらいのものだったりする。 実際クロコダインが寝返った際は「ヒュンケルはともかくクロコダインまでがダイたちに寝返るとは!!」と驚愕を露にしている。 それだけ相当ショックだったのだろう。 ザボエラ 魔王軍時代の同僚。 謀略や卑劣な行いを好むザボエラとは反りが合わなかったものの、その魔力と智謀には一目置いていた。 後にザボエラを討ち果たした際も敵も味方も含めてただ一人その死を惜しんでいた。 ……実は、クロコダインの蘇生を直接的に行った当人であり、クロコダインにとって命の恩人の1人だったりする。 もちろん、別にクロコダインへの好意から行なったわけではなく、単に職務としてこなしただけであるが。 理由はともあれ助けてもらったことは事実……なのだが、クロコダインがそのことに感謝している描写は一度もない。 まあ間接的とは言えクロコダインにとっては敗因と死因でもあるので、別に感謝する義理がないのも事実なのだが もっともザボエラサイドから見ると 「せっかく(自称)必勝の作戦を授けてやったのに、中途半端に迷ったせいで敵のパワーアップを招いた」 「挙句に敗死、仕事だから仕方なく蘇生してやったら秒で魔王軍を裏切った」 …という恩の多重仇返し状態でもある。 やっぱりもうちょっと形だけでもザボエラに感謝した方がいいんじゃないか?でもザボエラの策が無い方が多分勝ててた 一方で口にこそ出してないが、超魔ゾンビ撃破後に味方に黙って独断でザボエラを追撃し、即座にトドメを刺さずにわざわざ対話の機会を設けている。 これはザボエラ側からの降伏を期待していたのでは?と見る説がある。(最初から殺すつもりなら万一の策謀も許さず即座に殺すのが最も安全) それでも対話したのは、魔王軍の貴重な情報源となる可能性があるというだけではない。 義に篤いクロコダインのこと、ザボエラが全てを投げ捨てて心の底から命だけは助けてくれと懇願すれば、見逃しはせずも殺しはしなかったかもしれない。 前述のように自身の背信行為があった事も踏まえ、本編同様にそれを踏み潰すような非情な対応はしなかったのではないかという意見もある。 それでも、歴戦の獣王かつザボエラの策謀に振り回されたクロコダインは、ザボエラに情けをかけることを考えても警戒すら怠るほど不注意ではない。 しかし、ザボエラは目の前に差し出された最後の救いの手すら「自分が成り上がるための踏み台」としか解釈できず、自ら奈落の底に落ちて行った。 今までの情と恩から無言のまま差し出した救いの手を跳ね除けるどころか唾を吐きかけられた「失望」 散々卑劣な手を打っておきながら仮にも獣王を名乗った男に未だに騙し討ちが通じると甘く見られた「怒り」 その智略と魔力から一度は賞賛されながらも全てを失って地を這いずるしかなくなった哀れな老人への「憐憫」… そう言った諸々の感情を引っくるめて、自らの手で引導を渡すことを決意した別れの言葉が「この世には煮ても焼いても食えない奴がいる」だったのかもしれない。 一つの考察に過ぎないと言えばそれまでではあるが、そうだとすればなんとも皮肉である。 ヒュンケル 魔王軍時代の同僚。ただし旧魔王軍時代に一度だけ邂逅している。 ヒュンケルからは魔王軍時代から「尊敬に値する男」と高く評価されていた。 後に共に魔王軍を裏切った後は、親友と言っていい関係となった。 クロコダインも作中で「不器用だが万人に誇れる友」と発言するなどヒュンケルを強く信頼していた。 なお、クロコダインが二度目の復活を果たしたのは、ヒュンケルが部下のモルグに手当てを命じたためである。 クロコダインはこれに関してはちゃんとヒュンケルに謝意を示している。ますますザボエラへの雑な扱いが浮き彫りになる バラン 魔王軍時代の同僚。 「六団長の中では最もおまえを買っていた」とその人格や能力から一目置かれていた。 ミストバーン 魔王軍時代の同僚。 最初の頃は無口だったミストバーンとの関係は希薄だったが、後に「卑怯な闘いを好まない」人物像をその中に見出している。 仮にクロコダインが終始魔王軍を離れなければ多少は親しくなれたかもしれない。 ガルーダ 魔王軍時代からの側近。クロコダイン曰く「オレの命令しか聞かない」とのこと。おそらく獣王の笛で仲間にしたのであろう。 大鳥のモンスターで百獣魔団が壊滅した後もクロコダインに従い要所要所で登場している。 巨体であるクロコダインを持ち上げて高速飛行できる程の膂力を持つだけでなく、妖魔士団の上級兵達が放つメラゾーマを一撃で相殺する強烈なブレスという攻撃手段も持ち合わせている。 ハドラー親衛騎団との戦いではクロコダインだけでなくマァムとヒュンケルも含めた3人同時に運ぶという離れ業も披露。 …が、流石に3人同時に運ぶのは彼でも相当きつかった様で、サババの造船所到着後にノビていた。 それ以降は登場していない為、彼がどうなったかについては定かではない。 新作アニメではクロコダインを要所要所でサポートする場面が増えている。 ダイ ダイを「己の心の闇に光を与えてくれた『太陽』」と評している。 ポップ ポップからは「おっさん」と呼ばれて慕われている。 ポップを「己の心のにごった汚れを取り除いてくれた存在」と称賛しており幾度と無く彼の危機を救っている。 アバンの使徒以外の味方で最もポップを信頼し、信頼されていたのはこの人だろう。 バダック パプニカ王国に仕える老騎士。 レオナを救出した際の宴で場を慮って人目につかない所でチビチビと飲んでいた所を声を掛けられ、以後友人関係となる。 その誇り高さや義に厚い姿勢からバダックからは深く信頼されている。 必殺技の改名や武器の修理いったアシストも行っている。 チウ マァムの兄弟子である「空手ねずみ」。 激烈掌の特訓を手伝った褒美として、チウに「獣王の笛」を譲った。 後に獣王の笛で自分の部下にした獣王遊撃隊のメンバーをクロコダインに紹介した際には、勝手にクロコダインを先代獣王扱いしていた。 これにはクロコダインも「やれやれ早くも先代にされてしまったわい」と苦笑していた。 【余談】 本筋には関係ないが、一般的にリザードが指す生物はトカゲである。 それに反して本人の名前や見た目から連想されるのはワニ……どっちなんだろうか。(*15) もっとも「ワニの獣人」を指す固有名詞がなく、爬虫類系獣人を一括りにリザードマンと呼ぶ事が多いので間違いではない。 実際、後発のドラクエ5で採用されたリザードマンもトカゲではなくドラゴンベースであるし、トカゲでなくても何らおかしくはない。 ちなみに彼のデザインのもとはドラクエ5からいるスリムなリザードマンではなく3で没になったもう少し太ったリザードマンである。 一度は没になったデザインがボスキャラに抜擢、仲間化とかなり優遇されたキャラといえる。 何故ピンクなのかはわからないが、当wikiにはピンク色になったことで人間に崇められるようになったワニの話がある。 あと異世界に行った中国拳法家もリザードマンをワニ呼ばわりしていた。 新アニメ版でクロコダインを演じる前野智昭氏は新アニメ版でのマァム役である小松未可子氏と夫婦であるため、ちょっとした話題になった。(*16) なお、小松氏がダイの大冒険マンチョコを2つ購入したところ、クロコダインが2枚出た。みかこし「圧を感じる…」 【その他の名言】 クロコダイン 「こんな未熟な少年までが友情にすがり命をはってまで戦っている。 これにひきかえこのオレは己の身が可愛いさに誇りを捨てて卑劣な手段を使ってしまった。 本当にいいのか、このままで。男の誇りを失ってまで得る価値のある勝利かっ!?」 クロコダイン 「どうせ負けるなら、正々堂々おまえと戦って負ければ良かったよ… 小僧、おまえにも教えられたぞ、男の誇りの尊さをな。 おまえたちのような相手に敗れたのであれば、まったく悔いはない。むしろ誇るべきことだ。 目先の勝利に狂ったオレは、馬鹿だった… さらばだダイ…負けるなよ… 勇者はつねに、強くあれ…!」 クロコダイン 「オレもそうだ 人間どもを軽蔑していた…ひ弱なつまらん生き物だと思ってた… だがダイたちと戦って……わかったんだ…人間は強い…!そして優しい生き物だ! ともに力を合わせ喜びと悲しみを分ちあうことができるんだ ただ強いだけのオレたち魔物とは違う…人間であるおまえに…その素晴らしさが分からぬはずがない… おまえは…見て見ぬふりをしているのではないのか…ぐ…あ…!! …ヒュンケル…いいぞ…人間は…… ……今度生まれ変わる時には…オレも……に……人間に…ぐふっ…! クロコダイン 「おまえがオレの手当てを命じたのも武士の情… 情には情をもってこたえねばならん」 クロコダイン 「…ヒュンケルよ…オレは男の価値というのは どれだけ過去へのこだわりを捨てられるかで決まると思っている たとえ 生き恥をさらし 万人にさげすまれようとも己の信ずる道を歩めるならそれでいいじゃないか… …オレはダイたちに加勢しに行く…! それが武人の誇りを思い出させてくれたあいつらに対する せめてもの礼よ!!」 クロコダイン 「片づけるだと?笑止なっ! 貴様らごとき雑兵にこの獣王が倒せるかあっ!」 クロコダイン 「ヒュンケルはどうだか知らんが 少なくともオレはハドラーや大魔王バーンのためなら死んでもいいと思っていた。 主のために生命を捨てるのが真の武人…!その対象が今はダイになったというだけの話だ! ダイがいなかったらオレやヒュンケルはいつまでも魔道をさまよっていたに違いない。 あいつはオレたちの心の闇に光を与えてくれた太陽なのだ! 生きとし生けるものにはすべて太陽が必要なのだ! それを奪おうとする者は断じて許せん!たとえ力およばずとも戦うのみ!」 クロコダイン 「なあに、まだ左腕が生き残っている。やってやれんことはない。 それにたとえ失われようとおれにはまだ心の目がある。おまえがぬぐってくれた心の目がな! そうだ、あのロモスの戦いの時おまえは絶対にかなわぬ相手であったこのオレに生命をかけて向かってきた! その姿にオレは信じあいながら戦う人間の素晴らしさを見た! オレの心のにごった汚れをとりのぞいてくれたのはポップ おまえだ!」 バラン 「…そう 策で思い出したが 来る途中 いつぞやの魔法使いの少年が足止めに来たな…竜騎衆に任せて一足先に来たが… あんな未熟者を捨て石に使うとはクロコダインらしからぬ残酷な策だ… それとも そちらのお嬢さんの思いつきかな…?」 (ポップ おまえは一人でバラン達を足止めに行くために…わざと仲間割れのふりをしたのか!? 味方に恨まれてまで…ダイのために…!!) クロコダイン 「ハッ…ハハハハッ!!!ワーハッハッハッハッ!!!」 (オレはなんたるバカだ!おまえのそんな心も見抜けず本当に逃げたものと思っていたとは! ゆるせよポップ あの世で会ったら好きなだけオレを殴れ!) バラン 「く…狂ったか!?クロコダイン!!」 クロコダイン 「我が心の迷いは晴れた!バラン!勝負だっ!!」 クロコダイン 「バラン…ギガブレイクでこい…!!」 バラン 「な なんだと!?」 クロコダイン 「オレの身体(からだ)とてそうヤワではない おまえの最強の技でなくてはこの生命(いのち) 奪えんぞ!!」 バラン 「ふ…不死身かおまえは!?ギガブレイクを2発も受けて、まだ生きてる奴など今まで誰もいなかった…!!!」 クロコダイン 「フフフッ、不死身はヒュンケルの代名詞。オレごときがこんな攻撃をくらいつづけたら確実に死ぬさ! だがオレの生命とおまえの力との交換なら悪い条件じゃない! さあ!何発でも放ってこい!!オレの生命とおまえの力(パワー)…!! どちらが先につきるか 勝負だッ!!!」 【新アニメ版オリジナルのセリフ】 クロコダイン 「そうはさせるかあ!俺とて獣王と呼ばれた男!何もせず坐するつもりなどない!」 (真魔剛竜剣を手に飛翔しようとするバランの身体を地面に叩きつけ、振り回す) 「俺の腕を斬りたくば、ギガブレイクでも使うことだ!」 (しかしライデインによりやられ、手を離してしまう) クロコダイン 「死してもなおここまで皆の心を動かすとは! アバンどの、このクロコダイン、一人の武人として是非ともあなたにお目にかかりたかった。」 クロコダイン 「…いけすかぬ男と思っていたが ヤツもヤツなりの忠誠心を持っている …なかなかの武人よ! 死なせたくはないっ!!!」 クロコダイン 「…わかっている!よほどの事がない限り 今のおまえは一人で逃げたりはせん そう思ったからこそオレもためらいなく逃げを選んだのだ! …そろそろつきあいも長いからな」(ニヤッ) (アルビナスを撃退する為にバランのカウンターをまともに受けてかばったヒュンケルに) バラン 「…ただのきれい事ではなかった…この男は生命を捨てて…私を救った… …この勝負…私の負けかもしれん………クロコダインよ…私はどうすれば良いと思う…? 何をすればこの男に報いてやれるのだ?」 クロコダイン 「オッ、オレに聞かんでくれえッ!! 恥ずかしい話だが、バランよ。 オレも心の底では、おまえとバーンを戦わせたほうが、人間たちには得だと思ってしまっていた!! 今さら自分の力ごときで、おまえを止められるものでもないと…!! なのに、なのにこいつは…!! オレには何も言う資格が無いっ!! 今はただ、この不器用だが万人に誇れるオレの友の…!! 心意気だけをくんでやってくれっ…!!」 クロコダイン 「ならば“もう一つの渦”をくれてやろうっ!!! バルジの大渦の中で生命を賭して生み出したこのオレの新必殺技が…おまえの身体を二つに裂く!!! むうううんっ!!! かあああああーーーーーーーっ!!!! 獣王激烈掌!!!!」 クロコダイン 「ワッハッハッハッハッハッハッ!!! …いいなあ 普段はいがみあっていても 心の中では何か強い物で結ばれている… 家族というやつはいいもんだ オレはダイとバランを見ていて初めてそれを知ったよ もしこの戦いで生き残ることができたら…オレも嫁さがしでもするかな…? グッハッハッハッハッ…!!」 クロコダイン 「ダイ!これが最後だ 大きな声で“父さん”と呼んでやれ!!」 (暗黒闘気を受け入れ、磔にされた自分を殺そうとしているヒュンケルに対し) (…そうだ!!こいつはまだ戦っているんだ!! こいつの体内でくりひろげられている死闘の勝利をオレがっ… オレが信じてやらなくてどうするかっ!!!) クロコダイン 「ヒュンケル!!! がんばれッ!!! 暗黒闘気ごときに 負けるなッ!!! オレはおまえを信じているッ!!たとえこの身を裂かれ最後の一片になろうとおまえを信じぬくぞ!! だから戦え!!悪い心と戦うのだっ!!」 クロコダイン 「おおっ…ヒュンケル…!! …まったく いつもいつも無理ばかりしおってっ!!! 縮んだオレの寿命の責任…どうするつもりだっ!!」 クロコダイン 「…ザボエラよ 頭の悪いオレだがだまされ続けたおかげで 一つ物を知った…それは……! この世には 本当に煮ても焼いても喰えぬヤツがいる!…という事だ!!」 クロコダイン 「恐ろしいものだ…欲とは… オレとて 一番手でダイたちと戦っていなかったら どう ゆがんでいたかわからん こいつは正真正銘のクズだったが…それだけは哀れだ……」 …アニヲタよ 頭の悪いオレだが更新し続けたおかげで一つ物を知った…それは…!この世には本当に追記修正しても終わらぬ項目がある!…という事だ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ こういうバトルモノのキャラで特別強いわけでもないのにかっこいいキャラって好きだわ -- (名無しさん) 2021-05-09 10 03 17 令和アニメの鬼岩城編で、サミットに訪れたロモス王がクロコダインの姿を見て「今はダイの仲間なのだろう」と許すまさかのアニオリ展開が。唐澤SDおっさん好きすぎるだろ! -- (名無しさん) 2021-07-10 17 10 48 料理上手ランキングでヒュンケルとマァムの間に入るのかマァムとダイの間に入るのかでおっさんの -- (名無しさん) 2021-07-28 17 10 55 モンストで☆5という…ザボエラでも☆6なのに -- (名無しさん) 2021-09-05 15 40 34 「基本的には勇猛果敢」「だが勇気と無謀は履き違えずいざとなれば戦略的撤退も選べる確かな判断力」「それでもどうしようもなければ自分の身を呈する忠誠心」とこれだけ揃っているけどやっぱり地味なんだよな。クロコダインのカッコよさは大人になるとわかるカッコよさだと思う。 -- (名無しさん) 2021-09-16 16 59 50 ↑5それ以上に「タンク役」という普通ならば「それ以上の攻撃を受けてあっけなく散る」の不遇代名詞が根付いてしまっている中で、「不死身かお前は!?」ぐらい驚愕させてるのは本当にすごい功績だと思う -- (名無しさん) 2021-09-17 16 30 53 今期のダイ大のキャストってプリキュアの出演経験ある人が多いよね。クロコダインの中の人も例に漏れずハトプリのさつきお兄さまの声を当ててたという。 -- (名無しさん) 2021-09-22 11 02 18 ↑本記事でも言われてるが、プリキュアの歴史ももうだいぶ長いんだから、そうなるのは必然だ。というか制作会社が同じなら基本声優も似たような人が選ばれるんだよ -- (名無しさん) 2021-09-22 11 16 36 任務達成率高いのもおっさんの良いところ。 -- (名無しさん) 2021-10-13 20 45 43 シグマが相手なら接近戦でも互角にやれる模様 -- (名無しさん) 2021-10-30 14 06 47 Blu-ray6巻の表紙オメ。ハドラー軍団最後の戦いが収録される話だしハドラーじゃね…?なんて自分のチンケな予想を裏切り重要度が落ちようとハブったりせず味方キャラとしてジャケットに抜擢したのは英断。 -- (名無しさん) 2022-02-26 07 50 43 かませになるのも仕方ないよねギガブレイク受けて他のキャラが耐えたらそんなに威力無さそうに見えちゃうもん -- (名無しさん) 2022-05-07 21 48 30 ↑でもタンクの役割は全うしてたからかませというのも少し違和感。ギガブレイクを食らい続ければ死ぬっていってもギガブレイクを食らわせ続けるのもそうできるものじゃなかったし。ただ実際かませっぽく見えちゃうのは攻撃が通じなかった分が大きかったのかな。最近のゲームでは防御特化はあるけど漫画ではパワーとタフネスは比例するって思いがちだし。 -- (名無しさん) 2022-10-16 14 36 02 若ダイン参戦! -- (名無しさん) 2022-10-21 17 34 29 アバンとハドラーの物語の空白の一年に語られざるクロコダインの物語が挟まるというのは面白そうだ -- (名無しさん) 2022-10-22 10 37 37 タンクとしては優秀だけどアタッカーとして火力不足だったのがかませに見えてしまう原因だったかもね、普通のかませと違うのはクロコダインはあくまでタンクなので敵に有効打を与えられなくとも盾役として全うし、作中でKOされた事は殆ど無い事 -- (名無しさん) 2022-11-08 00 18 24 作中でクロコダインをKOまで追い込んだのってダイとヒュンケル(この時は傷が癒えていなかった)とバーンだけなんだよね、クロコダインを圧倒したキャラは多くても戦闘不能に追い込んだキャラは実はほとんどいない -- (名無しさん) 2022-11-08 00 19 46 おっさんダイに味方するぐらいならなんで魔王軍だったのつう意見あったけど、クロコダイン性質的に自分の心情に合うかどうかぐらいだったと見えるし、別に魔王軍って全員の意思統一された軍隊じゃねえし後々おっさんがバダックさん好きになったのも本人の性質なら別に不思議でもねえしなあ -- (名無しさん) 2022-11-20 08 10 27 バランが人間を見限ったのも人間の腐りっぷりを見たからだし、ダイ大当初はニセ勇者にゲス賢者と人間の腐敗ぶりは顕著だったから、おっさんが人間に味方したのはダイを見て本当に命を賭けるに相応しい場所を見つけたからだと思う -- (名無しさん) 2022-12-12 11 37 20 ↑ポップのことも忘れないであげてほしい、かな? -- (名無しさん) 2022-12-13 00 11 02 そういや台詞から見て獄炎のクロコはアバンと邂逅する事がないのか。 -- (名無しさん) 2022-12-13 06 26 54 非人間のダイと人間のポップ両方に精神的な影響を受けたのがクロコダインってすげえ面白いけどね。後々には純粋なモンスターのチウにすらも影響を受けるわけだからオッサン地味にずっと何かに影響を受けてる -- (名無しさん) 2022-12-28 05 15 57 「オレに聞かんでくれえッ!!」と思わず返すわ戦略的判断だと残酷な決断が正しいと認めるなどみっともないこと言いつつも、精神的な指針はきちんと相手の質問に答えるあたり、酸いも甘いも良く知ったおっさん感が滲み出ている -- (名無しさん) 2023-07-27 17 51 29 もうね上のセリフのどれを見てもシーンをありありと思い出せて涙腺緩むわ…。男の中の男だよ、クロコダイン -- (名無しさん) 2023-07-30 12 21 03 考えてみればポップからの「おっさん」呼びもいいよな -- (名無しさん) 2023-08-02 11 12 36 ポップからすれば種族とか関係なしにただ「年上のおっさん」なんだ -- (名無しさん) 2023-08-02 11 13 04 ボラホーンとのアレな同人誌が何故かある人 -- (名無しさん) 2023-10-14 19 35 49 がんばれヒュンケル!のあたりがヒロインちから高すぎるんだよなあ。エイミさんでは勝てなさそう -- (名無しさん) 2023-10-17 11 00 13 「オレに聞かんでくれえッ!!」と思わず返すわ戦略的判断だと残酷な決断が正しいと認めるなどみっともないこと言いつつも こう断言しない、できないのが好きなんだよねクロコダイン。常々死ぬ死ぬ詐欺とは言いつつも自己犠牲上等なヒュンケルが最終的にやっぱり生きる事を選んだのは地味にクロコダインの影響と思ってる -- (名無しさん) 2023-12-11 06 10 16 生き恥晒して蔑まれても自分が信じる道を行ければそれでいいって口で言うのは簡単だけどそれを貫けるのがかっこいいんよ。クロコダインの言葉でヒュンケルはダイたちの力になる決心がついたのもいいよね -- (名無しさん) 2024-04-11 08 15 14 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44667.html
登録日:2020/04/17 Fri 21 55 06 更新日:2024/05/20 Mon 22 09 08 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 かませ鳥 イオ イオで死ぬ雑魚 ガルダンディー サディスト スカイドラゴン ダイの大冒険 ベルダンディー←ではない ルード レイピア 声優の本気 実は強い 戦犯 木村昴 演者の怪演 焼き鳥 空戦騎 竜騎士 竜騎衆 超竜軍団 鳥人 竜騎衆が一人!空戦騎ガルダンディー見参!! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するキャラクター。 CV 木村昴(2020年版) ●目次 【概要】 【性格】 【戦闘能力】◆ガルダンディーとルードの技 ◆装備 【作中の動向】 【概要】 魔王軍六大団長の一人、竜騎将バランに仕える『竜騎衆』の一角。異名は『空戦騎』。 鳥人族系のモンスターだが、ゲーム作品に明確な元ネタはないと思われる。 年齢は人間換算で20歳前後。実年齢は不明。 【性格】 格下との戦いにあまり興味を持たないラーハルトやボラホーンとは違い、嗜虐心が強く弱者をいたぶる戦い方を好む気性の荒い残虐な性格。 人間のことを「ドブくせぇ生き物」と見下しており、任務以外でも遊び感覚で殺戮を行うことすらある。 もっとも人間を憎むバランはそんな彼の凶行も「しょうがない奴だ」で済ませていたが。 その一方で、心を通わせた仲間は大事にする一面もあり、それを奪われると激しく怒り狂う。 要は「自分が仲間と認めた存在は非常に大切にするが、それ以外の存在にはどんな酷い事も平気で行う」という身勝手な性格なのである。 【戦闘能力】 鳥人族であることと『空戦騎』という異名から分かる通り、空中戦が得意。武器としてサーベルを駆使する。 『竜騎衆』という言葉から連想される竜騎士のイメージに最も近い存在でもあり、ドラゴンを単なる乗り物扱いする他のメンバーと違って彼の空竜(スカイドラゴン)・ルードは心を通い合わせた兄弟のような存在。 その信頼関係は強く、戦闘でも常に連携を取っている。 ルードに乗った際の機動力は軍団でも随一であり、空を飛ぶルードの高い機動力と自身の剣技が相まって街1つ程度なら極短時間で焼き尽くし滅ぼすことができる。 相手がまだ未熟さの残るポップだったこともあり、ボラホーンよりは戦闘面での見せ場を与えられたと言っても良い。 ただ自信過剰で、戦闘でも嗜虐心や復讐心といった私情を優先させるのが大きな欠点であり、そのためにルードと自らの死を招いた上に、 蛮行がヒュンケルの逆鱗に触れてしまい、後に続くボラホーンまで怒れるヒュンケルに即座にフルボッコされるに至った。 人質という手段を使ったボラホーンもガルダンディーと同様悪役らしい振舞いだが、任務遂行に向ける意識という点では彼よりも大きく劣る。 もっとも作中でも「竜騎衆はドラゴンに騎乗すると六団長並みに強い」と評されたこともあり、ガルダンディーの自信も相応の実績に裏打ちされたものだったと思われる。 また最下級呪文のイオで殺されたことも読者からよくネタにされるが、残りの魔法力を一点に集中させた上で直接押し当てて炸裂させたイオなので、シグマのライトニングバスターと同様の原理で威力的にはイオナズン級だった可能性も考えられるとはされる。(*1)。しかし「至近距離だったらイオナズン」はあくまで一説であるので、ケンカにならないよう注意されたい 他にはHP概念を考慮してヒュンケルに一撃貰った時点で残りHP僅かだったなど諸説ありか 公式ガイドブックである『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 パーフェクトブック』によると、バラン編時のポップはLv22でヒュンケルはLv33なのに対して、ガルダンディーはなんとLv34とLv数字だけなら当時のポップどころかヒュンケルよりも僅かに上。 レベルで実力の全てを測れる訳ではないのだが、この段階では十分に強者と言っていい強さだったのは確かだろう。 ◆ガルダンディーとルードの技 ブレス、締め付け、噛み付き 「のたうちまわるがいい!灼熱地獄でな!クハハハハハッ!!!」 全てルードの技。 ブレスはベンガーナの町を燃やす際に、後の2つはポップ戦で使用。 じわじわと締め付けられ、意識を失いつつあったポップは一思いに噛み殺してくれるよう懇願する。 しかしそれは相手の隙を突くための演技であり、大口を開け迫ってきた所にベギラマを食らわせた。 原作でのルードの頭部が吹っ飛ぶ瞬間、眼球が吹き飛ぶ様がモロに描かれていてグロイ。令和アニメ版では流石にそのまま描くのはストップがかかったようであり、こちらではベギラマの閃光で一瞬にして頭部が消滅した。 ちなみにこのルード、他のドラゴンが重圧呪文(ベタン)で潰された時も一足先に上空に逃れガルダンディーを救ってみせた。 空竜(スカイドラゴン)の特性と「兄弟」の連携を見事に生かしている。 羽 「そんな大呪文はもう使えねえよ。今お前の魔法力はどんどん失われているんだからな…!!」 「おまえをカラッポのデクの棒にしてからジワジワと切りきざんでやる!!」 ガルダンディー最大の特性。 彼の羽は白と赤の二種類に分かれており、毟って相手に投げつけ使う。 突き刺すと白い羽は魔法力、赤い羽は体力を奪う効果を発揮する。 刺さると簡単には抜けず、効果が表れるのも早いという危険なものらしい。 これによりポップの重圧呪文(ベタン)による反撃を防ぎ、動きも封じることで窮地に追い込んだ。 ただ、相手がまだ未熟かつ魔法使いゆえ体力的に劣るポップだったので、力が強くても簡単に抜けないのか、また早く消耗するかは不明。 後にアバンが使うゴールドフェザー・シルバーフェザーはちょうどこれを反転したような代物だが、特に言及はない。 レッドフェザーストーム アーケードゲーム『クロスブレイド』より。 上述の赤い羽を投げつけながら敵を切り刻む。 ◆装備 スパイラル・ソード 「そーらそらそらッ!!痛えかっ!!痛えだろオッ!!?」 「決めたぜ!!ルードと同じように…首を飛ばしてやる!!!」 ガルダンディーが使うサーベル。 細身の剣だが、首を切り落とせるだけの威力があるらしい。 白と赤の羽を刺され満身創痍となったポップを怒りに任せて何度も斬り付けた。なお令和アニメは暴力描写のマイルド化と担当声優により、どこかのいじめっ子にポコポコされてるだけ感半端なし 【作中の動向】 バランの息子であるディーノを奪還するため、竜騎衆が揃って召集される。 当初からお調子者・問題児ぶりが際立っており、元・軍団長2人を含む多数が相手で、バランからも忠告を受けているのに完全に舐め切った態度。 またボラホーンやラーハルトが真面目に待機していたのに対し、彼はウォーミングアップと称してルードと共にベンガーナの町を火の海にしている。 ラーハルトやバランは「いつものこと」だとさほど気にしていなかったが。 ポップが逃げ出したフリをして竜騎衆の前に立ちはだかった際、ボラホーンとラーハルトがあっさり瞬殺(鎧の魔槍の上に落として串刺し)しようとしたところをガルダンディーは己の嗜好を優先してゆっくりといたぶり殺すことを選択。 しかしその慢心が仇となり、死を覚悟したポップの演技に騙されベギラマでルードを殺されてしまう。 これでポップが優位に立つかと思いきや、ガルダンディーは大切な「兄弟」であるルードを殺されたことで戦いの最中にもかかわらず号泣。 ポップの「お前らだって散々人間を殺してきただろ!」という正論(*2)も「オレの最愛のドラゴンをよくもドブくせえ人間どもなんかと一緒にしてくれたな!」と聞く耳を持たず、ブチギレてしまう。 ガルダンディーは特殊な羽の効果でポップの魔法力と体力の殆どを奪い、嬲り殺しにする。 そしてトドメに首を斬り落とそうとした瞬間… ドガッ 間一髪、ヒュンケルがガルダンディーの右肩にブラッディースクライドを食らわせ、ポップを救ったのだった。 邪魔されたことに腹を立てたガルダンディーはヒュンケルから先に始末しようとするが、 当のヒュンケルはガルダンディーを一瞥するや否や、ヒュンケルは満身創痍のポップに「こいつはくれてやる」と先ほどやられた分をやり返すよう指示する。 ヒュンケルの言動に正気を疑うガルダンディーだが… 『貴様は絶対にこいつに勝てん もし万が一勝てたら…オレが相手をしてやろう』 『いいだろう!!今度こそ確実にブッ殺してやる!!次はてめぇだからなぁッ!!』 『あとたった二つだけの呪文でいい…!おれの魔法力よ…もってくれ!!!』 もはや限界に近いはずのポップが選択したのは、なんと飛翔呪文(トベルーラ)を使っての空中戦だった。 『空戦騎』ガルダンディー相手には無謀な行動かと思われたが、 『なっ…なにィッ!!?』 なんと飛翔した瞬間、右の翼がもげてしまう。 『言ったはずだ貴様は勝てんと…!ブラッディースクライドをうけた以上ただではすまん…!』 そう。ブラッディースクライドを食らった瞬間、ガルダンディーの体はもはやまともに空中戦ができない状態となっていたのだ。 『残りの魔法力…全部てめぇにくれてやらあッ!!!』 『イオ!!!!』 ゼロ距離からイオを顔面に浴びせられる。 哀れな焼き鳥躯となって地上に墜ちていくガルダンディー… その後、竜騎衆の遺体は森に運ばれ、バランの生き血を与えられていた。 竜の騎士の血は強靭な精神力を持つ者を蘇生させる効果を持つが、3人の中で生き返ったのはラーハルトのみだった。 仮に生き返れたとしても人間嫌いな性格はそのままだろうし、バラン亡き後に新たな主君となったダイはともかく、他の人間(特に自分を倒したポップやその遠因となったヒュンケル)には容赦なく襲い掛かっていた可能性がある。 そう考えると、生き返らなくて正解だったのかもしれない。 し、信じられねーアニヲタだぜこいつあ!! てめえで立てた項目をわざわざ荒らすたぁ…!!! …いいだろう!!今度こそ確実に追記・修正してやる!! そして…!!次はタグ全部だからなぁぁッ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最終ポップが相手だったら、瞬殺されそう -- 名無しさん (2020-04-17 22 04 42) コイツの一番の功績はポップにデレるヒュンケルという場面を作ったことだと思うw -- 名無しさん (2020-04-17 22 18 04) こいつで検索してもボラホーンのホモ画像が出る謎 -- 名無しさん (2020-04-17 22 29 34) ボラホーンの時もそうだけどどうしてそこまでホモ同人誌宣伝したいのか分からん -- 名無しさん (2020-04-17 23 20 52) 作者の構想では『魔界編』ではこいつの後釜が主人公になる予定との事。ガルーダ…神の鳥…フェニックス…あっ…(察し) -- 名無しさん (2020-04-17 23 32 46) 魔法使いの天敵みたいな能力だから、普通にやってちゃ六団長とは相性悪いわな -- 名無しさん (2020-04-17 23 34 53) 酷だけどここで死んでて結果的に良かったと思う。人間嫌いのこいつがその後のバランやラーハルトをみたら発狂していたかもしれないし -- 名無しさん (2020-04-18 00 29 12) 良く名前を間違える -- 名無しさん (2020-04-18 07 28 12) ザボエラ相手なら、正面対決では十分に勝機はありそう。団長時代のクロコダイン相手は、かなり分が悪いとは思うがワンチャン勝てなくもない。あとの4人には絶対勝てるわけない。 -- 名無しさん (2020-04-18 09 26 37) 一番↑ ポップに限らず、最終決戦参加組の誰にとっても(チウは別として) -- 名無しさん (2020-04-18 09 41 37) ↑さすがにレオナは行けるんじゃねぇかなぁ…… -- 名無しさん (2020-04-18 09 45 42) 悪役としては結構好き。多分彼も人間に迫害された過去があったりするんだろうなあと思わせる。 -- 名無しさん (2020-04-18 09 52 28) 私情で利敵行為に走ったラーハルトよりはよっぽど好感持てる -- 名無しさん (2020-04-18 10 00 17) 私情に走ったって意味じゃ、こいつもそうなんだけどね。それで自分の竜どころか命まで無くしてるし -- 名無しさん (2020-04-18 10 10 48) むしろ魔王軍全体から見ても私情に走らなかった奴のほうが少ない気がするんだけど。突き詰めれば魔王軍そのものがバーンのお遊びという私情の産物だし -- 名無しさん (2020-04-18 10 17 10) バランはこのトリをスカウトする時ちゃんと実力測ったんだろうか。「人間嫌い!」という理由だけで抜擢しただけのような -- 名無しさん (2020-04-18 10 39 00) ベルダンディーじゃないぞ -- 名無しさん (2020-04-18 10 48 05) いや、まあ。こいつも単身+ルードで大国ベンガーナを片手間で襲撃できるくらいの実力はあるわけだから。バーンパレス警備してた魔界のモンスターどもと比べても実力はかなり上だろうし。六大団長やダイ一行がそれ以上にアホみたいに強すぎるだけで、決して弱いわけではないはず。 -- 名無しさん (2020-04-18 10 52 13) あの羽だけは使えそうだからラーハルトも最終決戦に来る前に何枚かむしってこい、と言われていた可哀想な人…もとい鳥 -- 名無しさん (2020-04-18 11 02 47) 魔王ハドラーの時点で、既に地上全土の支配が狙えるほどの実力者なんだし。それ以上の実力者なんて、そうそうスカウトできるわけもないんだから仕方ない。魔界最高の勢力を誇るであろうバーンの配下にだって、魔王ハドラー以上の使い手はそう多くはないんだから。ガルダンディーは十分強者と言っていい部類だよ……たぶん。 -- 名無しさん (2020-04-18 11 18 59) ガンダルディーでもない。当然ガンダルフでもない。 -- 名無しさん (2020-04-18 19 38 33) ガルダンディーだ……。二度と間違えるな! 俺の名はガルダンディーというんだ! ベルダンディーでもガンダルディーでもない! -- 名無しさん (2020-04-18 20 00 38) ↑安心しろ。今はもう覚えた。ガルタン大王、だったな -- 名無しさん (2020-04-18 20 06 59) こいつがクズでドSだったおかげでポップが命拾いし、ポップのメガンテでダイが記憶を取り戻した皮肉 -- 名無しさん (2020-04-18 20 29 22) ぶっちゃけ兄弟分が死んだのは、ラーとボラが瞬殺しかけてたポップを無意味に延命させてなぶろうとしたこいつ自身のせい -- 名無しさん (2020-04-19 11 05 46) どこぞの死神「無意味じゃないよ。じっくり嬲って相手の恐怖で絶望する表情みるのがたまらないのさ」 -- 名無しさん (2020-04-19 12 03 38) ザボエラはああ見えて超一流の魔法使いだし クロコダイン相手にダメージが通るとは思えない フレイザード相手だと即焼き鳥にされそうだしヒュンケル相手だと一瞬で鳥串になる 勝てる要素なくね? -- 名無しさん (2020-04-19 16 46 55) ザボは体力ないので、呪文でやられるリスクも高いがうまく先手で羽根数本当てるか一か八か危険承知で近接短期決戦挑めば勝算はある。クロコは、十分距離離せば痛恨撃以外届かないからそれだけ気をつけて羽根を当て、弱るまで気長に待つ。残り4人は無理だから諦める。 -- 名無しさん (2020-04-19 18 51 01) 真空の斧がある上にクロコ皮膚に羽が刺さるか問題 -- 名無しさん (2020-04-19 19 16 45) 敵を前に舌なめずりをする三下 -- 名無しさん (2020-04-19 19 26 20) オッサンならいけるいけるって言っちゃうとオッサンの半分のパワーで射程距離似たようなもんなボラホーン涙目だからやめて差し上げろ -- 名無しさん (2020-04-19 19 39 42) あいつもブラッディ―スクライドを腹に食らって立ち上がる辺り弱くはないんだがなぁ…。ラーハルトが強すぎんのも悪いが -- 名無しさん (2020-04-19 22 57 38) ↑いくつか 別に、クロコ相手なら普通に勝てるだろうとは思ってないよ。かなり分が悪いとは思うけど、勝算ゼロって程でもない、1~2割か、悪くても数%くらいの勝ち目はあるかなって程度。ザボ・クロコ以外の4人にはほぼ100%勝てないから、それよりは現実的なレベルで勝ち目があるかもってだけの話。 -- 名無しさん (2020-04-21 01 40 43) 「空戦騎ガルダンディー見参!!」←おっそろしく語呂がいい。声に出して読みたい日本語 -- 名無しさん (2020-04-21 08 31 08) 映画の新生六大将軍の中でなら勝てる奴が数人いそう -- 名無しさん (2020-04-21 13 59 04) イオで倒されたのがイメージが悪い要因の一つだと思う その前にブラッディ―スクライドを食らっても生きてた事を忘れられるくらいインパクトの強い負けっぷりだった -- 名無しさん (2020-10-13 05 19 36) 相棒が死んだのは自分の迂闊さと慢心のせいだと自覚できなかった時点で救いようが無い -- 名無しさん (2020-10-13 05 23 30) ボラホーンに比べたら、一本筋は通しているのでまだマトモ。人間を軽視しているのはもう種族としてしょうがない話だし。 -- 名無しさん (2020-11-23 21 17 44) ダイ大には地上側と魔界側の対比が頻出するけど、仲間の死に涙を流しても敵にはとことん残酷なガルダンディーと、敵であるラーハルトの哀しき過去にも涙するポップとヒュンケルの対比もまた鮮やか -- 名無しさん (2020-12-25 23 33 44) 自分を強くする気のない年寄りに勝って何が嬉しいかという。あと精神力が弱いからザラキが効きそう。 -- 名無しさん (2021-03-24 03 57 43) 声は高木渉さんのイメージだったけど、木村さんもいいなぁ -- 名無しさん (2021-04-04 09 42 58) このガルダンディー戦もだけど意外とヒュンケルのポップ評って初期からそんなに悪くないんだよな。言い方が皮肉っぽく聞こえ易い所為かポップ本人には伝わってない感じだけど。 -- 名無しさん (2021-04-04 13 18 04) 木村さんの声で友とか言われるとジャイアンか東堂が浮かんでしまう(笑) -- 名無しさん (2021-04-04 13 38 35) この時点で軍団長3人も倒してた+超竜軍団以外を実質返り討ちにした連中相手に対して嬲りにかかるとか、もう死亡フラグ以外の何物でもないよねとしか -- 名無しさん (2021-04-08 21 53 58) 「ザボエラ程度にしか勝てない」ってのは納得できない。ザボエラは優秀だぞ、性格がアレなだけで -- 名無しさん (2021-04-08 22 22 58) ↑ザボエラは他の軍団長ほど前線に出るタイプじゃないし、ガルダンディーの羽は魔法力を奪うからな -- 名無しさん (2021-04-08 22 59 14) ↑↑↑直前で他の軍団が攻めあぐねていたカール王国を落としていたしよっぽど自分達の戦力に酔ってた故の凶行だろうなあ -- 名無しさん (2021-04-09 08 07 03) 連中つっても結局その時は魔法使い単騎だったし実際戦いの相性も最悪で力量差もあったから、舐められるだけの要素はあった。真面目にやられたらルードすら倒せなかっただろうしヒュンケル来なかったら傷一つ付けられずに負けてたし -- 名無しさん (2021-04-09 10 33 12) どうしてもベルダンディーを思い出す名前 -- 名無しさん (2021-04-09 13 16 50) ↑4ガルダンディーの能力は魔法使いの天敵だから相性込みでザボエラ相手ならワンチャンいけるかもっていう感じじゃないか? -- 名無しさん (2021-04-10 06 49 01) 豆知識、公式ガイドブックのダイ大パーフェクトブックによるとバラン編時のポップはLv22でヒュンケルはLv33、ガルダンディーはなんとLv34とLv数字だけなら当時のポップどころかヒュンケルよりも僅かに上というトリビアがあるらしい -- 名無しさん (2021-04-10 10 48 17) 悪役でもどこか憎み切れないダイの大冒険の中で珍しく清々しいほどのクズキャラ -- 名無しさん (2021-04-11 19 36 42) 自分が仲間と認めた存在は非常に大切にするが、それ以外の存在にはどんな酷い事も平気で行う 要するに幻影旅団のやつらと同類ってことね。 -- 名無しさん (2021-04-14 14 09 53) 新アニメだと口の中でイオ炸裂させられたような感じだったな。うん、いくらイオでもそりゃあ死ぬわ。 -- 名無しさん (2021-04-15 01 14 35) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2021-04-15 13 50 26) ボラホーンは至近距離でメラゾーマを消し飛ばして一時期復活もしたのに、こいつは同じ至近距離でもイオ一発で死亡ってあまりに弱すぎるやろ、性格もガチクズだし作中で一番救いようのないザコで下衆キャラ -- 名無しさん (2021-04-26 22 26 34) ルード込みなら機動力と火力を補えるので割と強いとは思う。けど一番面倒な立ち回りはラーハルト辺りを前線に立たせて自分は空飛びながら隙を見てひたすら羽根を飛ばすと言うチキン戦法になると思う -- 名無しさん (2021-05-30 18 42 43) 格上相手にはどう戦うのかが知りたい、それ次第では多少株は上がるかも(甚振るのが好きな性格的に死闘とか経験なさそうだが) -- 名無しさん (2021-06-09 13 50 19) ラーハルトに全然及ばないボラホーンとひとまとめに雑魚扱いされてるけどこいつに比べればメラゾーマを一息で消せるボラホーンのが遥かに強いでしょ。そんなボラホーンでもクロコダインのおっさんの半分の強さもないとかいう… -- 名無しさん (2021-07-09 21 18 31) こやつの強さはルードとの連携にあるのかも知れん。何にも出来なかった他ドラゴン達に対し、ルードはいち早く対応しガルダンディーを引き上げたりと練度が高い。この二人の空中連携は脅威だったのかもな。まあ、それが出来なくなったのはガルダンディーの慢心によるミスなのだが -- 名無しさん (2021-08-19 06 30 22) ただ、それ対応が優れたのルードでこいつじゃないよね -- 名無しさん (2021-10-26 19 27 00) ルードに乗るより単体では飛行能力落ちそうだしな -- 名無しさん (2022-05-01 01 56 37) ↑7 さすがに言い方が目に余るんだけど......それただの暴言だよね?アンチなら他所行ってろ。あと上でどさくに紛れて旅団挙げてるやつもいるけど場違いが過ぎるし大事な存在とどうでもいい存在で思い入れに差があるのは当たり前のことだろうが。そもそも何でこいつ(あとボラホーンも)だけここまでやたらと貶されないとならないのかもよく分からない。絶対何人かノリで馬鹿にして面白がってるだけの連中もいるだろこれ。 -- 名無しさん (2022-06-04 08 45 42) 全体にダメージがまんべんなく分散するイオを一点に集中させたからああなったのかな? -- 名無しさん (2022-09-10 11 59 18) ↑、内部破壊を起こしたのかも、と考えてた。シグマのライトニングバスターと同じイオ系だし。 -- 名無しさん (2022-10-30 01 17 02) ↑それで死なないポップが人外なのか、こっちが紙すぎるのかのどっちかしか読めないぞ -- 名無しさん (2023-09-30 14 27 31) ↑コイツを擁護しているやつ居て草、性格もクズなのに何処が好きになる要素あるんやw -- 名無しさん (2024-05-20 22 09 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/90sbr/pages/44.html
【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】の追跡表 【ダイ】 1 NO. タイトル 作者 001 勇者の挑戦 ◆TA71t/cXVo 【ポップ】 1 NO. タイトル 作者 010 一瞬の花火 ◆V1QffSgaNc 【ハドラー】 1 NO. タイトル 作者 017 不屈の超魔生物 ◆emwJRUHCH2 【バーン】 1 NO. タイトル 作者 006 大魔王降臨 ◆emwJRUHCH2 【キルバーン】 NO. タイトル 作者
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/469.html
282 :名無しさん(ザコ):2011/12/28(水) 22 24 30 ID bGxiIwT20 獣王クロコダイン(ダイの大冒険) パワーアップイベントこそあるが、敵味方のインフレが凄すぎて、 気がつけば戦力外だったが、不思議と噛ませイヌ臭が無い人。 パイロット 高い格闘値と技量が目立つが、他は低め。 しかし底力持ちな上、SPの揃いは悪く無く、SRC最大の防御支援SP「みがわり」を覚え、 意外と隙が無い。。 ユニット 高いHPと高めの装甲値を持つ、典型的なスーパー系。 ヒートブレス以外、EN使う武装が無いので低ENながらEN管理は楽。 [[アイテム]]管理だが無消費1400の真空の斧(グレイトアックス装備時は1500)と、 高い格闘値と併せて攻撃力は高い。 ただし命中値が344と低いので、当てにいくには必中が必要な場面が多い。 真空の斧やグレイトアックスを装備すると弾数制の魔法が使えるが、 射撃値が102と酷い値なので、ダメージ源としては使い物にならず、 反撃で撃つぐらいなら、素直に防御してダメージを抑えた方がマシ。 必殺技は2種類、1800格の1-4射程の獣王会心撃と、2000格の1-3の獣王激烈掌の二つ。 どちらも悪く無い性能だが、鈍足(移動力3)を考えたら、会心撃の方が使い勝手良い。 アイテムの中にクロコダイン専用で飛行可能になるアイテムもあり、 データ的には意外と多芸。 普通に動かせば典型的なスーパー系なのだが、 移動に「地中」があるので、地中移動で敵に感知されないように近付き、 技量値171のCT値+20と高い補正値を誇る麻痺武装「ヒートブレス」を、 必中つけて使い、厄介な相手を真っ先に無力化すると言うザボエラでも引きそうなコンボが可能。 なので、真っ当に動かすなら命中強化か装甲値のアイテムだが、 移動力を上げるアイテム装備も意外と美味しかったりする。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2800.html
登録日:2011/04/23 Sat 21 55 15 更新日:2024/09/04 Wed 01 35 33NEW! 所要時間:約 30 分で読めます ▽タグ一覧 ど根性 もう一人の主人公 アバンの使徒 コメント欄ログ化項目 スケベ ダイの大冒険 ハチマキ バンダナ ブラックロッド ヘタレ ヘタレ→漢 ポップ ムードメーカー メガンテ メドローア 勇気 勇者ダイのパーティー 勇者一行 声優の本気 大魔道士 家出息子 平凡→チート 愛すべきバカ 所要時間30分以上の項目 昔から天才だよ 最高の友達 最高の相棒 最高の脇役 死んだと思ったら生きてた←というか一回ガチで死んだ 死神も認めた作中一番の成長度 真の主人公 編集に殺されかけた男 臆病で弱っちいただの人間 臆病者 自爆 苦悩の連続 豊永利行 豊永利行の本気 足手まとい→欠かせない仲間 鈍感 閃光のように 難波圭一 魔法使い よしてくれよ… おれはれっきとした人間だぜ… 臆病で弱っちい…ただの人間さ…!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 声 難波圭一(1991年版)/豊永利行(2020年版) 目次 【概要】 【人物像】 【戦闘能力】 【パラメータ】《主な使用呪文》★既存呪文 ☆漫画オリジナル呪文 《装備》武器 【人間関係】 【人気投票】 【セリフの一部抜粋】 【概要】 物語の最序盤、主人公のダイを勇者に育成するべく現れたかつての勇者・アバンに付き従って初登場する兄弟子。 復活した魔王ハドラーから自分達を守る為にアバンが死んで以降に始まるダイの冒険に、 最後まで誰よりも長く付き添う名実共に最高の相棒であり親友。 ちなみにポップは15歳、ダイは12歳。 【人物像】 明るくお調子者でスケベ、熱くなりやすく涙もろいなど、非常に人間味溢れる。 当初はヘタレで見栄っ張りで口だけの逃げ出し野郎であったが、『ひとかけらの勇気』を持った後はそれらが消え失せてパーティーのムードメーカーとなる。 もともとは田舎の武器屋の息子として生まれたごく平凡な少年。 厳格な父親と退屈な村に嫌気が差していた折に村を訪れたアバンに憧れ、家出同然のていで村を離れた。 旅の序盤から仲間になるマァムには好意を抱いており、ポップが窮地に立ち向かえたのは彼女の力になりたい一心に拠るものもある。 そうして仲間の為にと頑張りつつも、いつまで経ってもマァムには自分の想いを告白する勇気は持てなかった。 それが後に大きな苦悩に繋がるのだが、詳細はミナカトールのエピソードを参照。 なお他人から自分に向けられる好意にはひたすら鈍感。 恋愛感情だけではなく、同性からの敬意に対してもそれは同じ。クロコダイン、バラン、ハドラーといった面々は、ポップの心に打たれて改心し、 付き合ううちにさらに彼への評価を上げていくのだが、本人は全く気付くことなく自然体でいるだけであった。 前述したとおり、ポップは臆病で平凡な少年である。 周囲の仲間がいずれも特別な出自を持つか多大な功績を打ち立てた「特別な人間」ばかりであるのに対し、ただ一人自分だけが何の取り得もない平凡な一般人である…という事にずっと思い悩んできた。 ダイの勇気に励まされ、マァムへの想いから力を振り絞り、ヒュンケルの不敵さに対抗心(と同時に憧れ)を抱きながら。 そうしていく内、最終的にポップは次第にパーティーには欠かせない程の存在にまでなった。 師のマトリフは「お前がすべてに恵まれた人間だったら、ここまではならなかった」と平凡な出自でありながら努力を重ねてきたことを評価され、当初は「こんな弱そうな魔法使いは見たことがない」と言われていたのが最終的には「自慢の弟子」と言って苦悩するポップを最終決戦へと送り出した。 最終的に自分がただの人間であることを誰よりも自覚したその上で、強敵相手にも強かに立ち回れるようになる。 「勇気」の使徒として完全に覚醒してからは並の魔法使いでは束になっても敵わないほどの絶大な魔法力を獲得。 普通の人間では間違いなく劇中最強クラスであり、魔法を無効化する装備持ちのヒュンケルをして「今のポップに勝つのはオレとて容易ではない」と言わしめた。 彼の「勇気」はかつての仇であったハドラーの心を動かし、あの大魔王バーンでさえも、ある種の敬意を抱いた程であった。 誰よりも強く恐怖を持っており、だからこそそれを乗り越えて行動する勇気の心を誰よりも大きく養った。それがポップである。 原作を担当した三条陸によれば、「ダイとのW主役であり一般人の人間代表。そして『勇者』であるダイができないヘタレでスケベで臆病なみっともない行いをさせて、そんなダメ男が冒険の中で成長してダイすらも挫ける困難に立ち向かっていく」というキャラ性、「すごい事が出来る事がすごいのではなく、時に挫けても、それに負けず頑張る事が凄いのだ」と言う信念、当時読者アンケートでトップを独走していた「ドラゴンボール」を意識して主人公以上にサブキャラが奮闘する漫画を目指し、「クリリンでもがんばればピッコロ大魔王に一矢報いることができる。普通の奴だってがんばったらすごいんだ」と言う主張によるもので、ポップはまさにそれを体現する「普通の読者」視点の「主人公」であった。 …そこんとこを編集に話しておらず、物語超序盤でとにかく自分勝手なヘタレさを際立たせた(もちろん物語中盤から後半にかけての成長を際立たせるための演出である)ために、編集部の偉い人からは「コイツいらないから早く殺しましょう!(*1)」と進言されてしまったエピソードは有名。 しかし三条が上述のポップの存在意義を説いて編集を納得させたという話はあまり浸透していない気がする(*2)。 しぶとく遠回りの成長を続け、ついには作者の期待に応えてみせたある意味で作者孝行なキャラクターの鑑である。 どんなにヘタレなキャラでも物語に対しては意味があるので嫌わないであげて下さい。 ダイが最終的に「お前は昔から天才だよっ!」と言っていたのはそれはそれである、と言うべきかもしれないが、ダイのこの発言はある場面で活躍したポップ自身が思わず「俺ってやっぱり天才かも…」と自画自賛したことに対する返しであり、最終決戦前にポップがダイに対して自分の戦う覚悟を語った際の「お前は昔から強かったが、おれはそうじゃなかった」に対するダイからのアンサーにもなっている。 同時にそんな自画自賛が許されるほどにまで成長したポップへとダイから送られた最高の賛辞でもある。 というか作中期間が3か月ということを考えれば、ポップの成長力は努力を重ねてきた点を考慮しても天才であると言わざるを得ないだろう。 3か月努力しただけで大魔王と戦える魔法使いがホイホイ出てきたらその方が怖いし、マトリフのライバルが理論は理解しながらも習得できなかったメドローアを5日間で習得してみせた時点で既に普通ではない。 ポップは全く気付いていなかった(*3)が「おれだけが(特別な出自の)みんなと違う」と悩んでいた件も、裏を返せば「ただの武器屋の息子なのに特別な出自の他の仲間達と並んで戦っている」事になるので、実際の所はポップの異常性が際立つ。 はっきり言って、自分が天才だと気付くのが遅すぎたくらいだろう。 【戦闘能力】 初登場時点でも既にいくらかの呪文を使いこなし、特にメラ系は最上位のメラゾーマを使える程に得意と、能力だけならかなりのものを感じさせる。 逆にヒャド系はつめの甘さが目立ちそれが後々響くことに…(*4)。 だが臆病な面が強く、強敵を前に何度も怯え、初めの頃は仲間を置いて逃げ出してしまうことも。 しかしその度に何とか自分の足で立ち上がり、実力的にも人間的にも少しずつだが確実に成長していく。 また旅の途中で師事し、師匠と呼ぶようになった大魔道士マトリフの存在も成長に大きな影響を与えた。 マトリフには情けない性根を叩き直され、強力な呪文と、パーティーの中で常にクールであるべき「魔法使い」の立ち位置を伝授された。 これにより敵の挑発に乗って仲間を危険にさらしてしまう自分を省み、「同じミスは二度繰り返しはしない」という自負もあり冷静に敵を観察して対処する思考と行動を身に付けた。 ちなみに体力は乏しいようなイメージがあるが、ぶっちゃけ周りが化け物級の身体能力の持ち主なのでそう見えるだけで、ポップも大岩を持ち上げたりするなど十分常人離れした体力をしている。 アバンから基礎的な格闘術は学んでいる事もあってか身のこなしもよく、敵の攻撃の直撃を食らう事は意外と少ない。 とはいえステータス的には力の値がパーティー最下位で、あろうことかレオナよりも低い。…ってことはレオナ姫はもっとすごい怪力の持ち主というこtビジュアルとしてはそこそこ以上に鍛えてそうな筋肉が序盤、終盤ともちゃんと描かれており、決してモヤシではないのだが……… ちなみに父ジャンクも『獄炎の魔王』でベンガーナの騎士を倒せるくらいの剣術の使い手という事が判明し、ポップの身体能力の高さはアバンの訓練によるものだけでなくジャンク譲りだった可能性が出ている。 同時にポップに戦士系の資質があったかもしれないというとんでもない事が判明した瞬間であった。どんだけ才能秘めてんだこの男 【パラメータ】 単行本のゲーム画面風パラメータより その1 レベル 18 ちから 17 すばやさ 26 たいりょく 46 かしこさ 42 うんのよさ 100 さいだいHP 86 さいだいMP 69 こうげき力 17 しゅび力 17 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ダイと旅立った頃。 このレベル帯でメラゾーマが使える事と、運の良さの高さが目を引く。 その2 レベル 20 さいだいHP 95 さいだいMP 82 クロコダイン戦直後。 簡易版。 その3 レベル 27 ちから 23 すばやさ 53 たいりょく 65 かしこさ 71 うんのよさ 216 さいだいHP 139 さいだいMP 135 こうげき力 46 しゅび力 44 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ギラ ベギラマ イオ ベタン ラナリオン ルーラ トベルーラ バラン戦前のもの。 呪文のレパートリーが一気に増えた。 そしてたった9レベルで運の良さが100以上上昇している。 その4 レベル 30 ちから 26 すばやさ 65 たいりょく 71 かしこさ 81 うんのよさ 236 さいだいHP 149 さいだいMP 153 こうげき力 71 しゅび力 52 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ヒャダイン ギラ ベギラマ イオ イオラ ベタン ラナリオン ルーラ トベルーラ バラン戦後のもの。 ヒャダインとイオラが追加。 その5 レベル 51 ちから 46 すばやさ 163 たいりょく 136 かしこさ 135 うんのよさ 256 さいだいHP 266 さいだいMP 325 こうげき力 106 しゅび力 88 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ヒャダイン ギラ ベギラマ イオ イオラ ベホイミ ベホマ ベタン ラナリオン メドローア ルーラ トベルーラ いきなり飛んで大魔道士覚醒後。 回復系呪文を習得。MP0の状態から並の魔法使い2、3人分回復できるシルバーフェザーでMPが全快しなかったので、普通の魔法使いは最大MPが100前後のようだ。 そして255がカンストのDQ世界で運の良さがまさかの限界突破。 《主な使用呪文》 ダイの大冒険では、基本的に呪文は契約によって体得する。 マトリフに師事している間にポップは一通りの呪文との契約を済ませている(させられた)。 ただそれらを使えるようになるかは、本人の資質と到達する力量による(下のベギラマやベホマなどが例)。 例として一般的な魔法使いは回復呪文に縁が無く、根っからの戦士はそもそも魔法の才能が無いため、呪文の契約すら成功しない。 つまり、マトリフと出会う時点で賢者に転職可能な呪文使いの素質はすでに備わっていたとされる。 また、呪文に関するスキルとして「両手でそれぞれ別の呪文を同時に発動する」という技能がある。 メラ系とヒャド系の魔法を同時に発動させる必要があるメドローアを使用するために必須の技能(*5)であり、メドローア会得によって得られる副産物…のように見えるが、後述のポップの発言の通り、メドローアを習得してからそれなりの時間が経過した最終決戦になってからぶっつけ本番で行ったという経緯から、メドローアを使えたからと言って両手でそれぞれ別の呪文を同時に発動できるわけではない模様。 つまりこの点に関してはメドローアよりも高等な技術。(*6) 魔界の神を名乗るバーンでさえもポップの技を見て初見だったらしく感心していた(*7)ほどで、これをできる魔族は少なくとも魔界には皆無の様子。 作中ではマトリフがベギラマを撃ちながらキアリーを使う場面くらいしかなく、ポップは最終決戦にて「師匠がやっていたのを一度見ただけだが、今の俺でももしかしたらできるのでは」と言うぶっつけ本番で終盤でイオラとブラックロッドへの魔力注入を同時に行っているのみだが、作中終盤のポップのレベルなら習得している呪文ならほぼどれでも組み合わせて発動できると思われる。(*8) ロトの紋章のポロンの「合体魔法」と比較される事もあるが、あちらは2つの魔法を合体させて放つので厳密には異なる(*9)。(*10) また、呪文というよりは魔力使用の応用と言った類だが、「魔力を集中させた指先で呪文を直接分解する」という大魔王すら驚愕した離れ業を終盤で披露している。 これにより分解された呪文は何の効果ももたらさずその場で掻き消えてしまう、純粋な無力化である。これはマトリフですら使っていないポップ独自の技術である。 作中では一度しか披露されていない技だが、その一度が絶大な威力を誇る真バーンのカイザーフェニックスの分解であり、技術レベルとしてはほぼどんな呪文でも分解できておかしくない。 アバンストラッシュなどの同等のパワーで打ち合わせた訳でも、炎に耐性のある超魔生物の肉体で握りつぶしたのでもなく、純粋な技術のみによる「テクニカルな分解」である。 ポップが「何度もくらったもんなあ…」と述懐していることを併せると、この少年に同じ呪文を何度も見せてしまうと、ある時突然あっさり対策され、ワナに使われてしまうという事を意味する。大魔道士に同じ呪文は二度も通じぬ 自身の必殺技が傷一つ与えられずに無効化されてしまったことにはバーンですらドン引きしていたそりゃ天才って言いたくなるわ。 作中で大魔王バーンが驚愕の表情を見せたのは、長い神々や魔族の歴史の中でもただの1度も例が無かった「竜の騎士の紋章を同時に2つ所持し、それを両方とも全開にする竜魔人」を見た時と、この時だけである。 ★既存呪文 メラゾーマ 火炎系呪文の最上位。 何とポップは初登場時点で既にメラゾーマを習得しており、読者を驚かせた。当然、序盤では主力となる。 魔王軍では幹部格や妖魔士団の上位クラスなら当然のように使えるが、旧魔王軍の幹部ブラスはメラミ止まりのようなのでポップの優秀さが分かる。 大魔王バーンのメラに打ち負けたエピソードは有名。そんな大魔王のメラゾーマが後にポップにあっけなく分解されてしまうのは痛烈な皮肉といえなくもない。 ヒャダルコ 中級の氷系呪文。 前述の通りメラ系を得意とするポップは、これをあまり使わなかった。 最初は海の大波を凍らせたと思ったら、表面を叩いたら割れて水が流れ出るという程度の威力で、アバンに「詰めが甘い」とダメ出しされている。 その後も「メラ系に比べると苦手」と言う特徴を引きずっており、メラ系とヒャド系のエネルギーを過分なく合成させる必要があるメドローアの制御ではいつもヒャド系のエネルギーが少なくなりヒャド系を出す方の手がコゲてしまう要因にもなった。 物語終盤ではメドローア自体の熟練により上記のような片手コゲは無くなっており、 ヒャダルコ自体もレオナの同呪文では触れる事すらできずに外周で弾かれてしまう程のキルバーンの殺しの罠「ダイヤの9」の中心点を内側から押し返して支えるほどの威力を持つようになった。 ギラ 初級の閃熱呪文。 メラ系が純然たる炎であるのに対し、ギラ系は熱エネルギーのビーム砲をぶつける呪文といった感じ。 習得難易度が高いらしく、メラゾーマを扱えるポップですらヒュンケル戦まで使えなかった。 バラン戦後は竜の血による復活でレベルが上がったためか、2cm程度しかない花びらの中心に花びら全体を燃やしてしまう事無くギラで穴を開けるほどの収束とコントロールを見せている。 ベギラマ 中級の閃熱呪文。 バルジ島の2度目の攻防戦で、炎魔塔の破壊に赴いた際にハドラー率いる魔王軍と遭遇してしまい、土壇場で力を振り絞ったことで使えるようになった。 初使用の時点でハドラーの同呪文を上回る威力を発揮している。 基本的に片手で使うが、シグマ戦ではメドローアの構えで両手を使ったベギラマを使用している。この描写からうまく威力を調整すればメドローアと見た目が殆ど変わらないらしい。これは2020年版のアニメでも表現された。 イオ 初級の爆裂呪文。 目標に当たると爆発する光球を放つが、初披露時は零距離でガルダンディーを爆死させた。 バーンパレスのミストバーン戦ではマァムに攻撃の隙を作るために手数重視で連発している。 イオラ 中級の爆裂呪文。 中盤からよく見られた。 威力は高いが、終盤の強敵には牽制として使われる事が多かった。 メガンテ 自己犠牲呪文。命と引き換えに強大な破壊力を叩きつける。 本来は僧侶の呪文であり、神に祝福された僧侶なら蘇生する可能性があるが、それ以外の者が使った場合、蘇生できない上、場合によっては全身が砕け散って欠片すら残らない事さえあるとされている。 呪文そのものは非常に簡単で、メガンテを使う事だけなら何らかの魔法が使える者なら誰でもできるとされている。僧侶専用呪文であるのは上記の蘇生にまつわるリスクの問題。 ポップと、同じ呪文を使ったアバンの両方に共通していた呪文発動のための動作として、対象のこめかみに自身の両手の指を4本突き刺してヘッドロックするというものがある。 指なんか無い爆弾岩の存在を考えると呪文の発動に絶対必要な動作と言う訳ではないと思われるが、この指が「全生命力を込めた」ものであるが故に、 殆ど全ての呪文を弾いてしまう竜闘気を纏う竜魔人相手でもそれを貫いてダメージを与えられる可能性がある呪文となっている。 実の父であるバランにダイが記憶を奪われた際、無防備なダイを守る為にバランに使用。 上記の通り生半可な呪文は一切通じないバラン相手でも通じる可能性がある呪文として決死の覚悟で使用され、 実際にポップの全生命力が込められた指は竜闘気を貫通してバランのこめかみに突き刺さり、竜魔人の力をもってしても振りほどく事ができなかった。 メガンテ発動の瞬間に僅かに指の力が緩んだ事により、発動の直前で手が振りほどかれてしまいメガンテは不発に終わってしまうが、 それでもバランは竜闘気の上からダメージを受けており、またその衝撃でダイの記憶は蘇る。 ダイに撃退されたバランはポップに感銘を受け、去り際に自身の血を飲ませた。 上述の通り本来ならば僧侶でない者がメガンテを使ったら肉体自体が残らないのだが、 メガンテが半端な発動で終わっていたことが逆に幸いし、ポップの肉体は破損することなく残っていたため、バランの血の力と自身の精神力が相まってポップは蘇生することができた。 ルーラ 瞬間移動呪文。行った事のある場所に移動できる。 目的地のイメージが必要なので、行けるのは自分で行った事がある場所に限られる。 とっさの時など、明確なイメージ無しで使うと自身にとって最も思い出深い場所に勝手に飛ぶ。 ポップの場合は、マァムと初めて出会った森の中。 応用として、その場から見える範囲であればイメージはできるので、厳密に行った事がある場所でなくても行ける(例:向かいの崖の上など)。 瞬間移動とは言うが、ワープ的に消える→現れるのではなく、あくまで高速移動の一種なので、洞窟内や密室などの閉所から飛ぶには壁を破るなどして穴を開けなければ出られない。 また、瞬間移動ではないのでルーラによる飛行を追跡する事は理論上可能だが、少なくともトベルーラでは到底追いつけないほどの速度が出る。 さらに術者のレベルによって飛行速度にも差があり、同じルーラでも完全覚醒前のポップのルーラではミストバーンやキルバーンの本気のルーラには追いつくことはできない。不慣れな内はよく着地を失敗していた。 初期のポップは敵を派手に倒す攻撃呪文にばかり目が行っていた節があり、ルーラなどの補助呪文を軽く見ていたが、マトリフに「お前がルーラを使えていたら燃え盛る気球から容易く仲間を救えたのが分からんのか!」という叱咤によって考えを改めさせられ習得に至った。 ベホマ 回復呪文。大魔道士(賢者)に覚醒して使用可能になる。 シグマ戦ではこの呪文によって不死身かと思わせる耐久力を演出していた。 それ以外でも、戦闘の合間には魔法力総量の差からか、マァムではなくポップが回復を担当するようになっている。 なお、バーンパレスの中でそれで回復してもらっていたダイは、「ポップに回復してもらうのはなんか変な感じ」と贅沢な文句を言っていた。 ザオリク(級のエネルギー) 詳細不明。 勇気の魂の力に覚醒すると同時に放出した魔法力の光。 ザボエラの猛毒にやられて死の淵にあったメルルを一瞬で全快させた。 何の回復呪文か、そもそも呪文であったのかすら定かではないが、 レオナには「ザオリク級のエネルギー」と形容された。 ザボエラの毒はあのマトリフでさえ解毒に手こずる代物だが(とはいえ毒の種類が違うと思われるので一概には言えないが)それを一瞬で回復させるあたり、ポップが師を上回る魔法力を身に着けたと考えられる。 ☆漫画オリジナル呪文 マホカトール 破邪呪文。地面に五芒星を描いて魔力を込めることで、魔法陣の内側の邪気を払う。本来は賢者クラスの専用呪文。 クロコダイン戦で、邪気にあてられたブラスを正気に戻すために使用した。 マジカルブースターの欠片を使い、火事場のバカ力でやっとこさ発動できたものであり、普通はポップが取り扱える呪文ではない。 単行本のQ Aによると、呪文の契約自体は済ませているとの事なので、大魔道士となったポップならば今後のレベルアップ次第では会得する可能性はあるかもしれない。 ラナリオン 雨雲を呼ぶ呪文。呪文が効かないヒュンケルとの対抗策としてライデインを使用するためにレベル不足のダイを補助する目的で契約、使用した。 魔法力の消費が大きい(*11)上に発動に時間がかかるにもかかわらず、これ単体ではあまり用途が見当たらず、後にダイがライデインを使いこなせるようになったため、この呪文の出番はなくなってしまった。 ポップの話からすると昼夜を逆転させるラナルータと同系統の呪文であるらしく、ラナリオンは天候操作呪文としては下位に当たるらしい。 トベルーラ 飛翔呪文。 ルーラとは違い、必要な距離だけ任意で飛行する呪文。いわゆる舞空術 移動用としても使えるが、翼を持たない生物が空中戦に対応するために使われる事が多い。 ルーラと同様に術者のレベルによってより速く飛べるが、 ルーラと根本的に速度が違うので、よほどかけ離れた格下相手でない限りルーラにトベルーラで追いつくことはできない。 魔法力消費もルーラより少ない(*12)が、これは定量消費のルーラと違ってトベルーラは飛んでいる間消費し続ける継続消費タイプなので、長い距離飛び続けると消費量はルーラを上回る事もある。 当然、途中で魔法力が切れれば落下する。 ベタン 重圧呪文。 マトリフより伝授された、強力な代わりに燃費のやたら悪い呪文。 円形の広範囲に強力な重力場を発生させ、範囲内の敵を圧死させる。 魔物の分類としては最上位であるドラゴンを3匹まとめて倒す威力がある。 しかし広範囲を攻撃する呪文であるためか、単体の強力なボス格相手には有効なダメージを与える描写がなかった。 というか、ドラゴンを3匹まとめて圧死させる威力の呪文を受けても、膝すら付かずにそのまま歩いてくるバランの異常な強さを演出した。 燃費の悪さもあり、中盤以降はメドローアに出番を奪われ気味で、最終的には3回しか使用されなかった(新アニメ版では修行の一環で自分にベタンを撃ったりしているシーンが追加された)。 ちなみにこの呪文、後のドラゴンクエストモンスターズジョーカー2に逆輸入され、某ゲームの重力呪文と類似の効果に設定された。 また、空中に存在する対象には重圧効果が満足に発揮され難いという欠点もある。 飛来する闘気技や呪文にも効力を発揮するが限度があり(*13)、敵が地面に近いほどに効力を発揮し易い呪文らしい(*14) 五指爆炎弾(フィンガーフレア・ボムズ) メラゾーマを5本の指先から同時に放つ呪文。 フレイザードからパクった(と言っても直接見たわけではなく、話に聞いただけである)。 前述のベタンが広域を攻撃する呪文なら、こちらは敵単体に有効打を与える必殺技であると言えよう。 実態は禁呪に近い負担を強要するシロモノで、人間が使うと寿命すら縮みかねないのだが、 その事実を知ってからもポップは「寿命が縮んでもいい」と使用に踏み切った。 ちなみに最初に使用した際には同時に3発が限界だったが、後に5発同時発射に成功。 しかしポップの身体に大きな負荷をかけ、連射が利かないため後が続かないという欠点が残り、更にザボエラの集束呪文による10発近いメラゾーマでもオリハルコンには歯が立たなかった事から、2度しか使われずに後述のメドローアに役目を譲る。 メドローア 極大消滅呪文。マトリフに教わった必殺の切り札。 メラ系とヒャド系のエネルギーをスパークさせ、オリハルコンを含めたあらゆる物質を対消滅させる光の矢を放つ。 詳細は項目を参照。 《装備》 異様に旅人の服の物持ちがいいのと、旅人の服と輝きの杖以外の装備破損率が異様に高い(ポップが自ら壊した形になった例もいくつかある)のが特長。 なお、本編では常にバンダナを鉢巻のように付けているが、これは5歳の頃から身に着けているお気に入りのもの(つまり特に戦闘用ではない)。 記憶喪失になったダイに手渡したため、バラン編の後半からハドラーの襲撃を受けるまでは身に着けていなかったが、その後ダイから返却されたようで以後は肌身離さず身に着けている。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 ヒュンケルがチェーン部分でラーハルトの槍を受け止めていたり、チェーン部分も含めて地味に耐久性も高い。 後、他の4人は光ったのに、ポップだけ光らず(あれだけ光ってもおかしくないことしてきたのにもかかわらずである)一度は闇に落ちたヒュンケルですら光ったこともあり、「ポップにだけ厳しい」と言われがち。 布の服 初期装備。 緑色を基調として、胴体部分の前面に白黒で文様が描かれている。アバン先生の服の左胸にも同じ文様があるので、ジニュアール家の家紋と思われる。 クロコダイン戦後に旅人の服に装備替えされたが、捨てたわけではなく、マジカルブースターと同じく、ロモス王国に預けてある。 旅人の服 クロコダイン戦後に、ロモス王から授けられた服。 布の服とよく似ているが、文様が異なっており、裾も短くなっている。 マントやオーバージャケットなど、追加装備はいくつかあれど、基本的にポップの鎧は最後までこれ。 ただの旅人の服のはずなのにカイザーフェニックスとフェニックスウイングで反射されたポップのイオ系呪文を同時に食らってやっと破けるという異常なまでの耐久性の高さを誇る。ロモス製の旅人の服の丈夫さは世界一ィィィィーーーーッ! ……流石にいくらなんでも素の耐久力でこれとは思えないので、描写されていないだけでスカラやフバーハ(に近い呪文)で補っているのかもしれないが。 また、メガンテを撃った後にメルルに補修して貰ったり、メドローアの訓練中に焦げてしまったりとさすがに破けるまでずっと無傷で済んだわけではない。 アバンがメガンテ撃った時は服が完全に破れていた事を考えると補修程度で済んだヤバさがよくわかる 魔導師のマント フレイザード戦後にマトリフから譲られた防具。彼の現役時代のお下がり。 バラン戦においてメガンテを撃つ際、目くらましに使用して破かれてしまった。 へんなベルト 魔導師のマントに付属していた呪いのベルト。 バックル部分にマトリフの顔が象嵌してあるという嫌なデザインで、 ポップは「これだけはいらない」としてバックルだけ外そうとしたものの、なぜか外せずそのまま使い続けることになった。 令和版のアニメではデパートで好事家から500Gで売ってほしいと言われたが、外せなかったため売ることが出来なかったというアニオリのシーンがある。やっぱり呪われてんじゃねーか! 一応ポップの装備の中では最後まで無事だった ちなみにこのベルト、リアルドラゴンキラーオークションで商品の一つとして出品されている。こっちは呪われたりはしません。 パプニカの法衣 ハドラー親衛騎団との戦いを前に追加された装備。 一種のオーバージャケットで、旅人の服の上から着る。 パプニカ産の布で作られているために魔法に強く、メドローアを使っても片手が燃えることはなかったが、 バーンが放ったメラであっという間に燃え尽きてしまった。しかし旅人の服は無事。不思議! 武器 マジカルブースター 初期装備。 長さ20~30センチほどの杖で、先端に魔法の威力を増幅する魔法石が埋め込まれている。 クロコダイン戦で、マホカトールを発動するために魔法石を砕いてしまい、お役御免となったが、 アバン先生からもらった思い出の品であるため、捨てたりはせず、バーン討伐の後に引き取りに行くとの約束で、ロモス王国に預けた。 魔法石が非常にもろいため、打撃武器としては全く使えず、数値上の攻撃力は0。 旧アニメの劇場版「起ちあがれ、アバンの使徒」では、ポップがマジカルブースターをもらった経緯が明かされる。 ポップがアバンに弟子入りしたての頃、魔法を操って女の子にモテようと企んでおり、アバンが眠っている間に勝手に持ち出し、女の子達の前でメラ系呪文を発動して気を引いた。 だが調子に乗って上位呪文を発動した結果、制御できずに周囲の草原に引火してしまい、駆け付けたアバンのヒャダルコで事なきを得る。 叱られると思っていたポップだったが、アバンは笑顔で「それはあなたにあげましょう」と言い、「見栄を張る道具ではない、人を助ける時、自分以上の力が必要な時に使う事」「魔法は生半可な気持ちで使ってはいけない、良い勉強をしたでしょ」と教えるのであった。 そして前述の通り、ブラスを助けるためにマホカトールを使うという「人を助ける時、自分以上の力が必要な時」に役立ったというわけである。 魔法のステッキ クロコダイン戦の後、旅人の服共々ロモス王から下賜された武器。 ブラスが持っている杖に似たシルエットだが、杖の先端に宝玉がはめ込まれており、原作ゲームの「魔導士の杖」の要素も入っている。 ヒュンケル戦前の特訓シーンにおいて、ダイがライデインを撃つ時の標的にも使われた。 輝きの杖 フレイザード戦後に、マトリフから授けられた武器。 彼が若い頃に使っていたもので、特殊警棒のように伸縮できる。 ポップは武器を入手後早々に壊してしまう事が多いが、これは死の大地で一度紛失したもののチウに回収されて再び使われた上に最後まで無事だった。 のちにゲームにも逆輸入された。 羽ばたきの杖 輝きの杖を紛失したため、ハドラー親衛騎団との戦いを前に用意された杖。 初陣早々、フェンブレンに先端を切り落とされてしまった挙句、直後に輝きの杖が再びポップの手に渡るというオチがついた。 杖の先に鳥の彫刻がついている優美なデザインだったのだが、あるいは描くのが面倒だったがために早々に退場したのかもしれない。 ブラックロッド バーンに敗走した後、ロン・ベルクから授けられた武器。 魔力を打撃力に変換する機能がありポップは「光魔の杖と同じ」と評したが、光魔の杖からだいぶ時間が経っているため、セーフティなり燃費の向上なり、何らかの改良が施されているものと思われる(*15)。 さらに、持ち主の意思に応じて自在に形を変える特性を持ち、如意棒のように伸ばしたり杖頭を槍に変えたりできる。 無意識に籠めただけの魔力で巨大な岩に突き刺さるほどの威力を見せ、シグマ戦ではシャハルの鏡を弾き飛ばしたりシグマの腕を壁に縫い付けて拘束したりと様々に使われたが、バーン戦で天地魔闘の構えを破るための囮に使われ、カラミティエンドで叩き折られてしまった。 ただし、設定上の攻撃力は実はたったの60しかなく、本編の理力の杖(55)と比較してもその差はわずかである。 もっとも、そこそこの打撃力はあれどシグマのオリハルコンボディにダメージは与えられていない辺り、そこまで不自然ではない数字とも言える。 どちらかと言うと純粋な攻撃力よりは、変形による応用力の高さと燃費の良さに重点が置かれた武器なのかもしれない。 連載期間としては割と長く装備しているし、活躍もしたが、作中期間だと実戦では1日足らずでぶっ壊されたと言うとちょっと悲しい武器。 まあロン・ベルク製なので普通に自己修復して戻ってきてそうだが。 ポップは杖を打撃武器ではなく、魔法の補助に用いることが多いため、こちらは打撃用武器、輝きの杖は魔法の補助用、と使い分けていた。 シャハルの鏡 ハドラー親衛騎団のシグマが持っていた盾。 マホカンタ同様、呪文を反射する効果がある伝説の武具。 シグマの胸部装甲に仕込まれているが、彼の体の一部ではなくそれ自体が単独のアイテムであるため、彼が死んだ後も消滅することはなく、ポップに託された。 一応盾に分類されるが、ポップの腕力では盾として使うには重すぎたため、服の中に入れて胴体に装備していた。ちなみにシグマも、手に装備するよりも胴体に装備する事が多かった。 バーン戦で天地魔闘の構えを破るために使われ、フェニックスウイングで反射されたポップのイオ系呪文とバーン自身のカイザーフェニックスを同時に反射する最後の一手になる。 しかし常識外れの威力を誇るカイザーフェニックスにさらにプラスαした負荷がかかったせいか、その一度の使用で砕け散ってしまった。 それなりに厚みがあるのにこれを付けているポップの体型に全く変化がなかったのはツッコミ禁止。大きさ変わる機能があったのかもしれないし 【人間関係】 ジャンク 父親。 根っからの職人気質で、厳格な性格の頑固おやじ。性格が正反対なこともあってポップは彼を大の苦手としている。 ポップが里帰りした直後にも、ポップをボコボコにした。 もっとも、これに関しては村を訪れたアバンに憧れ勝手に家を飛び出した挙句、1年以上も音沙汰無しだったのだから、この仕打ちも当然と言えば当然と言える。 かつてはベンガーナ王国に仕えており、王宮でも随一の鍛冶屋だったが、威張ってばかりどころか、ハドラー討伐後に疲弊した他国への侵略を企む腰抜け大臣をぶん殴って辞め、現在は妻のスティーヌと共にランカークス村で武器屋を営んでいる。 過去の経緯から、似た経歴を持つロン・ベルクとは気が合う友人であり、酒飲み仲間でもある。 ポップと殆ど同じ髪型をしており、ポップの髪質は父親似のようだ。また、その気質もポップに全く受け継がれなかったわけではないようで、ダイにライデインを習得させた際のスパルタ式の特訓にその一端がうかがえる他、 ヒュンケルが持つ鎧の魔剣を一目見て特性は分からないにしてもその禍々しさから普通の剣ではないと判断し、特性を知ってからは即座にライデインでの対抗策を考えた目利きの良さはジャンクの教育の賜物と言えるだろう。 そして物語の最終盤、バーンに対して啖呵を切ったその姿はかつてジャンクが理不尽を許せずベンガーナの大臣を殴り飛ばした姿と同じものであった。 あとポップもジャンクも大見得切った後で冷静になってうだうだ悩んでしまう場面があるなど案外似た者親子だった ポップはあまり実感できなかったようだが、鍛冶屋としてはロン・ベルクがダイの剣という一世一代の大仕事をする際に手伝いを許される程の凄腕である。(前述の王宮勤めについても、登場する王国の中でも最大の軍事国家にして、もし代替わりしていなければ貪欲にして有能なクルテマッカⅦ世のもとでなお王宮随一と評される程の腕であった事になる)これらはロン・ベルクの腕と慧眼に裏付けられており、もしハドラーと戦うアバン達と巡り会う事があったならアバン一行にとって得難い巡り会いになったと思われる。 スティーヌ 母親。 夫とは反対に繊細で慈しみ深い性格の女性。顔立ちを見るにポップは母親似のようだ。 ポップが家出するきっかけを作ったアバンのことを恨んでいたが、後に成長して立派になって帰ってきた息子の様子を見てアバンに感謝するようになった。 幼少のポップに彼女が言った言葉は後にポップ自身を、そして心が折れていたダイを立ち上がらせた。 ダイ 弟弟子にして無二の親友。デルムリン島出発から最終決戦まで常に共にあった。 ダイのひたむきさが甘ったれなポップの奮起を促したと同時に、ポップの献身が人間と竜の騎士の狭間で揺れ動くダイの支えにもなっていた。 親(ダイの場合はブラス(*16))から期待された将来が嫌で仕方なかったという密かな共通点もある。 アバン 生涯の師。 性格上ポップに適切な教育ができず困っていた(*17)面もあったが、 終盤で再会してからは知略面において自分の後継者と見込むほどにポップを買っていた。 最終的にはアバンも自信をもって「自分以上のきれ者」と断言するほどになる。 新アニメ版では魔法の才能を見出し、魔法使いへの道を歩むきっかけを与えている。 マトリフ 第二の師。 ポップにとって「先生」はアバンだけなので、マトリフに対しては「師匠」と呼ぶ。 甘さが抜けなかったポップにスパルタ式の特訓を施し、本物の実力を身に付けさせると同時に、パーティーにおける魔法使いのあり方を説いた。 彼がポップに最初に習得させた呪文はどんな攻撃呪文でもなくルーラであるというのは、魔法使いがどんな存在であるべきかという彼の理念の表れでもある。 初対面での評価は「あんな弱そうな魔法使い初めて見る」「自分が何とかしてやらんと死ぬ」と散々だったが、最終的には自分の全てを不足なく受け継いでくれたポップを「自慢の弟子」と胸を張って送り出すほどになった。 師弟だけあって仲間のために己の命すら顧みない点はポップとよく似ているが、それ以外の意外な共通点として上記した通りポップも実は教育方針がスパルタ式だったりする。あと自重しないスケベなところも。 マァム 姉弟子にして恋する相手。バラン戦後はその恋心を利用されて、危うくパーティーが全滅するところだった。 普段はその怪力ぶりを茶化したりするも、根底には彼女への抑えがたい恋心がある。それはそれとして普段から肢体をじっくり鑑賞しており、単行本のQ Aコーナーではスリーサイズをズバリ推察してフルボッコにされたり、嬉々としての覗き行為に及んだりしている。(*18)。 新アニメのポップの中の人的には「結婚しろ」「気が強いのがいいぱふぱふ担当キャラ」 ポップは一目惚れだったが彼女のために強くなろうと必死だった。しかしマァムも「ポップに負けたくない、助けられてばかりじゃ申し訳ない」事を武闘家に転職するきっかけの一つに挙げている。 反面、恋愛事ではポップの態度とマァムの鈍感さで上手く行かず、最終決戦前夜やミナカトールではぎくしゃくする事に。ヒュンケルの指摘もあって彼の献身面への見落としを後悔した後にポップからあらためて告白を受けた。 以後は恋心を隠す必要がなくなったことから、言動が大胆になっている。(強引なキスのふりで迫って豚鼻にする悪戯、「未来の恋人タッグの力を見せてやろうぜ」と強敵相手に宣うなど) ヒュンケル 兄弟子にして恋のライバル(ポップが一方的にライバル視しているだけだが)。 三枚目で臆病なポップに対し、二枚目でクールな実力者と、ポップが欲する全てを持っているため、「一番助けられたくない相手」「性格が悪い」とまで評すが、バーンパレスでの殿や戻ってきた時の反応から、それはあくまで建前。 ヒュンケルにとってもポップは大事な弟分の一人で、ポップが孤軍奮闘した際は「お前にしてはよくやった」と言いつつもこっそり「本当によくやった」と優しい表情になっており、ポップを痛めつけた相手には激怒したり、バランにメガンテを使おうとした際は必死になって止めようとする、わざと優しい言葉で発破をかけるなど、ヒュンケルのポップに対する態度も大概ツンデレである。 初期の頃は実力で言えば比べるべくもなかったが、最終的には「今のポップに勝つのはオレとて容易ではない」とまで言わしめるほどになった。 クロコダイン 最初に相対した軍団長。 ポップは親しみを込めて「おっさん」と呼んでおり、クロコダインもその呼び方を快く受け入れている。 また、終盤ではポップの性格も深く理解しており、逃げただけに見えて戦略的判断による撤退だとすぐに見抜いて「逃げの一手」を打つほどにポップを信頼している。 (*19) なお、最終決戦での「おっさんとチウは戦力外か」という評価を「非情」と評されることもあるが、実際客観的に見ればバーンに食いつけるだけの能力がなかったのは事実であり、本人としてもそのように判断するのは不本意な表情であったため、あくまで「魔法使いはクールであるべき」というマトリフの薫陶に従っているだけで、決して本心ではないと思われる。 メルル 時々パーティーをサポートしてくれる占い師。 初対面で「ちょっと美人」ぐらいには思っていたが、それ以上の気持ちを抱くことはなく、彼女が自分に思いを寄せていることには全く気付かなかった。 バーンパレス突入直前に、彼女の挺身で命を救われたことで、ポップは自身の輝聖石を輝かせる。そして復活後はポップとテレパシーで会話できるようになっていた 最終話ではポップ、マァムとともに三人で旅に出る。 まぞっほ ニセ勇者パーティーの魔法使い。作中で互いに知ることはなかったが、ポップの叔父弟子にあたる。 「自分たちは確かに小悪党だが、仲間を見捨てて逃げ出すお前とどこが違う」と突きつけ、ポップの奮起を促す。 ポップが逃げ腰を改める最初のきっかけとなった。 キルバーン 魔王軍の中で真っ先に最もポップを高く評価していた。 「成長度ならダイ以上」「ムードメーカーになりうるタイプなので、真っ先に死んでもらいたい」と評し、個人としての実力のみならず戦略的な真価も見抜いていた。 ただし、ハドラーのようにポップの内面にまで思いを致すことはなく、あくまで「仕留めがいのある獲物」でしかなかった。 アバンに一杯食わされてからは「師匠の方のムカつき加減はそれ以上」と標的を変更し、ポップとの因縁は切れることになる。 シグマ 天敵にして好敵手。 あらゆる呪文を弾くオリハルコンボディに加え、唯一通じるメドローアさえ反射してしまう防具を持つ。さらにハドラー親衛騎団最高の「すばやさ」を活かして先に先に動き、ポップの打つ手をほぼ封じてしまう。 何より、決して油断せず相手を観察・評価して動くという慎重さをも併せ持つため、「敵がザコと思って油断してくれているうちに手を打つ」が身上のポップにとっては最もやりにくい相手。 キルバーンを除けば、最もポップを評価していた敵といえる。 「君は自分で言うよりもはるかに恐ろしい男だ!はじめて相見えた時から私はそう思っていた!!」 壮絶な頭脳戦の末にポップが一枚だけ上回ってポップの勝利に終わったが、シグマもその戦いには満足だったようだ。 ちなみに、作中唯一メドローアの直撃で死んだネームドキャラクター。 バラン ダイの父。 たとえ彼の親であろうと、自分たちの運命を変えてくれたダイを連れ去ろうとすることに我慢がならず、文字通り命を懸けて阻止にかかった。 バランはむき出しの感情をぶつけられ、自爆まで仕掛けられ、さらには死んでからも攻撃を仕掛ける彼の姿と我が子の決意により、その場を辞する。 里帰りした時には、ポップは自分の父と比較して、「俺の親父は、お前の親父と違って理知的じゃねぇからなぁ」と評してもいる。 その頃は竜魔人となってヒャッハーしてるバランの姿の方が印象に残ってるダイは、(理知的…あれが?)と内心でツッコミを入れていた ハドラー 師の仇。 「地獄に落ちてもこの声だけは忘れない」と言うほどの恐怖と怒りの対象。同時に、「残酷だが卑劣ではない」とハドラーの性格面には一定の評価はしていた。 ポップのことは「アバンの周りをウロチョロしていた小僧」程度にしか認識していなかったが、加速度的に進歩する彼に何度も苦杯を飲まされ、 ザボエラと組んでの夜襲に踏み切った時は逆に「見損なった」と評されたことがきっかけで、保身第一の態度を改め、誇り高き武人として生まれ変わることになる。 ダイが当初ハドラーのパワーアップを肉体面の変化を大きく捉えていたのに対し、ポップはむしろ精神面の変化の方に注目しており、ダイに「ああいう吹っ切れ方をしたヤツは強い」と自身の体験を踏まえた上で警告している。 そして最期にはキルバーンの罠「ダイヤの9」の中にダイ・ポップと揃って嵌められるという窮地に陥る。 脱出口を開けるとしたらポップのメドローアで天井を撃ち抜き、穴が開いた瞬間にルーラで飛び出すという方法のみだが、メドローアを撃てるポップは落ちてくる炎を押し返すための全力ヒャダルコで手いっぱいで動けない。ダイはそもそもヒャド系呪文を使えず、ハドラーはダイに全力で敗北したばかりで満身創痍…という手詰まりの状況。 武人として全てを出し切ったダイとの決闘の最期をキルバーンに穢される事を嫌ったハドラーが死にかけの体を動かし、僅かばかりの時間だけ炎を押し留める役をポップから代わり、ポップはメドローアを撃ってダイがルーラを発動、脱出した。 …が、ダイは脱出に成功したが、ポップは最後の力を振り絞って崩れ落ちるハドラーに気を取られてしまい、脱出のタイミングを逃してしまう。 ハドラーは敵であり放っておいても死ぬ自分に何故構ったのかと叫ぶが、ポップは戦いの中で傷つきながらもただ愚直に己を高め部下と共に挑んできた彼を「俺達と何が違う」と吐露。 その言葉にハドラーは感動とポップを道連れにしてしまった後悔の涙を流し、「俺のような悪魔のためにこの素晴らしい男を死なせないでくれ」との思いで魔族でありながら人間の神に祈るほどにポップを認める。 余命幾ばくもない状態になり、一度ダイに敗れてもなおもがき、一生懸命に激しく燃えるように生き抜き、ダイ達の目にその生き様を刻み込んだハドラーは人間と魔族という違いはあれど、間違いなくポップが語る閃光のような生き方を貫いた漢であった。 バーン 最終目標。 初戦では、 得意のメラゾーマ→「…今のはメラゾーマではない…メラだ…」 切り札のメドローア→「…覚えておくのだな これがマホカンタだ…!」 最後のルーラ→「……知らなかったのか…? 大魔王からは逃げられない…!!」 と凡ゆる手を悉く封殺され、更に地上を蓋としか考えていない演説に完璧に心を折られたが、ダイの「魂」の力とフローラから聞いたアバンの話で最後まで足掻く決意をして復活。バーンに怖れを抱いて逃げ出したダイを説く程になる。 直後にミナカトールエピソードで再び心がへし折れるが、持ち直して更にパワーアップする始末 バーンはキルバーンから再三ポップの危険性について説かれていたにもかかわらず、最後の方まで「ひ弱な人間」以上の評価を下すことはなかった。 その慢心から、無敵のはずの奥義を打ち破られ、心を折ろうとした策さえも「関係ない」と一蹴されることになる。 しかしポップに戦いの流れを覆され続け、ついには「必殺」と自負するカイザーフェニックスを素手で引き裂かれる光景を目の当たりにし、ポップに対して戦慄するまでになる。 ポップのいう人間の生き様を理解することは最後まで無かったが、ポップの実力については無意識の内に彼を有象無象ではなく「ポップ」と呼ぶようになるほど思い知っている。 惜しむらくはそれがキルバーンの忠告を受けてではなく、煮え湯を飲まされ続けての結果だったことだが。 余談だが、旧アニメにおいてポップ役の難波圭一氏はミストバーンも兼役で演じていたが、ミストバーンが喋らなかった理由を考えると旧アニメが最終決戦まで続いた場合、難波圭一氏が真・バーンも演じて主人公の親友とラスボスの声が同じで死闘を繰り広げるというとんでもない事になっていた可能性もある。新アニメでは兼役ではないので心配無用。 【人気投票】 第1回 4位。 1位 ダイ。2位 ヒュンケル。3位 アバン。 「せ…先生はともかく、ダイやヒュンケルより順位が下ってのは、どうにも納得がいかねえぞ!!」 第2回 3位。 1位 ダイ。2位はヒュンケル。 「ムフフッ…ジワジワと人気が出てきたじゃねえか、おれも。次はいよいよ1位だな!!」 第3回 2位 。 1位はダイ。 遂にヒュンケルを追い抜き、ダイとも僅差だった。 【セリフの一部抜粋】 対クロコダイン戦 「仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きてるなんて…死ぬよりカッコ悪りィやって…そう思っただけさ…」 対バラン戦 「ダイがいなけりゃレオナ姫は死んでいた!ダイと戦わなければクロコダインもヒュンケルも悪党のままだった! そしておれはダイに出会えていなかったら、いつも逃げ回って、強い奴にペコペコして、口先ばっかで何もできねえ最低な人間になっていたに違いねえんだ!」 対シグマ戦 「きっ…君は…まさかっ…賢者‼︎?」 「…いや 違うね…! …おれは…賢者じゃねえ…‼︎」 「‼︎?」 …おれは…賢者じゃねえ! 「…なんでだよ師匠。だって師匠は攻撃系だけじゃなくて 回復系とかあらゆる呪文が使えるんだろう? それって立派な賢者じゃねぇか」 「…言葉面が気に入らねえんだよ 〝賢き者〟なんてエラソーでど〜〜も肌に合わねえ。第一 ドスが効いてねえじゃねえか!」 「………タハハハッ…‼︎」 「だからな オレは誰が聞いてもおそれいっちまうようなカッコイイ肩書きを考えたのよ!」 「世界に一人しかいねえ最強の呪文使いの名前! それが…‼︎」 「………大魔道士‼︎」 「……なにっ‼︎?」 「…そう‼︎ おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!!」 「俺の勝利の女神は微笑まねぇ!…横っ面を…ひっぱたくんだよぉ!!」 「化かし合いは 俺の勝ちだ!」 対バーン最終戦 「お前を倒せば結界が消える。その後で黒の核晶を止めに行く。順番通りじゃねえか。何がおかしい?」 「……へへへっ ついに大魔王サマがおれの名前を覚えたかい……ざまあみろだぜ………」 「…あらぁ…‼︎ この最後の最後へ来てなんかおれツボつかんじゃったみたいっ…‼︎ 何度もくらったもんなぁ…」 「…やっぱ天才…だったりしてね おれ…‼︎」 少しはダイを見習え!! 「……」 「………ダイ…ダイか」 「…あいつ…何年生きれんのかな?」 「やっぱ竜の騎士と人間の混血児だからおれたちと同じ寿命なのかな?」 「それとももっと長生きすんのかな…」 「……なんの話をしている…!!」 「大魔王さんよ…あんたは 何年生きられるんだい。何千年か? 何万年か?」 「それとも死なねぇのか?」 「あんたも…あのヴェルザーって化け物も相当寿命が長ぇんだろうなァ…」 「それに比べたらきっと おれたち人間の一生なんて一瞬の花火みたいなもんだ」 「………………」 「……さっきロン・ベルクの話を聞いててさ…思い出しちまったよ ガキの頃の事を…5つか6つの時…だったかなぁ…」 ある夜 おれは「死」について考え出した 死んだらどうなるのか どこへ行くのか 考えれば考えるほど怖くなって… 夜中に おれは泣き出した。親父たちがびっくりして飛び起きた 「どうしても 人は死んじゃうの!? どうして ずっと生きていられないの!?」 わけがわからなくなって おれは 泣きわめき続けた …そしたら…母さんが…… 母さんが抱きしめてくれて…おれにこう言ってくれたんだ… 「人間は誰でもいつかは死ぬ…」 「………だから…」 「だから…みんな一生懸命 生きるのよ」 「………って…!!」 「あんたらみてえな雲の上の連中に比べたら おれたち人間の一生なんてどのみち一瞬だろう!!?」 「だからこそ結果が見えてたって もがきぬいてやる!!」 「一生懸命に生き抜いてやる!!!」 「残りの人生が50年だって5分だって」 「同じ事だっ!!!」 「一瞬…!! だけど…閃光のように…!!」 「まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!」 「それがおれたち人間の生き方だっ!!」 「よっく 目に刻んどけよッ!!!」 「このバッカヤローーーーッ!!!!」 最終話 「どこでもいいじゃねぇか・・生きて・・生きてさえすりゃあよ・・また会えるって!だってあいつの帰ってくるはよ・・地上(ここ)しかねぇんだからさ!!」 「そうだ あいつが戻るその日まで おれたちが世界を守っていこう いつの日かあいつを見つけても あいつが自分で帰ってきても 美しい大地や街並みや平和な人々の暮らしを見て これがおれが守った地上なんだと誇らしく胸をはれるようにしよう・・・!ふたたび勇者が帰ってくるその日のために・・!!」 ・・ここでなにしてるのよ!・・・あんた!! 何っ・・て 見りゃわかんだろ ログインして編集してるんだよ編集タイムっ・・!! なぁにツンツンしてんだよ おめえ! あ!もしかすると やっぱ “項目の追記・修正は私がしてあげなくちゃあ♡” なんて思ってくれてるわけェ? ブチッ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 直接には効果がなかった自爆、特攻って死ぬほどあるよな… -- (名無しさん) 2022-02-03 14 12 53 途中で送信しちゃった チャオズ、カシオス、16号等々 -- (名無しさん) 2022-02-03 14 15 38 だから効果抜群だった武蔵のパクリってよくわかんねえ意見だわ -- (名無しさん) 2022-02-03 14 16 59 >ぬ〜べ〜と連載被って ぬーべーなんかダイ大終わった後の方がエロすごかったよね -- (名無しさん) 2022-02-03 14 18 46 「ポップのメガンテは武蔵の自爆のパクリ」の編集した人、案の定ポップアンチだったわ。Twitterで「編集したのに消された、パクリなのに認めないのはおかしい」的な事愚痴ってた人が、度々ポップを叩いてた(ポップのいいところは難波さんぐらい、とか)。大体、自分が編集した部分がコメント欄で削除が提案されてるのに、その議論に参加せずTwitterで愚痴ってる時点で自分の意見に自信がない事を認めてるよね。そもそもゲッターもダイ大も有名作品なんだから、明確なパクリならもっと騒がれているだろうに、当人しか主張していない時点で被害妄想だと気づいてほしいわ -- (名無しさん) 2022-03-30 19 56 00 「男だったからダイに踏み込めたのは確かだが、女だったメロメロになる男性読者は今以上だったというくらいヒロインの器がある」と言われてたのは笑った。主人公の近くにいる成長株って美味しい立ち位置だもんね。 -- (名無しさん) 2022-05-11 11 34 08 ポップの情けなさやカッコつけたいけどつけられない所とか男だからこそ共感できる感じするけどなぁ、違う層の需要が見込めるかも知れないのは否定しないが。正直、ダイやらヒュンケルやらアバンやらノヴァやらが女性でも需要はありそう。 -- (名無しさん) 2022-05-14 11 28 22 竜の騎士の息子。伝説の勇者パーティの娘。とそうそうたるメンツの中で、一人だけ、田舎の武器屋の息子…こいつこそ人類種の中で生まれた突然変異の天才やな -- (名無しさん) 2022-05-26 21 13 42 -- (名無しさん) 2022-06-03 02 56 36 上のゲッターパクリ説ポップアンチの人、ダイ大アンチかと思ったら、他キャラの腐女子で思い込みが激しいヤヴァい人だった…パクリ作品だと確信してるのに自分の推しは無罪かい -- (名無しさん) 2022-06-03 03 15 42 ↑このキャラと関係ないことはここで話すことじゃない -- (名無しさん) 2022-06-03 16 31 40 アニメベスト回1位メガンテ回だった嬉しい…けど辛いんだよなあ -- (名無しさん) 2022-06-19 00 51 53 ただの弱っちい人間(ほぼ全ての魔法契約済み&使役可能 -- (名無しさん) 2022-07-14 21 14 10 もしかしてへんなベルトの効果って、ベルトに直接触れる服の耐久性を大幅に高める、というものなんじゃ…だからベルトに直接触れる旅人の服はなかなか破けなくて、服の上から着るオーバージャケットは燃えたと -- (名無しさん) 2022-07-24 14 26 33 バラン編はゲッターのパクリ野郎ってここにも湧いてたのか……引いてくれてよかったなぁ。別の辞書とか何度消されても差し戻しし続けて大変なことになってるよ -- (名無しさん) 2022-08-04 13 00 33 大魔王バーンを追い詰めた竜の騎士!伝説の勇者!!そして鍛冶屋の息子!!! -- (名無しさん) 2022-10-20 12 20 39 エピローグでメルル・マァムとともに旅をしている様子を「人間関係のメドローア」(「自分が惚れてる女」と「自分に惚れてる女」を両手に)と表現されていて、草が、は、生えますよ。 -- (名無しさん) 2022-10-30 12 19 38 ↑バランス取りに失敗すると人間関係消滅して、せいこうシちゃったらシちゃったで頑張っちゃったポップ君消滅の危機に陥りそうだ。 -- (名無しさん) 2022-10-31 00 25 44 ルーラの項のミスト戦の下り、存在しない記憶を元に書いてるとしか思えないんだが要修正よね -- (名無しさん) 2022-11-29 05 35 06 ↑ バラン編はゲッターのパクリ野郎・・・ほんまや、支部辞典のヒュンケル項が侵されとる -- (名無しさん) 2023-01-31 15 53 51 ポップの性格推移はドラクエ3の性格基準だと見事に魔法職との相性がマッチしている。さらに勇気部分で体力面もカバーしている。キレ者が大魔道士の最終形か。 -- (名無しさん) 2023-02-22 21 51 38 ブラックロッドは1日で砕けたというが天地魔闘の一角と撃ち合ったとロンベルクが聞いたら喜んでジャンクと酒宴を始めそうだ -- (名無しさん) 2023-05-02 05 37 25 やろうと思えばカイザーフェニックスも作れそう。さすがに威力は本家に劣るだろうけど -- (名無しさん) 2023-11-05 22 20 09 ↑ 肉体の耐久力・MP総量どちらもバーン様には大きく劣るので「効率が悪い」という事になる気がする。…あ、敵がそう認識をワナにして「人間がこの出力を!?」みたいな事はやらかすか? -- (名無しさん) 2024-05-04 19 23 19 ↑ -- (名無しさん) 2024-06-07 13 15 17 ポップの評価だけど、バラン戦以降は、バランの血で外付け強化されている感じだから、素のポップの実力で可能だったのだろうかって疑問はある -- (名無しさん) 2024-06-20 23 10 06 ポップの両親は駆け落ち同然で結婚してたのか…ポップが家出同然でアバンの弟子になったのは、血は争えないという事なのかな -- (名無しさん) 2024-06-23 20 49 40 事実を認めろ -- (名無しさん) 2024-07-04 06 47 14 カイザーフェニックスは単純に魔力量で発現させてる魔法だから、ポップが天才だろうがなんだろうが出来ないと個人的には思う。 -- (名無しさん) 2024-07-14 21 37 20 カイザーフェニックスはフィンガーフレアボムズみたいな劣化版ならやろうと思えばできる気がする。ただ、ポップの強みが活かされるのは相手の出方待ちじゃないし、それよりも自分が動いてパーティ全体を補佐することを重んじるだろうからできたとしてもやらないだろうなって -- (名無しさん) 2024-07-29 22 47 45 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3023.html
登録日:2011/04/29 Fri 17 41 15 更新日:2024/09/04 Wed 01 30 42NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ガンガディア キギロ ダイの大冒険 デストロール ドラクエ ドラゴンクエスト ハドラー バルトス ヒュンケル ブラス 人格者 勇者アバンと獄炎の魔王 地獄の騎士 壊滅組織項目 悪の組織 旧魔王軍 架空の組織 組織 魔王軍 アバンめ 束の間の平和をせいぜい楽しんでおけ・・ 新生魔王軍が誕生したら・・真っ先に殺してやる・・!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の過去において語られる敵集団。 ●目次 【概要】 【メンバー】魔王ハドラー 幹部『地獄の騎士』バルトス 『鬼面道士』ブラス 『亜人面樹』キギロ 『デストロール』ガンガディア その他戦力巨大マンイーター エビルマージ 悪魔の大目玉 キラーマシン グランナード 【拠点】『地底魔城』 【概要】 かつての魔王ハドラーに率いられ世界を脅かすも、かつての勇者アバンやその仲間達にハドラーが倒されたことで勢力を失った。 時折その戦いが回想などで描かれるが、そのエピソードは断片的なもの。 ちなみに旧魔王軍の侵略が開始されたのは21年前、ハドラーが倒されたのは15年前である。 地上国家は徐々に生存圏を削られながらもどうにか抵抗を続けており、特にカール王国は手強くハドラーにとっては目の上の瘤だったという。 スピンオフ漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」にて、組織の構成など詳細が語られている。 後の六大団長よりは格段に劣る戦力である(*1)ことを意識して描写されているが、地上侵略を目論むだけあって、いずれも曲者が揃っている。 またあちらと異なり、幹部同士の関係が比較的良好(*2)。 野心に燃えるハドラーは自分が最強という自負の元、勢力を拡大しつつ世界征服に向けて邁進していた。 地上には他にも地上支配を目論む魔物やその集団が存在したようだが、ハドラー魔王軍の実力と権勢に気圧されており、機を窺う者が大半だったらしい。 後の新生大魔王軍では部下になる者達とも、この時期からの知己である。 ザボエラとは互いに一目置く取引相手という間柄。 クロコダインは名誉に執着せず武者修行の旅を続けており、地上制覇に挑戦するハドラーに敬意を寄せる武芸者だった。 後のハドラーがザボエラの実力には期待と信頼を寄せしつつも人柄は信用せず、クロコダインに全幅の信頼を寄せていたのもこうした事情故であろう。 【メンバー】 魔王ハドラー 魔界の神……か…… 面白い。ならば見ていてもらおうではないか この地上を獄炎に焼き尽くす我が覇道を! 詳細は項目参照。 当時はフードを被る魔道士然とした風貌。 初戦では後のように闘気を使う場面は見られずアバン相手に肉弾戦で梃子摺ったことから、呪文による戦いに長じている印象が強かった。 だが、実際にはアバンとの邂逅時は人間を見くびり過ぎて面食らっていただけのこと。 本編における神の化身や、神を超越すると謳われる超常の存在達。撫でるような手刀で鋼鉄が粉砕するのは当たり前だったり、あまつさえ切断された腕を瞬く間に生やせる彼等と比べれば、魔王ハドラーが見劣りはしてしまうのは否めない。 だが、この当時のハドラーもこの世界において傑出した存在であるのは間違いない。 意図的にその脅威を隠す超常の存在を除けば、その覇気と魔力によって世界中の魔物に影響を与えるのは魔王ハドラーのみ。 闘気の中でも特殊とされる暗黒闘気を無意識ながらも行使することが出来る他、時間さえかければ切断された腕が生えて、深々と刻まれた傷も癒える再生力は魔族の中でも突出している。 この頃から、幹部のガンガディアと並ぶ怪力で卓越した格闘術を振るい、ただの拳の風圧で前方2メートル程の石畳が砕けてしまう。 掌に微弱な爆裂系魔法を纏わせて敵の剣戟を受け止める等、魔法も器用に駆使し、技巧も卓越している。 そして何より、慢心したままなんでも喰らうのではなく、明敏に危機を察知して的確にダメージコントロールを行う。 直感と洞察で致命傷を避けて敵の攻撃を受け流すか回避する戦闘センスと、高い治癒力で多少の傷は闘いながら再生させる体質がもたらすしぶとさが、ハドラーを難攻不落な強豪足らしめている。 「勇者アバンと獄炎の魔王」時代は大魔王バーン・竜の騎士の存在も知らないようで、後の保身や自分より強い部下に怯える中間管理職魔軍司令時代と違い、魔王として威風堂々と振る舞う。 上述の通りダイの大冒険本編に比べるとハドラー自身の実力もまた落ちるものの、自分が最強と信じつつも飽くなき上昇志向を抱き、より強くなることに余念が無い(*3)。 強い部下にしか興味はないと言い放ち、力を失った部下は容赦なく冷遇するが、これもその部下が這い上がって来ることを期待してのこと。 失態を犯せば即座に処断するような短絡さはなく、曲者揃いの部下達に対しても寛容さと器の大きさを見せていた。 皮肉なことに「成長を期待して敢えて冷遇する」という処遇受けて怯える立場に、後年になって自分が陥ることはこの時知る由もない……。 地上国家の中で最も激しく抵抗していたカール王国から希望の芽を摘むべくフローラ姫の拉致を目論み、アバンにそれを阻止されて以降、5年間遅々としながらも進行していた地上侵略が一変した。 アバンのことを有望な玩具と看做していたハドラーだったが、旅を経て力を付けたアバンへの興味を抑えきれずにつまみ食いの為に襲い掛かり、決死の粘りを見せたアバンの手で想定外の重傷を負ってしまう。 その騒動の終着時に、格下の相手に敗北しかねない体験で抱いた産まれて初めての恐怖と、尊崇しつつも実在はしないと諦観していた魔界の神が実在する事実への高揚を同時に抱え込んだ。 以降、その感情を鎮めるか、自身の鍛錬を魔界の神に見せつけるかのように、魔界の神より下賜された石像の前で鍛錬を続けた。 そうして鍛錬を続けて1月以上を経た折に、アバンが挑戦状を突き付けてきた。 気力充溢していたハドラーは当然決闘に応じたが、この決闘はアバンの仕掛けた一世一代の罠だった。 「仲間の未来を守れるならば魔王と心中しても望むところ」と告げるアバンの様子は清々しくすらあり、その態度と未知の呪法を前にしたハドラーは、未知の現象と相手を前にして恐怖と動揺に浸りながら封印されてしまった。 この封印はガンガディアによって1年後に解かれたが、想定外の副作用をハドラーにもたらした。 未知の現象と相手による恐怖と動揺。その感情に浸ったまま1年間凍結し続けたに等しいハドラーが精神に負ったダメージは深く、かつての覇気と自信はすっかり鳴りを潜めてしまった。 その最中に、これが好機と見たアバン一行が地底魔城に強襲を仕掛け、ハドラーは絶不調のまま最終決戦に臨む事態に陥ってしまった。 「たかが人間に言い知れぬ感情を植え付けられた」という現実を受容出来ないことに由来する恐怖心に翻弄されるハドラーだったが、いよいよアバンが迫る段階に至って、 「自分や手下と同じく、アバンも帰属する種族からは隔絶した突然変異の強者。ただの人間ではないから自分が梃子摺るのも当然」と理屈立てることで恐怖心を呑み込むことに成功。 ある程度精神状態を立て直したハドラーは、「自分達同様の突然変異の強者ならば、仲間に加える価値がある」として、「自分の軍門に下るなら世界の半分をやる」と勧誘した。 対するアバンは、自分のことを皆に支えられて成り立つ一介の人間だと自負するが故に、ハドラーとは価値観が相容れないことを確信。 その勧誘を拒絶し、とうとう決戦の火蓋が切って落とされた。 決戦の末アバンに敗れはしたが、死の直前に魔界の神に命を救われて生き長らえている。 それでも力を蓄える為に長年の休眠を必要とし、十数年の後に再び姿を現すまでは世界は平和が保たれた。 幹部 『地獄の騎士』バルトス 我が名は 地獄の騎士バルトス! 魔王ハドラー様の御前である地獄門の番人だ! CV 平野正人(1991年版)、渡辺いっけい(2020年版) ハドラーの禁呪法によって生まれた「地獄の騎士(*4)」で、旧魔王軍最強の騎士。 戦火の中で捨てられていた人間の赤子を拾い、魔界の伝説の剣豪の名である「ヒュンケル」と名づけ、わが子同然に数年間、地底魔城内で大切に育てていた。 アバンに敗れた際にヒュンケルのことを彼に託し地獄門を進ませたが、死の淵から蘇ったハドラーの怒りを受け裏切り者として処刑されてしまう。 しかしヒュンケルは「アバンこそ父の仇」と誤解(*5)し、これが後に新魔王軍不死騎団長ヒュンケル誕生の原因となってしまう。 「勇者アバンと獄炎の魔王」でも登場。 本作ではフード付きのマントを纏い、6本の剣を背中に背負っている。 この時は人間を育てることについてハドラーにも「酔狂をする」と笑って許されていた。 『鬼面道士』ブラス 人間の子供を育てる……か…… いやいや ワシには縁のない話よ CV 田の中勇(1991年版)、緒方賢一(2020年版) 本編開始時点で182歳。 本家ではダイの育ての親として登場し、過去に旧魔王軍に所属していたことが語られていた。 モンスターでありながら個人名があったり、強力なモンスターを封じた「魔法の筒」を魔王から受け取っていたり旧魔王軍でも比較的高い地位にあったのでは?と思われていた。 そして、アバン主役の物語となる「勇者アバンと獄炎の魔王」にて、幹部級の地位でありブラスという名前も幹部に昇進した際に授けられたものと判明。 他の幹部と比べると分見劣りする感も否めないが、破壊衝動に目覚め呑まれていた頃のブラスは、魔法に頼らない空中浮遊能力等の鬼面道士が会得する筈の無い特殊能力を複数備えた稀少な存在だった。 その逸脱した能力がハドラーの興味を引いたらしい。 『亜人面樹』キギロ 力量の低い奴をいたぶっただけでぼろ儲けだ きっと妬まれることだろうなぁ また出世してしまうから スピンオフ漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」に登場。 種族は数百年に一度、突然変異で生まれるじんめんじゅの亜種「亜人面樹」。 魔物の棲家となる「魔の森」を徐々に広げており、後に百獣魔団の拠点にもなっている。 樹木の幹に顔が貼りついたような通常の人面樹と違い、頭はハドラーに支配されていた頃のブラス同様に凶悪な顔つきの人面樹だが、その下には胴体や手足があり肩章付の軍服を身に着けた人間のような出で立ちをしている。 この体に見える部位の正体は異常発達した木の根であり、この根こそが亜人面樹の特徴でもある。 通常の人面樹と同等に備わる本来の小さな二本腕は服の中に隠している。 『デストロール』ガンガディア まあ頭脳だけ優れていても勝てんな やはり……『力』がなくては! スピンオフ漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」に登場。 当時のハドラーの側近にして旧魔王軍の参謀格。 彼もまたキギロ同様、同族の中から数百年に一度産まれる希少種「デストロール」である。 巨漢だが他のトロルと違い引き締まった体型で、常人の背丈の倍程もある杖のような柄の長い特別仕様の巨大棍棒を持ち、眼鏡をかけ知的な雰囲気を纏っている。 ハドラーから「粗暴なトロル一族の異端児」と評されている。 その他戦力 巨大マンイーター 各地に配したキギロの腹心にあたる存在にして支配の要。 地中の魔力を吸い上げさせて、そこを中心とした魔物の森を生み出す能力を持ち、通信葉を介して部下の人面樹からの情報を得られる。 この独自に構築した情報網によって、侵入者の技能や特徴を観察してから戦法を練るのが、キギロの基本的な立ち回りである。 エビルマージ ガンガディアにとって大切な憩いの場だったヨミカイン遺跡の魔導図書館にて当館の管理を任されていた、彼の腹心にあたる魔物。 エビルマージ当人は館長を自称するが、実際には番人である。 魔王軍幹部の副官という地位は伊達ではなく非常に多芸で戦闘慣れしている。 メラゾーマをはじめゲームでは覚えていない多種多様な魔法も扱えるどころか、10発程のイオを宙空に発生させて降り注がせる魔界の神の真似事も披露し、アバンの剣戟も物理バリアを展開して咄嗟に防いでのける。 とある呪文を求めてヨミカイン魔導図書館を訪問したアバン一行を阻むべく交戦。 ガンガディアに任された蔵書を傷つけないように強力な呪文は使えない縛りプレイを強いられていることを看破したアバンに苦戦を強いられた。 どうにか手下と連携して彼を追い詰めたものの、ロカとレイラの援護によって傷を負い、暴発した魔法によって自ら蔵書を傷つけてしまった。 自尊心を傷つけれた怒りとガンガディアの制裁も恐れから、火炎の息で増幅した巨大メラゾーマで諸共に消滅させようとするが、剣士として覚醒し始めたロカの必殺技・豪破一刀によってメラゾーマごと両断されて散った。 悪魔の大目玉 後述のザボエラからハドラーが購入した魔物。 普段監視カメラよろしく常用する悪魔の目玉に、魔界の魔物として知られる大目玉を合成した超魔生物の試作品。 悪魔の目玉特有の催眠効果のある甘い香りや大目玉の格闘能力が合わさっただけでなく、全能力が大幅に強化されている。 触手を対象の頭部に当てて脳に干渉することで、記憶の読み取りや幻覚を見せて情報を引き出すことも可能。悪魔の目玉特有の広角カメラのような視野も活用し、極めて高い諜報能力を発揮する。 購入したハドラーは、修行の為に世界各地を転々と移動するアバンの所在を掴む為に利用。数日で容易くアバンの所在を掴んでハドラーに報告した後に、サババの港町にしてアバン一行と交戦。 尾行に気付いたレイラを誘い込んで捕縛しあと一歩のところまで追い詰めるも、アバンが駆け付けてレイラの無力化には失敗。 そのまま二人同時に相手取って互角の格闘戦を演じるも、アバンとレイラの巧みな連携によって撃破された。 キラーマシン 勇者抹殺の目的で開発されたとされる、ドラクエシリーズお馴染みの遠隔型の無人殺戮兵器。 基本デザインはシリーズ従来通りだが、本作においては人の4倍はある巨体であり、装備も相応に長大。 モノアイが受信機になっており、そこで魔王ハドラーの邪悪な魔力を受信することで活動する。 静養の為にパプニカ王国に滞在していたレイラとロカを狙って、ようやく完成した1機をガンガディアが派遣した。 キラーマシンの運搬は最早二階建て家屋を移設するに等しい大仕事の筈だが、パプニカ王都の中心にキラーマシンが 襲来した際には、4本足を収納したボール状に形態で空から飛来した。 どうやらキラーマシンを地底魔城から射出する、投石器さながらの設備も開発したらしい。 その性能は「この1機だけでパプニカ王国を攻略せしめる」とガンガディアが太鼓判を押すほど。 まず何より厄介なのが装甲の魔法耐性。 パプニカの賢者達による中級魔法くらいでは、雨霰と撃ち込んでものけぞるだけで傷一つつかない。 そればかりか物理への耐久力もあり、ロカが繰り出す剣戟さえも闘気剣以外は弾き返してしまう。 そして、侵略兵器なので当然ながら攻撃面でも秀でている。 ロカに勝るとも劣らぬ馬力でもって、巨大剣を振るい石畳を踏み砕き、クロスボウからは人より大きな矢を放つ。 頭部モノアイにはレーザー砲まで搭載しており、石造家屋二軒分をレーザーで軽々焼き切る。 最終的には、パプニカ賢者達による魔法の弾幕によって生じた隙をロカとアバンが見逃さず、 二人の繰り出した豪破一刀が頭部を切断。受信器を失ったキラーマシンは沈黙した。 防衛手段を魔法に頼るパプニカ王国にとってこのキラーマシンが今後絶大な脅威になる。 そう確信したパプニカ王は即刻行動に移り、キラーマシンを鹵獲して側近のテムジン大臣を中心とする解析チームを発足した。 当然ながらこの脅威の兵器の弱点を解明することが使命である。 だが、テムジンは魔王の魔力を受信する代りに人の魔法力で稼働させる改造を施した上で悪用することを思いつく。 それが結実してひと騒動起こすのは16年後のことになる。 パプニカ王都襲撃の時は、レイラの妊娠を契機に即刻魔王を封印して無力化するとアバンが決断して、その計画実行の目途が立った直後のこと。 それからほどなくしてアバンはウロド平原にてハドラーとの決戦に臨み、決闘の末にハドラーは封印されてさながら氷像のようになってしまったばかりか、勇者一行によって拉致された。 結果、魔王軍は一年間以上に渡ってハドラーの捜索や封印の解呪方法の研究に忙殺される羽目になった。 仮にこの封印騒動が無かった場合、キラーマシンの大量生産と全世界への大量展開はつつがなく進行したことは疑いの余地が無く、人類の生存圏は一気に削り取られて窮地に陥ったことだろう。 グランナード 地底魔城を形成する花崗岩から禁呪法によって生み出された禁呪生命体。 アバンとの最終決戦の際にハドラーの手により急遽生み出された。 後に生み出されるフレイザードのプロトタイプとも言える存在であり、追い詰められたハドラーの精神状態が反映されている影響か、人間という種族に対して強い敵意と嫌悪感を持っている。 地底魔城を形成する花崗岩から生み出された為、地底魔城を構成する岩と同化し自在に操る事が可能。 生まれて間もない故に戦闘経験はゼロで技術的にも粗削りだが、鋭利な花崗岩の肉体は堅牢で、繰り出す徒手空拳は並の鎧くらいは易々と砕く。 岩を取り込んで肉体を強化するのみならず、岩の中を移動し潜んだり、岩の壁を生やして敵の攻撃を防いだり、戦法も多彩。 地の利の有る地底魔城で門番として戦う限りにおいては、キギロやガンガディアといった幹部たちにも匹敵する実力者である。 【拠点】 『地底魔城』 旧魔王軍の本拠地は地下へと広がる迷宮、地底魔城である。 本編の登場人物の一人であるレオナ姫の母国・パプニカ王国の付近にあるヴィオホルン火山の中に建造されている。 ハドラーが倒されてから15年後には、ヒュンケル率いる不死騎団のアジトになっていた。 なお、本編においては「死火山」と表現されるが、2023年時点ではこの表現が見直されているのを受けてか単に活動停止の火山としている。 地底魔城がこの地にあるのは本編においては周知の事実同然だったが、その16年前時点では死火山に近付く人間が少なかったからか、地上国家は魔王軍の本拠地を突き止めるのに苦労していた。 堂々と屹立する火山なので場所が分かってしまえばすぐにでも向かえそうだが、外観よりも攻略は難しい。 火口周辺には魔法力を持つ人間を阻む結界が設置されており、ルーラは使えずトベルーラを使うと不発に終わるか弾かれるので、魔法を使わず徒歩で一旦結界の内側に入ってから、維持装置を壊す必要がある。 術者の力量で結界を強引に突破可能かは不明だが、大魔導士マトリフでも強行突破は不可能なので、人間の魔法使いには実質不可能と断じるのが妥当であろう強固さ。 加えて、並の鉄の武器は弾く魔のサソリは山肌から地中を掘って現れ、山頂からはドラゴンフライが飛来し魔物の群が駆け下りて来る。 駄目押しとして、元々活火山だったために登山道が整備されていないので、登山が可能なルートは溶岩が流れ落ちた軌跡が形成した一本道に限られる。 こうした行軍が困難な地形と手数を活かした警戒態勢故に、地底魔城を攻略しようにもおのずと少数精鋭での行軍になってしまう。 そして、山頂に到着して結界を無力化しても、地底魔城の本番はそこから。 本編においてはダイとポップは後述の地底魔城深層までスムーズに踏破出来たが、これは彼らの兄弟子にして魔王軍軍団長のヒュンケルが、因縁の弟弟子と決着をつける為に部下達に敢えて誘導するよう命じたからである。 ヴィオホルン火山の頂上から内壁に沿って続く螺旋階段を降りて、迷路構造の地底魔城に入る。 城内は幹部の居室や一部廊下を除くと、如何にも火山を掘って造ったという風な通路が多く、魔物が4、5体並べば通路が塞がってしまう狭さ。螺旋階段も然りである。 地底魔城を攻略せんとする侵入者が現れても、通路一杯に敷き詰められた雑魚魔物の群を延々と相手にし続けながら延々と迷路を生き続ける必要がある。 本来、地底魔城を攻略するのは容易くはない。 火山の中腹の外縁部には、屋外に突き出した闘技場が設置されており、地底魔城をある程度深く降りるとそこに行き着く。 元々は魔王軍の兵士同士が腕を競い合う練兵所だったようだが、ハドラーは闘技場で魔物と捕らえた人間を戦わせる悪趣味な遊びもしていたらしい。 本編においてはヒュンケルが思う存分決着をつけるべくここを決戦の地としたが、この闘技場から更に下に降りると、かつて魔王ハドラーの玉座だった場所へと辿り着く。 追記・修正は希少種を集めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 禁呪法で生み出した魔法生物が作った者の精神の影響受けるなら…ハドラーにもバルトスみたいな優しい心があったのだろうか? -- 名無しさん (2014-07-28 02 12 28) 作中に出てくるのがただのいい人なバルトスとブラス爺ちゃんだから、あまり魔王軍って感じがしないんだよなぁw -- 名無しさん (2014-12-20 22 04 25) ↑確かにwwwwww -- 名無しさん (2015-01-12 14 58 17) バルトスに手作りペンダントかけてあげるヒュンケルの周りで、他の魔物達もほっこり笑顔だったっけ -- 名無しさん (2017-04-17 02 19 53) バルトスの人格ってハドラー不在で温厚になった他の魔物に近いんだよね。あの人格者ぶりは不自然でもあるし、もしかして魔王による凶悪化が例外的に効いてないんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2019-12-16 18 26 58) 幹部が種族中級(地獄の騎士)、中盤の敵(鬼面道士)。やはり旧魔王軍は小粒ではある。 -- 名無しさん (2019-12-18 18 56 28) ↑2下手したら魔物凶暴化ってハドラー関係無しにバーンの瘴気に当てられたからなんじゃあ… -- 名無しさん (2019-12-18 21 49 01) まあ、バルトスに関しては本来なら殺されていたはずの状況まで戦い抜いたとはいえまだ命があるうちにアバンに道を譲ったのは事実なので、門番の役目を放棄した裏切り行為とみなされても仕方ない面もあるかも -- (2019-12-18 22 00 06) フレイザートも凶暴で残忍ではあるがゲスではないし、何気にハドラーが作る魔物ってまともな奴ばっかだよね。 -- 名無しさん (2019-12-18 22 21 33) ↑フレイザードはゲスではない……か?ミストバーンから鎧もらっておいて後で寝首掻こうとか恩知らずなこと考えたりしてたが……。 -- 名無しさん (2019-12-18 23 21 39) バルトスと一緒にいたオークキングとサイクロプスも気のいい奴らなんだろうな。ヒュンケルを笑顔で見守ってたし。 -- 名無しさん (2020-08-08 12 57 16) 別に本人もハドラー恨んでねえしなぁ。 -- 名無しさん (2020-10-06 10 47 57) バラン「ハドラー? あんな小物放っておくわ」 -- 名無しさん (2020-10-06 12 23 45) ↑バーンと同格のヴェルザーと比べるのはさすがにハドラーがかわいそうだろ -- 名無しさん (2020-10-06 13 41 47) 旧魔王軍はバルトス、ブラス、キラーマシーンの三強体制じゃなかったかな。作者が言及してたはず。 -- 名無しさん (2020-10-06 21 29 14) キラーマシーン幹部だったのか というかあれハドラーが作ったのだとすると意外とメカニックに長けてたんだね -- 名無しさん (2020-10-06 23 31 40) 全盛期バルトスのルックス公開されたがこれは魔王軍最強の男ですわ…じいちゃんもダークだ -- 名無しさん (2020-10-22 16 07 29) ↑あれ、でもなんか一人足りない…… キラーマシーン「ミンナ…ハドラーサマヲ…タノム…!!」 -- 名無しさん (2020-10-22 20 03 12) いくら自軍の最強戦士の頼みとはいえ人間の子供を育てるなんて事を許してる時点で当時からハドラーは魔王にしては寛容だったと思う バルトスを処刑した時もヒュンケルの方は見逃してるし -- 名無しさん (2020-10-22 20 14 00) もしかしたら、ブラスじいちゃんがダイを育てたのってバルトス・ヒュンケル親子に何かしら憧れるところがあったとか、魔王軍壊滅時にヒュンケルも一緒にデルムリン島に連れ出してあげたかったけどできなくて後悔していたとかあったのかもなぁ… -- 名無しさん (2020-10-23 02 09 28) グリニデみたいなインテリデストロールさんと性格悪そうな亜人樹がどんなキャラか気になる -- 名無しさん (2020-10-26 12 30 13) ↑2そういえば本編では会う機会が無かったけど、ヒュンケルとブラスじいちゃんって、互いに顔見知りの可能性があるんだよな -- 名無しさん (2020-11-03 01 58 52) ↑4 バランに「放置しても構わない小物」みたいに思われていたのもその魔王にしては寛容さのせいだったのかも 実力の差も当然あるがヴェルザーの方が支配下にも情け容赦ない危険人物だから始末を優先されたとか -- 名無しさん (2020-11-22 10 07 48) ヴェルザーは地上侵略を咎められただけで、人間くさい奴らしいからそこまででもないんじゃないの。魔界編の予定でも魔界の有力者の最後の一角が問題になって新生竜騎衆が必要になったらしいし、誰かが魔界を治める必要があることを思うと竜王のひ孫ポジションぐらいになりそうな気がする。 -- 名無しさん (2020-11-22 11 57 01) ガンガディア辺りがキラーマシーンの開発してザボエラみたいなポジションになるのかな -- 名無しさん (2020-11-22 12 00 33) 「勇者アバンと獄炎の魔王」の展開次第だが、結束が固い分バーンの魔王軍と総合的な厄介さは大差ないみたいなイメージがある -- 名無しさん (2020-11-22 12 04 06) ブラスがアバンと出会わなかった流れがちゃんと出来てたな。んで本編でハドラーがブラスの事をスルーしたのは単に忘れていた可能性がある。描写からブラスが新入り幹部で直後にデルムリン島に行ってるし、その後全然会わずに居たら色々あったハドラーからしたら忘れててもしょうがないわな。 -- 名無しさん (2020-11-26 09 15 44) ↑そんなどっかの社長みたいなハドラーやだよw -- 名無しさん (2020-11-26 09 23 00) 慧眼を持ったトロル族ヒーローズ2に居たっけな。 -- 名無しさん (2020-12-04 15 43 06) よく考えたらバルトスってヒュンケルの両親殺して戦災孤児にした張本人なんだよね。普通なら恨まれてもおかしくないのに実の親以上に慕われるのはすごいよな -- 名無しさん (2020-12-11 22 32 36) ↑手には掛けてないぞ。滅ぼした街を探索してたら捨てられてたヒュンケル拾ったんだから、場合によったらまだ生きてる可能性も。 -- 名無しさん (2021-01-07 18 43 23) ↑2020年版では明言されずに「哀れな…」とだけで描写されたから、どうとも受け取れる描写になってたね。 -- 名無しさん (2021-01-14 12 34 16) まぁもし捨てられてなかったような描写をいれるとしたら親らしき人間の死体も写っていてもおかしくなかったからね -- 名無しさん (2021-05-17 10 49 11) ↑5ジャック将軍ですね -- 名無しさん (2021-12-31 09 41 55) ハドラー、ヒュンケルと戦ったときに「親子そろってこの俺に盾つきおって!」と言ってたが、バルトスに裏切られたことはかなりショックで引きずってたのではないだろうか。 -- 名無しさん (2022-02-27 00 07 06) 四天王といってもブラスとバルトスは設定上あまり出番を作れないから、キギロとガンガディアが主な敵役となるね -- 名無しさん (2022-05-29 23 43 07) ↑2そりゃあ・・・自分の部屋に通じる門を任せていた一番信用している部下だったからね。怒りを通り越して悲しみを知るレベル -- 名無しさん (2022-05-30 01 53 41) この魔王軍何か皆互いに認め合っててめっちゃ仲いい感じがするわw -- 名無しさん (2022-06-01 10 43 19) 認め合ってるし仲違いはない上にハドラーへの忠誠心もしっかりある故に、バルトス裏切りでのハドラーの対応は本人(恨みなどは一切元々見せてない)含めてせやなっていいそう -- 名無しさん (2022-06-01 11 46 22) 「これだから頭のいい奴は面倒なんだよ」アンタが言うな、アンタだけは言うんじゃない…とツッコミたくなるがガンガディアやべぇ -- 名無しさん (2022-06-02 03 22 19) この何処となく和気藹々とした魔王軍の後だと、ギスギスした六軍団+何を考えてるのか分からない上司の中間管理職やらされたらそりゃ余裕なくすよなと何か納得行った -- 名無しさん (2022-12-01 19 52 01) ブラスは早々に出張、キギロは前半戦で殉職、バルトスはアバンの一件で最終評価がどん底なのは分かるけど、ガンガディアに関しては本当に「良い部下」だと思う。でもハドラー的には親衛騎団をもって「最後にようやく部下に恵まれた」との評価なんだよな…作品跨いでるから仕方ない部分はあるけども -- 名無しさん (2023-04-17 20 24 14) 上も下もギスギスしてる奴らばかりで、自分もいつ切り捨てられてもおかしくない立場。そんな中でようやく裏表のない親衛騎団が出来たら「良い部下に恵まれた」と漏らしたくなるのも無理はない -- 名無しさん (2023-04-17 21 08 55) 幸か不幸か、ハドラーにはバーン様のような「自分一人でなんでもできる絶大な魔力」が無かったのが人格を分けたな -- 名無しさん (2023-04-17 22 04 55) マトリフはガンガディアの実力を認めてるからこそのメドローア -- 名無しさん (2023-05-30 00 35 46) ↑ミス。メドローアは「センスのないヤツには出来ねえ」ってポップに言ったんだろうな。ガンガディアが訓練してもモノに出来なかったから実力だけでは出来ないと思うようになったんだろうね -- 名無しさん (2023-05-30 00 38 08) ガンガディアさん好きすぎる。思わず「さん」をつけずにいられないくらい。 -- 名無しさん (2023-06-21 20 57 24) 本気で殺し合った決着後に爽やかに認め合うのが三条キャラ120%すぎたねガンガディア そして怨念の化身と成り果てるあいつ… -- 名無しさん (2023-06-22 13 46 33) ガンガディアの経験を得て「いいからルーラで機動力確保しろ、足の速さは戦いの強さだ」「魔法使いは勝つためにあらゆる手段を考えろ、そういうやつは本当に強い」とか言いたくなるね -- 名無しさん (2023-07-15 19 30 57) ガンガディアがダイ大本編で語られてないのが不思議なくらい良いキャラしてる -- 名無しさん (2023-07-15 21 35 08) とりあえずガンガディアだけでも分割で個別項目にしても良さそうかも? -- 名無しさん (2023-07-17 08 50 58) ガンがディアが良いキャラすぎた -- 名無しさん (2023-07-19 01 26 15) ハドラー「お前は俺のために死ねるか…?」バルトス「もちろんでございます!(即答)」ハドラー「信じるぞ、お前の忠誠心…」おまっ……バルトスおまっ…… -- 名無しさん (2023-07-23 03 21 14) 単行本派だからようやくマトリフVSガンガディアまで追いついたんだけど、互いの実力を認め合ったライバル同士の死闘って本当に良いな…。今際に自分の切り札を託す(そしてオレには扱えないと遠慮される)展開も相まって原作のポップVSシグマの系譜を感じるのもまたスピンオフとして見事な作劇で良い。大魔導士師弟揃って最高のバトルしやがって… -- 名無しさん (2023-08-06 06 26 39) 「ロクデナシ→世捨て人のマトリフがなんでポップをあれほど的確に指導できたのか?」 -- 名無しさん (2023-08-06 19 15 35) ↑失礼、途中送信されてしまった。答えは「過去にとびっきりの弟子を得た(そして無念な別れ方をした)経験があったから」。なんだそれは! -- 名無しさん (2023-08-06 19 16 46) ↑3 ハドラーからすれば「お前約束したのに裏切りやがって!」になるし、バルトスからすれば「決戦前に再確認されるってひょっとして信用されてなかった?」で不信感覚えるし、悲しいスレ違いが起き始めてたんかな… -- 名無しさん (2023-08-28 23 56 32) これはバルトスが忠誠を保ち切れなかったのも頷ける -- 名無しさん (2023-09-21 21 08 53) あるキャラを登場させるだけでファンサービスとかハドラーとバルトスのすれ違いを示唆しつつ、ハドラーの精神状態が悪くなってるってのをわかりやすく示てる。やっぱり三条さんはこういうの上手。 -- 名無しさん (2023-09-22 10 30 35) 裏切ったバルトスも問題あると思うけど結局のところハドラーはいくら強くても精神が未熟だったんだと思うわ。凍れる時間の秘法でアバンにビビってからダイの大冒険の初期の小心者だった部分が垣間見えてるしガンガディアやバルトスもはっきりと違和感を覚えてる。超魔生物ハドラーのメンタルならバルトスも絶対に裏切らなかったと思う -- 名無しさん (2023-09-30 16 53 24) バルトスさんの翻心について滅茶苦茶的確な処理がなされてて三条脚本の真骨頂を食らってる。 -- 名無しさん (2023-10-05 05 41 09) 最終決戦なのに現れないブラス爺ちゃん…ダイ大との整合性をとるためだがデルムリン島で会ってもハドラーから何の反応もなかったあたりマジで忘れ去られてるのか… -- 名無しさん (2023-10-07 08 28 45) ↑戦力としては期待されていなかったんじゃないかな。 -- 名無しさん (2023-10-07 08 43 30) 処刑の際の「何故…!?」はバルトス的に新魔王軍でも働く気だっのかも。それはそれで勇者に門を通しても死罪にはならないと高を括ってたみたいになるが… -- 名無しさん (2023-10-11 18 51 26) ↑3あの場に居た鬼面道士がブラスと認識していなかったのかも。ブラスはキギロやガルガンティアみたく希少種じゃないし、ぶっちゃけ人相が変わりすぎててブラスと認識できなかったとか -- 名無しさん (2023-10-11 19 36 22) 禁呪法にどのくらい魔力を消費するか分からないけど実はグランナードを生み出したせいで最終決戦時のハドラーは戦う前の時点で魔力をかなり消費していたのかも -- 名無しさん (2023-10-31 17 23 59) 「信じるに値しない者のために仲間は身を投げ出したりしない」というバルトスの台詞が如実に心境を物語っている -- 名無しさん (2023-11-23 17 07 05) ↑ その上で骨のあるファイターであろうとする精神は、ある意味でハドラーの底意地が残った結果と考えると何ともやるせない -- 名無しさん (2023-11-23 17 23 11) なぜ…!?はバルトス内のハドラー像はまだ「酔狂をする」のままだったのかな… -- 名無しさん (2023-12-31 11 21 32) まあ、全盛期のハドラーなら「おまえが許したんならしょうがないよなぁ」って笑って許しそうだし「そういうこというほど弱ってたんですね…」ってなるのもわかる -- 名無しさん (2023-12-31 14 08 44) あと個別項目作るならバルトス・ブラス・グランナードあたりだろうか。 -- 名無しさん (2024-01-12 00 24 32) やはりバルトスは消える事は覚悟していたのね -- 名無しさん (2024-01-20 17 43 45) アバンとの対決に悔いはないに感動しつつも馬鹿―!魂の貝殻の位置ー!!ってなるなった -- 名無しさん (2024-01-20 17 50 58) 困った……覇気に溢れてた魔王知ってれば知ってるほど今のハドラーに「こりゃ駄目だわ…」ってなるわ。 -- 名無しさん (2024-01-20 18 48 42) バルトスにしてみればハドラーが勝っても自分は許してもらえないことを考えないといけないぐらいだな。 -- 名無しさん (2024-02-12 16 43 40) 名前 コメント